ひょんなことから女の子
クイニーアマン1
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14 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU [クイニーアマン] 投稿日: 2006/10/09(月) 09:49:14.20 ID:Pf3mA3YhO
「あのさ、兄貴。……僕ってやっぱり女らしくなったほうが良いのかな?」
「え?」
「女の子になっちゃったんだし、女の子したほうが良いよね」
「さあ? 別にいいんじゃないか? 元々男らしかったわけでもないんだし」
「まあ確かにね。じゃあ別にいいか」
なんだったんだ? いきなり変なこと言い出したかと思ったらあっさり撤回して。
「兄貴、先にお風呂入って良い?」
「ん。ああ、別に良いぞ」
「じゃ、お先に」
そう言うと和正は、バスタオルを持って風呂場に行った。
さて、あの女の子が弟の和正なのは今更疑いようもない。しかし、今の和正が和正だと
言って、一体誰が信じるだろう? ま、誰も信じないだろうな。じゃあ和正の戸籍はどう
なるんだ? 今ある和正の戸籍は男。でも実際問題、今の和正は女だ。この場合、戸籍は
和正の味方にはならないだろう。和正に戸籍がないとして、日本に戸籍がない人はいるん
だろうか? 例えば人知れず産まれた子供。そのまま孤児院にでも入れられたら、戸籍は
どうなるんだろう? 孤児院で作られるのか? もし、今まで孤児をやっていたというこ
とにして、今の和正の戸籍をこれから作り出すことが可能だというなら…………どうにか
なるんじゃないか? 今は海外にいるが、親に相談して養子にしてもらえば性別以外は今
まで通りのハズだ。もし、もしも、親が和正を認めないで断るのなら、最悪、俺の養子に
するって手もあるハズだ。…………養子縁組って二十歳で平気なのか? ま、まあとりあ
えずは明日からのことだ。和正は学校に行かない……いや、行けないだろう。すると家に
いることになるな。実生活の中で戸籍が必要になるようなことはそうそうないし、問題な
いだろう。しかし、戸籍がないというのは大問題だ。まず、学校には行けない。次に就職
できない。最後にアルバイトも難しい。アルバイト程度ならなんとかなりそうな気もする
が、学歴を確認でもされたらお終いだ。和正という男の子なら卒業していても、女の子は
通ってすらいないんだから。ま、それはそれだ。生きる上で大した問題がないならそれで
いいさ。最悪、俺が一生養うことになるが、まあ弟のためだ、ガンバってやるさ。
「あのさ、兄貴。……僕ってやっぱり女らしくなったほうが良いのかな?」
「え?」
「女の子になっちゃったんだし、女の子したほうが良いよね」
「さあ? 別にいいんじゃないか? 元々男らしかったわけでもないんだし」
「まあ確かにね。じゃあ別にいいか」
なんだったんだ? いきなり変なこと言い出したかと思ったらあっさり撤回して。
「兄貴、先にお風呂入って良い?」
「ん。ああ、別に良いぞ」
「じゃ、お先に」
そう言うと和正は、バスタオルを持って風呂場に行った。
さて、あの女の子が弟の和正なのは今更疑いようもない。しかし、今の和正が和正だと
言って、一体誰が信じるだろう? ま、誰も信じないだろうな。じゃあ和正の戸籍はどう
なるんだ? 今ある和正の戸籍は男。でも実際問題、今の和正は女だ。この場合、戸籍は
和正の味方にはならないだろう。和正に戸籍がないとして、日本に戸籍がない人はいるん
だろうか? 例えば人知れず産まれた子供。そのまま孤児院にでも入れられたら、戸籍は
どうなるんだろう? 孤児院で作られるのか? もし、今まで孤児をやっていたというこ
とにして、今の和正の戸籍をこれから作り出すことが可能だというなら…………どうにか
なるんじゃないか? 今は海外にいるが、親に相談して養子にしてもらえば性別以外は今
まで通りのハズだ。もし、もしも、親が和正を認めないで断るのなら、最悪、俺の養子に
するって手もあるハズだ。…………養子縁組って二十歳で平気なのか? ま、まあとりあ
えずは明日からのことだ。和正は学校に行かない……いや、行けないだろう。すると家に
いることになるな。実生活の中で戸籍が必要になるようなことはそうそうないし、問題な
いだろう。しかし、戸籍がないというのは大問題だ。まず、学校には行けない。次に就職
できない。最後にアルバイトも難しい。アルバイト程度ならなんとかなりそうな気もする
が、学歴を確認でもされたらお終いだ。和正という男の子なら卒業していても、女の子は
通ってすらいないんだから。ま、それはそれだ。生きる上で大した問題がないならそれで
いいさ。最悪、俺が一生養うことになるが、まあ弟のためだ、ガンバってやるさ。
16 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU [下ネタ注意] 投稿日: 2006/10/09(月) 09:54:44.97 ID:Pf3mA3YhO
そんなことを考えていると、いつの間にか結構な時間が過ぎていたらしい。
「あれ? テレビもつけないでどうしたの兄貴?」
和正が風呂から出てきたようだ。麦茶でも入れてやろうと立ち上がる。
「ん、いや、ちょっとな…………っ!!?」
「兄貴? ……ちょ、鼻血出てきてるけど大丈夫?」
「お、お前のせいだ……」
和正は風呂上がりだった。バスタオル一枚は少ないが、それならまだマシだったろう。
問題は和正が頭を拭いていたということだ。つまり、身体を隠す物が何もない。当然、適
度に成長した胸が視界に飛び込んでくる。しかもあろうことか、下の茂みまで丸見えだ。
大学生の男が反応しないわけないだろう。
「あ、悪い悪い。ほら、ティッシュ」
そう言って和正が俺の鼻血を拭く。すると、当然和正は俺に密着するわけで…………
「あのさ、確かに目の前に裸の女がいたら興奮するかもしれないけどさ……」
「……けど、なんだ? 弟相手に興奮してて情けないか? 格好悪いか?」
「いや、興奮すると勃起するでしょ? で、兄貴ジャージじゃん? 当たってんだけど」
エターナルフォースブリザード。
「流石にこうなると恥ずかしいかな」
和正が俺から離れ、身体をタオルで隠した。
「じゃあ今日はなんか疲れたしもう寝るよ」
「……お、おう」
情けないな、俺。
「オカズにされるのは我慢するから襲わないでよ」
再びエターナルフォースブリザード。
「じゃ、おやすみ。ベッド揺らしたりしてうるさくしないでよ」
…………やっぱり樹海にでも行こうかな。
そんなことを考えていると、いつの間にか結構な時間が過ぎていたらしい。
「あれ? テレビもつけないでどうしたの兄貴?」
和正が風呂から出てきたようだ。麦茶でも入れてやろうと立ち上がる。
「ん、いや、ちょっとな…………っ!!?」
「兄貴? ……ちょ、鼻血出てきてるけど大丈夫?」
「お、お前のせいだ……」
和正は風呂上がりだった。バスタオル一枚は少ないが、それならまだマシだったろう。
問題は和正が頭を拭いていたということだ。つまり、身体を隠す物が何もない。当然、適
度に成長した胸が視界に飛び込んでくる。しかもあろうことか、下の茂みまで丸見えだ。
大学生の男が反応しないわけないだろう。
「あ、悪い悪い。ほら、ティッシュ」
そう言って和正が俺の鼻血を拭く。すると、当然和正は俺に密着するわけで…………
「あのさ、確かに目の前に裸の女がいたら興奮するかもしれないけどさ……」
「……けど、なんだ? 弟相手に興奮してて情けないか? 格好悪いか?」
「いや、興奮すると勃起するでしょ? で、兄貴ジャージじゃん? 当たってんだけど」
エターナルフォースブリザード。
「流石にこうなると恥ずかしいかな」
和正が俺から離れ、身体をタオルで隠した。
「じゃあ今日はなんか疲れたしもう寝るよ」
「……お、おう」
情けないな、俺。
「オカズにされるのは我慢するから襲わないでよ」
再びエターナルフォースブリザード。
「じゃ、おやすみ。ベッド揺らしたりしてうるさくしないでよ」
…………やっぱり樹海にでも行こうかな。