ひょんなことから女の子
ホワイトブラウニーEND
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93 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU [ホワイトブラウニー] 投稿日: 2006/12/09(土) 23:25:07.54 ID:SJFTTirUO
しばらくして、唇を離す。
「とりあえず、いきなりゴメンな」
「…………な、なんなの?」
オレはトモのベッドに腰掛けて、話し始めた。
「さっき、オトウトに襲われた」
「え?」
「いや、オレが悪いんだけどな、胸を触らせてみたりしてさ。でさ、ソファーに押し倒さ
れて、もうダメって時にさ、涙が出たんだ。悔しくて。オトウトにヤられるのがイヤで。
そん時、よくわかんねーけど、頭ん中にお前の顔が浮かんでたんだ……」
「え…………」
「……オレさ、なんか、お前のこと、その、なんつーか…………好き、みたい///」
「…………本気?」
「ウソでこんなキショイこと言えるかよ///」
「そっか…………ボクも好きだよ」
「……おぅ、サンキュな」
…………。
…………会話がない。ってか"好き"とか言っちゃっておいてどう接すりゃいいんだよ?
「…………あのさ」
「何?」
「いや、なんでもない」
「とりあえず、いきなりゴメンな」
「…………な、なんなの?」
オレはトモのベッドに腰掛けて、話し始めた。
「さっき、オトウトに襲われた」
「え?」
「いや、オレが悪いんだけどな、胸を触らせてみたりしてさ。でさ、ソファーに押し倒さ
れて、もうダメって時にさ、涙が出たんだ。悔しくて。オトウトにヤられるのがイヤで。
そん時、よくわかんねーけど、頭ん中にお前の顔が浮かんでたんだ……」
「え…………」
「……オレさ、なんか、お前のこと、その、なんつーか…………好き、みたい///」
「…………本気?」
「ウソでこんなキショイこと言えるかよ///」
「そっか…………ボクも好きだよ」
「……おぅ、サンキュな」
…………。
…………会話がない。ってか"好き"とか言っちゃっておいてどう接すりゃいいんだよ?
「…………あのさ」
「何?」
「いや、なんでもない」
94 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/12/09(土) 23:26:42.77 ID:SJFTTirUO
…………どうすりゃ良いんだよ? なんかしたほうがいいのか? トランプか? それ
ともゲーム? でも普通…………いや、それはない。
「なんかさ、照れくさい感じだよね。"好き"なんて言っちゃって」
「まあな」
「…………寝よっか?」
「なっ!? 人が頭ん中で却下したことをあっさりとっ!」
「"オレ"も考えてたの?」
「…………///」
「じゃあ寝よっか」
「…………あのさ、一応言っとくけど、別に欲求不満とかそういうのじゃないからな?」
「……?」
「襲われて初めてを奪われるのがイヤだから、それだったらお前にあげたほうが良いって
だけなんだかんな?」
「…………ああ!うん、別にそっちでも良いよ」
「…………へ?」
「いや、ボクは『今日はもう眠ろうか』って意味で言ったんだけど、"オレ"は『エッチし
ようか』って意味で捉えちゃったんだね? ボクとしては"オレ"が相手なら構わないけど
ね」
…………マジか? オレ、早トチりした? ってか、ぜってー罠だろ。巧妙なる罠だ。
…………コイツは孔明の生まれ変わりか? だってこの状況で『寝よっか』ってさ、普通
エロいほうだろ? オレおかしいか? エロエロの変態か?
「…………だー、もういいっ!」
「何怒ってんの?」
「いいからさっさと服脱げよ」
「うん」
ともゲーム? でも普通…………いや、それはない。
「なんかさ、照れくさい感じだよね。"好き"なんて言っちゃって」
「まあな」
「…………寝よっか?」
「なっ!? 人が頭ん中で却下したことをあっさりとっ!」
「"オレ"も考えてたの?」
「…………///」
「じゃあ寝よっか」
「…………あのさ、一応言っとくけど、別に欲求不満とかそういうのじゃないからな?」
「……?」
「襲われて初めてを奪われるのがイヤだから、それだったらお前にあげたほうが良いって
だけなんだかんな?」
「…………ああ!うん、別にそっちでも良いよ」
「…………へ?」
「いや、ボクは『今日はもう眠ろうか』って意味で言ったんだけど、"オレ"は『エッチし
ようか』って意味で捉えちゃったんだね? ボクとしては"オレ"が相手なら構わないけど
ね」
…………マジか? オレ、早トチりした? ってか、ぜってー罠だろ。巧妙なる罠だ。
…………コイツは孔明の生まれ変わりか? だってこの状況で『寝よっか』ってさ、普通
エロいほうだろ? オレおかしいか? エロエロの変態か?
「…………だー、もういいっ!」
「何怒ってんの?」
「いいからさっさと服脱げよ」
「うん」
95 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/12/09(土) 23:28:31.20 ID:SJFTTirUO
「一応確認しとくけどさ…………お前も初めてだろ?」
「初めてです」
「わかるか?」
「わかりません」
「そうか」
「そっちは?」
「わかりません」
「そっか」
服を脱ぎ終え、裸になる。結構恥ずかしい。風呂の時はどうってことなかったのに、こ
れからヤるせいか、なんだか恥ずかしく思える。
「じゃあ、えっと、仰向けに寝て」
「お、おう」
言われた通り、ベッドの上で仰向けになる。…………まな板の鯉ってやつか。あとはト
モにされるがまま。…………ヤバイ、ドキドキしてきた。ってか凝視すんなよぉ…………
「…………恥ずかしいから電気消してくれ///」
「う、うん」
トモが電気を消す。…………暗いな。
「どうすれば良い?」
「オレに聞くなよ」
「えっと…………じゃあ、おっぱい、触っても良い?」
直球か。
「別に良いけど」
「じゃあ、触るよ」
「初めてです」
「わかるか?」
「わかりません」
「そうか」
「そっちは?」
「わかりません」
「そっか」
服を脱ぎ終え、裸になる。結構恥ずかしい。風呂の時はどうってことなかったのに、こ
れからヤるせいか、なんだか恥ずかしく思える。
「じゃあ、えっと、仰向けに寝て」
「お、おう」
言われた通り、ベッドの上で仰向けになる。…………まな板の鯉ってやつか。あとはト
モにされるがまま。…………ヤバイ、ドキドキしてきた。ってか凝視すんなよぉ…………
「…………恥ずかしいから電気消してくれ///」
「う、うん」
トモが電気を消す。…………暗いな。
「どうすれば良い?」
「オレに聞くなよ」
「えっと…………じゃあ、おっぱい、触っても良い?」
直球か。
「別に良いけど」
「じゃあ、触るよ」
96 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/12/09(土) 23:31:59.55 ID:SJFTTirUO
「…………んんぅ………………はぁ……ん…………」
トモの責めは気持良かった。ホントに童貞なのか疑いたくなるくらいに。ってかこの兄
弟は愛撫が上手い家系なのか? 手と口を使っての責めで、オレは段々と女の快感ってや
つを感じてきていた。ってかヤバイ。アソコがヤバイ…………
「…………///」
ってか言えねえよ。
「…………そろそろ良い?」
ってタイミング良いなおい。
「良いぞ」
「…………じゃあ、いくよ?」
アソコの辺りに熱いモノが触れる。
「……ズレてるぞ」
「ごめん……」
一旦離れ、再び熱いモノが触れる…………今度はちゃんとアソコに入った。まあまだ先端……
「ぃっ……!!?」
痛っ…………
「ちょ、ちょっとタンマ!」
「な、何?」
「もっとゆっくり入れてくれ……」
「あ、うん、ごめん」
トモは一旦動きを止め、そこからは少しづつ、少しづつトモのモノが入ってきた。
トモの責めは気持良かった。ホントに童貞なのか疑いたくなるくらいに。ってかこの兄
弟は愛撫が上手い家系なのか? 手と口を使っての責めで、オレは段々と女の快感ってや
つを感じてきていた。ってかヤバイ。アソコがヤバイ…………
「…………///」
ってか言えねえよ。
「…………そろそろ良い?」
ってタイミング良いなおい。
「良いぞ」
「…………じゃあ、いくよ?」
アソコの辺りに熱いモノが触れる。
「……ズレてるぞ」
「ごめん……」
一旦離れ、再び熱いモノが触れる…………今度はちゃんとアソコに入った。まあまだ先端……
「ぃっ……!!?」
痛っ…………
「ちょ、ちょっとタンマ!」
「な、何?」
「もっとゆっくり入れてくれ……」
「あ、うん、ごめん」
トモは一旦動きを止め、そこからは少しづつ、少しづつトモのモノが入ってきた。
97 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/12/09(土) 23:33:29.04 ID:SJFTTirUO
「…………いっ~~~!!?」
今までにないくらいの激痛が走った。なんだこの痛みは? ありえないくらい痛いぞ?
「ゴメン、痛かった?」
「あ、いや、へ、平気。平気だけど、動かないで……」
なんかマジにヤバイ。余裕とか何にもない。下手したら死ねるぐらい痛いぞ。
「…………」
「ホントに大丈夫?」
「大丈夫、平気だから」
「…………膜破った?」
「…………多分」
それからしばらくの間は動けなくて、トモと少し話すだけだった。
今までにないくらいの激痛が走った。なんだこの痛みは? ありえないくらい痛いぞ?
「ゴメン、痛かった?」
「あ、いや、へ、平気。平気だけど、動かないで……」
なんかマジにヤバイ。余裕とか何にもない。下手したら死ねるぐらい痛いぞ。
「…………」
「ホントに大丈夫?」
「大丈夫、平気だから」
「…………膜破った?」
「…………多分」
それからしばらくの間は動けなくて、トモと少し話すだけだった。
98 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/12/09(土) 23:34:43.74 ID:SJFTTirUO
「じゃあ、キスしよっか」
トモがそう提案した。
「…………別にいいけど」
「大人のヤツね」
「へ…………!?」
唇を塞がれ、トモの舌が入ってくる。恐る恐る舌を伸ばすと、トモの舌に触れた。トモ
の舌がそのまま絡みついてくる。なんか、すごい感じだ。キスがこんなに気持のいいもの
だとは知らなかった。しばらくの間、キスを続ける。キスをやめる頃には、すっかり息が
荒くなっていた。なんだかキスだけでおかしくなりそうだった。でも、キスだけじゃダメ
だ。それじゃあ意味がない。
「…………動いていいぞ」
「……いいの?」
「ゆっくりだぞ?」
「うん」
「じゃあ、動いて」
「いくよ?」
トモはこれ以上ないくらい、オレのことを気遣って、やさしく動いて、愛してくれた。
それでも少し痛いのは、きっと、イケナイコトをしているからなのだろう。きっと。
トモがそう提案した。
「…………別にいいけど」
「大人のヤツね」
「へ…………!?」
唇を塞がれ、トモの舌が入ってくる。恐る恐る舌を伸ばすと、トモの舌に触れた。トモ
の舌がそのまま絡みついてくる。なんか、すごい感じだ。キスがこんなに気持のいいもの
だとは知らなかった。しばらくの間、キスを続ける。キスをやめる頃には、すっかり息が
荒くなっていた。なんだかキスだけでおかしくなりそうだった。でも、キスだけじゃダメ
だ。それじゃあ意味がない。
「…………動いていいぞ」
「……いいの?」
「ゆっくりだぞ?」
「うん」
「じゃあ、動いて」
「いくよ?」
トモはこれ以上ないくらい、オレのことを気遣って、やさしく動いて、愛してくれた。
それでも少し痛いのは、きっと、イケナイコトをしているからなのだろう。きっと。
100 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/12/09(土) 23:42:10.82 ID:SJFTTirUO
「なぁ、どうしてあんな薬作ったんだ?」
「…………ホント言うと、昔から"オレ"のことが好きだったんだ」
「…………それで女になりたかった?」
「うん、まあね」
「じゃ、今のこの状況もお前的には結果オーライなわけだ」
「一応はね」
「一応?」
「だって、"オレ"、戻りたいんでしょ」
「…………ああ」
「…………ホント言うと、昔から"オレ"のことが好きだったんだ」
「…………それで女になりたかった?」
「うん、まあね」
「じゃ、今のこの状況もお前的には結果オーライなわけだ」
「一応はね」
「一応?」
「だって、"オレ"、戻りたいんでしょ」
「…………ああ」
101 名前: Ego ◆iqP3HuSAqU 投稿日: 2006/12/09(土) 23:43:32.50 ID:SJFTTirUO
オレは男だ。昔、一時的に女だったこともあるが、今は男だ。そしてクリスマスも間近
に迫った12月。オレは彼女と一緒にデパートにいる。普通のデートだ。女だった時には
頭がどうにかしていたらしく、男二人と3Pとか、まあ色々と血迷ったマネをしちまった
が、今は彼女と清く正しい男女交際ってヤツをしていきたいと思っている。…………既に
寝たことがあるのに清くってのはおかしいか?
「ねえねえ、コッチの服とコッチの服だったらどっちが似合うかな?」
「ん~、そうだなぁ…………オレはコッチのほうが好きかな」
「じゃあコッチにするね!」
オレが好きだと言ったほうの服を持ってレジに向かう。うん、なんかいい感じだ。なん
か普通のデートって感じだ。オレは今きっと、幸せなんだろうな。…………さて、もうす
ぐクリスマスだ。幸せついでに童貞卒業もしたいもんだ。全く。
「"オレ"~、早く来てよぉ~!」
「……ワリィ、ちょっと考え事してた」
「どうせエッチなことでしょ~?」
「え、あ、いや…………」
「もう、わかりやす過ぎ~」
そう言って、彼女は楽しそうに笑う。それを見て、オレも楽しくなって笑う。
「まだダメだよ、"オレ"」
「許してくれるまで待つよ、トモ」
ホント、幸せだ。
に迫った12月。オレは彼女と一緒にデパートにいる。普通のデートだ。女だった時には
頭がどうにかしていたらしく、男二人と3Pとか、まあ色々と血迷ったマネをしちまった
が、今は彼女と清く正しい男女交際ってヤツをしていきたいと思っている。…………既に
寝たことがあるのに清くってのはおかしいか?
「ねえねえ、コッチの服とコッチの服だったらどっちが似合うかな?」
「ん~、そうだなぁ…………オレはコッチのほうが好きかな」
「じゃあコッチにするね!」
オレが好きだと言ったほうの服を持ってレジに向かう。うん、なんかいい感じだ。なん
か普通のデートって感じだ。オレは今きっと、幸せなんだろうな。…………さて、もうす
ぐクリスマスだ。幸せついでに童貞卒業もしたいもんだ。全く。
「"オレ"~、早く来てよぉ~!」
「……ワリィ、ちょっと考え事してた」
「どうせエッチなことでしょ~?」
「え、あ、いや…………」
「もう、わかりやす過ぎ~」
そう言って、彼女は楽しそうに笑う。それを見て、オレも楽しくなって笑う。
「まだダメだよ、"オレ"」
「許してくれるまで待つよ、トモ」
ホント、幸せだ。
~fin~