ひょんなことから女の子
クイニーアマン4
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
-
view
172 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU [クイニーアマン] 投稿日: 2006/10/15(日) 17:56:58.41 ID:JtT6OUYJO
ドアをノックする。
「和正、瑞恵のやつ、帰ったぞ」
声を掛けるが、返事どころか物音もない。ホントに中にいるのか不安になる。
「さっきのお前さ、かなりエロかったぞ」
…………わずかだが物音がした。動揺作戦は成功らしい。しかし、この作戦を行うと、
余計に出てこなくなるので危険だ。
「いや、悪い。半分ぐらい冗談だ」
「…………全否定してくれよ」
お、反応があった。っていうかツッコまれた。
「まあさ、元気出せよ。見られて減るもんでもないし」
「…………羞恥心が減って、逆に快感になって、Mになったらどうすんのさ」
それはそれでアリじゃないか? まあそれは置いといて、このままじゃ埒が明かない。
「……入るぞ?」
「ダ、ダメッ!!」
「…………服着てないからか?」
「そ、それもだけど、兄貴に見られたくない」
「服着てても?」
「……うん。恥ずかしい」
「この間は風呂上がりに裸だったくせに……」
「ア、アレはアレ、今は今なのっ!」
ドアをノックする。
「和正、瑞恵のやつ、帰ったぞ」
声を掛けるが、返事どころか物音もない。ホントに中にいるのか不安になる。
「さっきのお前さ、かなりエロかったぞ」
…………わずかだが物音がした。動揺作戦は成功らしい。しかし、この作戦を行うと、
余計に出てこなくなるので危険だ。
「いや、悪い。半分ぐらい冗談だ」
「…………全否定してくれよ」
お、反応があった。っていうかツッコまれた。
「まあさ、元気出せよ。見られて減るもんでもないし」
「…………羞恥心が減って、逆に快感になって、Mになったらどうすんのさ」
それはそれでアリじゃないか? まあそれは置いといて、このままじゃ埒が明かない。
「……入るぞ?」
「ダ、ダメッ!!」
「…………服着てないからか?」
「そ、それもだけど、兄貴に見られたくない」
「服着てても?」
「……うん。恥ずかしい」
「この間は風呂上がりに裸だったくせに……」
「ア、アレはアレ、今は今なのっ!」
174 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU [エロは幕間にしました。…………まあヤるってことです。] 投稿日: 2006/10/15(日) 18:01:42.20 ID:JtT6OUYJO
それにしても参ったな。俺に見られるのが恥ずかしい、か。初めての翌日の朝の彼女っ
て感じだな。しかし、ならどうすりゃ出てくるんだ?
「なあ、やっぱさ、自分が感じてる姿を見られたから恥ずかしいのか?」
…………返事がない。タダの屍のようだ。って、ふざけてる時じゃない。
「俺だってさ、一人でやってるトコ、見られたことあるぞ」
「……アレは男同士だったじゃん」
「つまり、お前は俺のことを一人の男だと思ってくれてるわけだな?」
「それはない」
否定が早いのがツライぜ…………
「とにかく僕は出ないよ」
「なら飯はどうする?」
「いらない」
現実問題、そう長くは籠れないだろうが、それでも二日ぐらいなら籠っていられる。そ
れでは困る。ま、飯でダメなら言うしかないか。
「じゃあトイレはどうする気だ?」
…………返事がない。ただの屍のようだ。今ならふざける余裕もある。既にチェックメ
イト、つまり俺の勝利が確定しているのだから。
「で、どうすんだ?」
…………まだ返事がない。
「おい、聞いてんのか?」
…………と、ドアが開いた。ふう、やっと観念したか。しかし安心したのも束の間、ド
アの隙間から手が伸びてきて、俺を部に入れる。……しまった。逆に俺を閉じ込める気
なのか。俺はそのまま引っ張られ、ベッドに倒される。下がベッドなのはやさしさか?
「俺を閉じ込めるならそれでもいいけど、せめて何か言えっ!」と言おうとしたのだが、
それは果たせなかった。何故なら俺の口が塞がれたからだ。和正の唇で。
それにしても参ったな。俺に見られるのが恥ずかしい、か。初めての翌日の朝の彼女っ
て感じだな。しかし、ならどうすりゃ出てくるんだ?
「なあ、やっぱさ、自分が感じてる姿を見られたから恥ずかしいのか?」
…………返事がない。タダの屍のようだ。って、ふざけてる時じゃない。
「俺だってさ、一人でやってるトコ、見られたことあるぞ」
「……アレは男同士だったじゃん」
「つまり、お前は俺のことを一人の男だと思ってくれてるわけだな?」
「それはない」
否定が早いのがツライぜ…………
「とにかく僕は出ないよ」
「なら飯はどうする?」
「いらない」
現実問題、そう長くは籠れないだろうが、それでも二日ぐらいなら籠っていられる。そ
れでは困る。ま、飯でダメなら言うしかないか。
「じゃあトイレはどうする気だ?」
…………返事がない。ただの屍のようだ。今ならふざける余裕もある。既にチェックメ
イト、つまり俺の勝利が確定しているのだから。
「で、どうすんだ?」
…………まだ返事がない。
「おい、聞いてんのか?」
…………と、ドアが開いた。ふう、やっと観念したか。しかし安心したのも束の間、ド
アの隙間から手が伸びてきて、俺を部に入れる。……しまった。逆に俺を閉じ込める気
なのか。俺はそのまま引っ張られ、ベッドに倒される。下がベッドなのはやさしさか?
「俺を閉じ込めるならそれでもいいけど、せめて何か言えっ!」と言おうとしたのだが、
それは果たせなかった。何故なら俺の口が塞がれたからだ。和正の唇で。
175 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU [さて、これから書くか…………] 投稿日: 2006/10/15(日) 18:03:41.35 ID:JtT6OUYJO
「…………」
「…………」
お互い、一言も発しなかった。まあ発せなかったのだが。今の状態を簡単に説明するな
ら、二言で足りる。『和正が俺に乗っかっている。もちろん性的な意味で。』。簡単だ。
とてもとても簡単だ。だが、状態と状況は違う。状態に比べ、状況はとても複雑だ。しい
て言うなら、『嫌われていたハズなのに、好かれていた』。な、何を言っているのかわか
らねーと思うが、思わずポルナレフになるくらいパニックなんだ。ってかマジでパニック
だぜ。…………と、ようやく唇が離れた。
「…………なんのつもり?」
「……見られるのが恥ずかしいから///」
「余計恥ずかしくないか?」
「…………僕の全てを知られたら、恥ずかしくなくなるかなって///」
「それって……///」
「…………僕じゃイヤ?」
「…………ホントに良いのか?」
「…………うん///」
「なら、俺は構わないぞ」
「…………どうせなら、ちゃんと愛してほしいな」
「わかった。マジに愛してやるよ」
「童貞のくせに」
「別にいいだろ。今から童貞じゃなくなるんだし」
「そうだね」
そう言いながら和正が俺のベルトを外し、ズボンを脱がす。
「いいよ、自分で脱ぐから」「うん」
立ち上がり、服を脱ぐ。そして、ベッドに座っていた和正を押し倒して覆い被さる。
「…………やさしくしてね///」
「ああ。…………じゃあ、いくぞ」
「…………」
「…………」
お互い、一言も発しなかった。まあ発せなかったのだが。今の状態を簡単に説明するな
ら、二言で足りる。『和正が俺に乗っかっている。もちろん性的な意味で。』。簡単だ。
とてもとても簡単だ。だが、状態と状況は違う。状態に比べ、状況はとても複雑だ。しい
て言うなら、『嫌われていたハズなのに、好かれていた』。な、何を言っているのかわか
らねーと思うが、思わずポルナレフになるくらいパニックなんだ。ってかマジでパニック
だぜ。…………と、ようやく唇が離れた。
「…………なんのつもり?」
「……見られるのが恥ずかしいから///」
「余計恥ずかしくないか?」
「…………僕の全てを知られたら、恥ずかしくなくなるかなって///」
「それって……///」
「…………僕じゃイヤ?」
「…………ホントに良いのか?」
「…………うん///」
「なら、俺は構わないぞ」
「…………どうせなら、ちゃんと愛してほしいな」
「わかった。マジに愛してやるよ」
「童貞のくせに」
「別にいいだろ。今から童貞じゃなくなるんだし」
「そうだね」
そう言いながら和正が俺のベルトを外し、ズボンを脱がす。
「いいよ、自分で脱ぐから」「うん」
立ち上がり、服を脱ぐ。そして、ベッドに座っていた和正を押し倒して覆い被さる。
「…………やさしくしてね///」
「ああ。…………じゃあ、いくぞ」