ひょんなことから女の子
kAofk2短編6
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hyon
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10 名前: ◆L97/kAofk2 投稿日: 2006/10/20(金) 21:15:56.41 ID:tg2oU2XC0
突然の出来事に驚いた僕は、慌てて鏡を覗き込む。
そこに映っていたのは、困惑した表情を浮かべる少女だった。
突然の出来事に驚いた僕は、慌てて鏡を覗き込む。
そこに映っていたのは、困惑した表情を浮かべる少女だった。
男「これが……僕?」
小さくつぶやいた言葉も、鏡に映る少女にふさわしい声となって耳に聞こえる。
そして僕は、事実を確認するかのようにゆっくりと胸の辺りに手を伸ばす。
決して大きいとはいえないが、男にはありえない双球が確かにあった。
そしてその手は少し寂しくなった股間へと移りそしてそして割れ目をなぞるかのように――
そして僕は、事実を確認するかのようにゆっくりと胸の辺りに手を伸ばす。
決して大きいとはいえないが、男にはありえない双球が確かにあった。
そしてその手は少し寂しくなった股間へと移りそしてそして割れ目をなぞるかのように――
女友「ちょ、ちょっとちょっと、あんたどこまで暴走する気よ!」
女「わかってなーい!TSっ娘とくれば恥らう表情!それでも止まらないエロス!これを抜きにして語れるかーっ!!」
女友「あんたの持論は知らないけど、学園祭で何発表するつもりっ!?」
女「あ……あーそういえば全校発表の演劇だったっけ?……でも少しくらいエロス……」
女友「却下ーっ!!」
女「わかってなーい!TSっ娘とくれば恥らう表情!それでも止まらないエロス!これを抜きにして語れるかーっ!!」
女友「あんたの持論は知らないけど、学園祭で何発表するつもりっ!?」
女「あ……あーそういえば全校発表の演劇だったっけ?……でも少しくらいエロス……」
女友「却下ーっ!!」
男「……はぁ。ねぇ、本当にこんな台本でやるの?」
女「こんなとはひどいわね。私が三日三晩寝ずに仕上げた名作だというのに」
男「ここのところ授業全て寝てたじゃないか……」
女友「まあこういう暴走がなければ、女ちゃんの言うとおりいい作品だと思うよ」
女「そうよー。それにけっこう乗り気だったじゃない?いい演技だったわ」
女友「誰かが暴走しなけりゃね」
女「だって。自重しなさい、男」
女友「あんたよあんたっ!このっこのっ」
女「く、口ひっはるのはひゃめへー」
女「こんなとはひどいわね。私が三日三晩寝ずに仕上げた名作だというのに」
男「ここのところ授業全て寝てたじゃないか……」
女友「まあこういう暴走がなければ、女ちゃんの言うとおりいい作品だと思うよ」
女「そうよー。それにけっこう乗り気だったじゃない?いい演技だったわ」
女友「誰かが暴走しなけりゃね」
女「だって。自重しなさい、男」
女友「あんたよあんたっ!このっこのっ」
女「く、口ひっはるのはひゃめへー」
男「……はぁ」
11 名前: ◆L97/kAofk2 投稿日: 2006/10/20(金) 21:20:11.09 ID:tg2oU2XC0
男「でも突然女の子になっちゃったって言われても、いまいち想像できないよ」
女「うーん、それもそうね」
女友「そんなにリアリティ追求しなくてもいいわよ。男君だって大変だろうし……」
女「いや!やるからには徹底的にやらないとっ!!」
男「と言われてもなぁ……」
男「でも突然女の子になっちゃったって言われても、いまいち想像できないよ」
女「うーん、それもそうね」
女友「そんなにリアリティ追求しなくてもいいわよ。男君だって大変だろうし……」
女「いや!やるからには徹底的にやらないとっ!!」
男「と言われてもなぁ……」
女「よーしわかった!こうなったら実際女の子になってもらうわ!!」
男&女友「へ?」
女「聞いてなかったの?実際に女の子を体験してもらえばリアリティ出るんじゃないかって」
男「いやいやいや、聞いてた!聞いてたけど……意味がわからない」
女友「同じくー」
女「あんたたちねー……いいわ、論より証拠。ついてきて」
男「ど、どこに行くの?」
女「この学校の……地下よ」
男「いやいやいや、聞いてた!聞いてたけど……意味がわからない」
女友「同じくー」
女「あんたたちねー……いいわ、論より証拠。ついてきて」
男「ど、どこに行くの?」
女「この学校の……地下よ」
12 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [ここから書きながらー] 投稿日: 2006/10/20(金) 21:26:51.42 ID:tg2oU2XC0
男「ここは……」
女友「ずっと閉鎖されてる教室よね?」
男「ここは……」
女友「ずっと閉鎖されてる教室よね?」
女「ほら入った入った」
女友「どうやって開けたの!?」
女「もち、鍵」
男「なんでこんな使ってない部屋の鍵を……」
女「使ってるから作ったのよ」
女友「どうやって開けたの!?」
女「もち、鍵」
男「なんでこんな使ってない部屋の鍵を……」
女「使ってるから作ったのよ」
男「そういえば地下って言ってたけど階段でもあるのかな?」
女友「ぱっと見あるようには見えないけど……そんな秘密基地みたいな学校なの、ここ?」
女「ほらー、あんたたち出なさい」
男「出なさいって……入ったばかりだよ?」
女友「何させたいの?」
女「とりあえず出てみてよ。わかるから」
女友「ぱっと見あるようには見えないけど……そんな秘密基地みたいな学校なの、ここ?」
女「ほらー、あんたたち出なさい」
男「出なさいって……入ったばかりだよ?」
女友「何させたいの?」
女「とりあえず出てみてよ。わかるから」
男「……ここ、どこ?」
女友「本当に何の学校よ、ここ……」
女「すごいでしょー!ちなみにさっきの部屋は、部屋全体がエレベーターになっていたのでしたー」
男「すごいというか……あきれるというか……」
女友「本当に何の学校よ、ここ……」
女「すごいでしょー!ちなみにさっきの部屋は、部屋全体がエレベーターになっていたのでしたー」
男「すごいというか……あきれるというか……」
23 名前: ◆L97/kAofk2 [もうちょっと計画立てて出すべきだった……] 投稿日: 2006/10/20(金) 22:34:34.30 ID:tg2oU2XC0
男「なんかSF映画のセットみたいだね」
女「これぞ私が私のために作った、私的研究施設!」
女友「お金持ちなのは知ってたけど、趣味のために学校改造してるなんて……」
男「これ、許可とってやってるの?」
女「あるわけないでしょ」
女友「ちょっと!?」
女「気にしない気にしない。どうせ使ってない部分だったんだから」
男「相変わらず傍若無人……」
女「何か言った!」
男「何もー」
男「なんかSF映画のセットみたいだね」
女「これぞ私が私のために作った、私的研究施設!」
女友「お金持ちなのは知ってたけど、趣味のために学校改造してるなんて……」
男「これ、許可とってやってるの?」
女「あるわけないでしょ」
女友「ちょっと!?」
女「気にしない気にしない。どうせ使ってない部分だったんだから」
男「相変わらず傍若無人……」
女「何か言った!」
男「何もー」
女「それはさておき……おーい、あれ出来てるー?」
研究者「ええ……出来てますよ……」
女友「人いたの!?」
男「気づかなかったなぁ……」
女「よし。んじゃ持ってきて」
研「了解です……フフ……」
研究者「ええ……出来てますよ……」
女友「人いたの!?」
男「気づかなかったなぁ……」
女「よし。んじゃ持ってきて」
研「了解です……フフ……」
女友「……な、なんかあまりにも不気味なんだけど」
男「生気がなかったよね……」
女「いつもあんな感じよ、彼。ここに引きこもりっぱなしだし」
研「お待たせしました……」
女友「っ!?」
女「おーごくろうごくろう」
女友「(し、心臓に悪い……)」
男「生気がなかったよね……」
女「いつもあんな感じよ、彼。ここに引きこもりっぱなしだし」
研「お待たせしました……」
女友「っ!?」
女「おーごくろうごくろう」
女友「(し、心臓に悪い……)」
24 名前: ◆L97/kAofk2 投稿日: 2006/10/20(金) 22:41:01.77 ID:tg2oU2XC0
女「ほい、男。これ飲んで」
男「……い、いやそんな風にぱっと出されて飲めって言われても……」
女「別に怪しくないわよ。女の子になる薬……試作品」
男「胡散臭さいっぱい、って試作品って!?」
女「だ、大丈夫よ、たぶん……ね?」
研「フフ……大丈夫ですよ……たぶん」
男「すごい駄目っぽい!?」
女「ほい、男。これ飲んで」
男「……い、いやそんな風にぱっと出されて飲めって言われても……」
女「別に怪しくないわよ。女の子になる薬……試作品」
男「胡散臭さいっぱい、って試作品って!?」
女「だ、大丈夫よ、たぶん……ね?」
研「フフ……大丈夫ですよ……たぶん」
男「すごい駄目っぽい!?」
女友「頑張れ、男君」
29 名前: ◆L97/kAofk2 投稿日: 2006/10/20(金) 23:10:14.62 ID:tg2oU2XC0
飲んだ後
男「ど、どうしたの!?」
女友「こ、これは……」
研「フフフフ……無事成功ですね……」
女「これ!私の求めるのはこれよ!」
男「そんな凝視されても怖いんだけど……」
女「よくやったわ!」
研「恐れ入ります……」
女友「こ、これは……」
研「フフフフ……無事成功ですね……」
女「これ!私の求めるのはこれよ!」
男「そんな凝視されても怖いんだけど……」
女「よくやったわ!」
研「恐れ入ります……」
女「思ってたよりずっとかわいくなったわね」
女友「うーん、確かに」
男「そうなの?」
女「これはぜひとも記念に……カメラ、カメラどこ!?」
研「こちらに……」
女「よっしゃ、ほらほら恥らってみて!さっきみたいな感じで!!」
男「……そうテンション高いと冷静になるんだけど」
女友「うーん、確かに」
男「そうなの?」
女「これはぜひとも記念に……カメラ、カメラどこ!?」
研「こちらに……」
女「よっしゃ、ほらほら恥らってみて!さっきみたいな感じで!!」
男「……そうテンション高いと冷静になるんだけど」
女「そう!もっとこう恥ずかしがりつつ……」
女「乗ってきたわ、台本書き換え!もっとすごいの書いてくる!」
男「……止めるべき?」
女友「ああなっちゃったら止まらないでしょ」
女「書くわよー!!」
女「乗ってきたわ、台本書き換え!もっとすごいの書いてくる!」
男「……止めるべき?」
女友「ああなっちゃったら止まらないでしょ」
女「書くわよー!!」
男「はぁ」