グレンデル

大罪の暴龍(クライム・フォース・ドラゴン)


デンマークの伝承に登場する、黒い鱗に銀色の双眸を持つ巨人型の邪龍

頭のネジが外れているため「戦うこと」と「殺すこと」にしか興味がなく、「自分が死ぬこと」すら嬉々として楽しむ。
かつて暴虐の果てに初代ベオウルフに滅ぼされたが、「幽世の聖杯」の力によって現世に蘇った。
特徴を象徴する色は深緑。

高い攻撃力と防御力を誇り、特に鱗はドラゴンの中でも最硬クラス
復活前から龍王クラスの実力者だったが、聖杯の力でさらにパワーアップしており、各種魔法への耐性のみならず「龍殺し」への耐性も非常に高くなっている。
特殊な能力は持たないが、強力な火炎と巨体に似合わぬ素早い動きを生かした肉弾戦を得意とする。
頭部半分を残してほぼ全身が消滅しても生存する驚異的なしぶとさや、その状態でも戦闘を続行しようとする異常なまでの戦意を持つ。

初登場時は「ニルレム」による駒王学園襲撃に協力し、「真紅の赫龍帝」のイッセーと1対1の肉弾戦を繰り広げ、自分で課したルールを勝手に破ってその場にいた全員に戦いを挑むが制限時間が来たため撤退、そのままヴァーリチームとの交戦権をかけて味方であるはずのアジ・ダハーカと戦う。

2度目はツェペシュ城でオカルト研究部と戦い、リアスの新技「消滅の魔星」を受けて肉体の大半を失ってなお戦意を見せたが、クロウ・クルワッハに言い含められ退散する。

3度目のアウロスでは学院への襲撃を担当しヴリトラの不在で力を発揮できないを痛めつけ、助けに入った生徒の親たちを蹴散らしていたが、駆けつけたサイラオーグに妨害される。
禁手化したサイラオーグや真『女王』化したイッセーと戦い、ヴァルブルガの奇襲で重傷を負ったサイラオーグを嬲るが瀕死でも戦意の衰えない彼に恐怖を抱く。
逃亡を図るも2人の猛攻で逃げる隙すら与えられず致命傷を負い、小猫によって「赤龍帝の宝玉」に魂を封印される。

後に量産型グレンデルが生み出される。
通常の量産型邪龍に比べれば数段強力だが、意思を持たずオリジナルよりは遥かに弱い。

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最終更新:2023年01月07日 17:21