ワンワールドアライアンス

ワンワールドアライアンス(OneWorld・Alliance)は、日本で最も潤沢な資金力を持つとされる投資組合(投資ファンド)。

概要

1973年、個人投資家の堺雅之によって設立された。昭栄のヒットメーカーと呼ばれた俳優の森智紀フライヤーズのホームランバッターとして国民的人気を誇った梶井毅らを広告塔に起用したCM戦略で、株式投資に縁遠かった一般大衆向け投資商品の販売がヒット。1979年、「ホンナム自動車TOB未遂事件」で、愛知自動車の依頼を受けて愛知自工のホワイトナイトとして日本自動車産業への外資進出を防いだことで、国内から社会的信頼を勝ち取る。
1994年創業の同系会社ワンワールドから資金的バックアップを受け、国内外に優良な顧客を誇る。

投資案件

日本テレコムサービス
上海製剤流通公司
カルチュアストリカル証券
マネストック証券
カーネギー証券
ラビーナ
ホテルプラザネット
ワシントン発の国際的ホテルグループ「プラザホテル」の情報産業を担当する子会社。この会社の持つ優良な国際的不動産情報に価値を見出し、クラウンホテルなどを傘下に持つ、林財閥からの資金供与を受けて2009年7月にTOB事案として発表。
日本スカイウェイズ
2012年3月18日、航空連合サウスワールドからの依頼を受けたとして、日本内航が保有する日本スカイウェイズの株式50%について購入交渉に入ったことが報じられた。結果的に、5月20日を最終決定日として50%の取得を正式に発表。日本スカイウェイズは、最終的に事業承継会社となり、航空路線を東洋エアラインズサクラオリエントにそれぞれ売却。わずかに残っていた航空機レンタル事業をワンワールドの子会社に迎えて事業精算を終わらせ、2025年から倒産準備に入った。

関連人物

堺雅之__投資組合設立者
戸畑四郎_代表権者
尾形司__代表権者
最終更新:2025年09月10日 00:16