哨のモリオ

「堅苦しい挨拶はいい」

登場話

第一部

第三部

  • 「楽園の証明 その1」
  • 「願い その1」
  • 「極点 その1」

略歴

  • 読み:みはりのモリオ
  • 種族:人間(ミニア)
  • クラス:傭兵(マーセナリー)

CV - 辻 親八
オカフ自由都市の主であり、“客人(まろうど)”。逸脱の、軍指揮官。
“彼方”での名は「有山盛男」。
傭兵ギルドを一歩進めて高度な軍事訓練まで行う「PMC(民間軍事会社)」を作りあげ、さらに一つの都市国家にまで育て上げた。
その武力を警戒されて魔王自称者認定を受け、討伐されかかっていたが、逆理のヒロトの采配により、荒野の轍のダントを通じて黄都に恩を売りつける形で和解を引き出した。
取引により、六合上覧ではヒロトの派閥に手勢を提供することになる。

ヒロトにいいようにされたオッサンという印象を持ってしまいがちだが、もちろん彼自身も世界逸脱の軍指揮官だからこその協力者抜擢である。
珪素氏も「同じ時代に“本物の魔王”さえいなければ大陸全土を戦火に飲み込んでいたかもしれない」とコメントしている。

ヒロト陣営では、修羅相手の剣呑な交渉に使者として派遣されたり、陣営の危機に際しての指揮者を務めることになる。

ちなみに、彼自身も非常に高い戦闘能力を持っているらしい。軍事関係での逸脱であれば当然と言えば当然である。
書籍版ではⅥ以降でその人間離れした戦闘力・身体能力の一端を垣間見ることができる。

外見

中背ではあるが、虎のように屈強な体格を持つ、左目に黒眼帯を着けた口髭の印象的な男。
軍服を思わせる、カーキ色の硬質な布地を使用した衣服を纏っている。

能力

+ 書籍版Ⅹネタバレ
理解の逸脱者。
俯瞰のように全体を捉える観察能力によって戦場を理解し、そこに配置された部下一人一人の状況を理解し、自身が下した最適な判断を対象に理解させる(・・・・・)能力。
個々の兵士の世界の理解方法に最適化された抽象的で対象者以外には意味をなさない呪文のような指示により、あたかもモリオと脳が直結したかのような状態となり、真の正解の動作を可能とする。
正しい理解を基にしたモリオによって指揮される限り、効率的に最大の能力を発揮しながら疲労もなく、モリオと同等の戦力として部隊全員が機能する。
一問一答によれば、最大30人前後の対象であれば十全に能力を行使できるとのこと。また、指揮する対象の種族も問わない。
柳の剣のソウジロウ黒い音色のカヅキら他の“個”の能力の逸脱者とは趣を異にする、正に逸脱の軍指揮官としての異能である。


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最終更新:2025年03月21日 11:43