種族一覧







人族

異修羅世界の主流社会を構成する種族の総称。
社会性を持ち、種族的な凶暴性が少なく、相互共存できる種族。
基本的には人類とその逸脱種に由来していると推察される。

 人間(ミニア)
 森人(エルフ)
 山人(ドワーフ)
 小人(レプラコーン)
 砂人(ズメウ)
 巨人(ギガント)
 血人(ダンピール)
 空人(ハーピー)


鬼族

人族から見て種族的危険性が高く、基本的に共存不可能とされている種族の総称。
獣族との区分は「人型である」「話が通じた上でなお危険性が高い」「食人欲求を有する」あたりだと思われる*1
とはいえ、戦場(傭兵業)や重労働階級等の限定された環境下で共存している種族も存在する。
ルーツは様々。

 大鬼(オーガ)
 小鬼(ゴブリン)
 狼鬼(リカント)
 血鬼(ヴァンパイア)
 屍鬼(ドローン)/ 従鬼(コープス)
+ 書籍版Ⅵ
隻鬼(キュクロプス)
+ 書籍版Ⅶ
樹鬼(ドリアード)


魔族

詞術によって命と心を与えられた人造生命の総称。
種族というより素材による分類の方が近いのかもしれない。
心を有する魔族は量産が効かず、その中でも詞術を自ら行使可能となると大変希少である。
また、(恐らく基本的に)生理現象によらず駆動しているため、食事や睡眠等を必要とせず、疲労もなく稼働し続けることが可能。
ただし、駆動部の消耗を防ぐための休眠機能や人族社会に溶け込むための食事機能、意図的に知覚を遮断した反覚醒状態になる機能等を搭載している場合もある。

 骸魔(スケルトン)
 機魔(ゴーレム)
 屍魔(レヴナント)
 擬魔(ミミック)
 幽魔(ゴースト)
+ 第二部
糧魔(タイサイ)
+ 書籍版Ⅶ
菌魔(ファンギ)
血魔(クルースニク)


獣族

詞術によって言葉が通じるものの、ヒューマノイドではない動物型種族の総称。
鬼族との区分は、「否人型」「話が通じる」「食人欲求が無い」あたりだと思われる。
言葉は通じるものの、登場した種族は基本的に知能が低いことが多く、会話可能な動物、あるいは魔物といった印象が強い。
一部の獣族は他種族を捕食対象にしていたり、感覚・価値観に隔たりが存在したりと、鬼族ほどではないものの危険度の高い種族も存在する。
獣族同士会話可能であるため、別種族同士がある程度の共存関係*2にある例も存在する。
下記種族の他にもそれなりに希少種が存在はしているらしい。
なお、中央王国圏においては鬼族や竜族とは違い比較的規制が緩く、その活用も禁止されていない。
人族に受け入れられる下地はあるものの、獣族側に社会に属するメリットが無いため、実際に人族社会で暮らしている例は少ないらしい。

 粘獣(ウーズ)
 混獣(キメラ)
 角獣(ユニコーン)
 黒獣(バーゲスト)
 深獣(クラーケン)
 根獣(マンドレイク)
 蜘獣(タランチュラ)
 蟷獣(カグン)
 蟻獣(ミュルミドン)


竜族

詞術によって言葉が通じる動物型種族のうち、いわゆる爬虫類様の外見を有するものの総称であると思われる。
身体性能が高く、どの種族も各生息・生活域で生態系の頂点に君臨している。
いずれの種族も総じて人族の脅威であるとされる。

     (ドラゴン)
 鳥竜(ワイバーン)
 蛇竜(ワーム)


その他

現状上記のどれにも属さないとされている、あるいは未確認の種族。

 造人(ホムンクルス)
 天使(エンジェル)
 波人(サイレン)
 境魔(ダブル)


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最終更新:2025年06月07日 02:08

*1 しかし、書籍版Ⅶにおいて厳密には人型を成していない鬼族が登場している。そのことから「他種族に必然的に害をなす生態・特性を生来的に有している」と鬼族に分類される、ということだと思われる。

*2 安全性の高い蜘獣(タランチュラ)のテリトリーをあまり動き回らない根獣(マンドレイク)が生息域にする、等