(あいうえお順)
あ行
千一匹目のジギタ・ゾギが
黄都に配置していたオカフ兵をこの地に退かせ、開拓労働者という名の奴隷階級として戸籍洗浄を行わせた場所。
ギミナ市よりは黄都から遠い場所に位置する。
世界詞のキアが暮らしていた村。
雨がちの土地で、一年を通して濃霧が人を阻む秘境。
冬のルクノカが棲むという大氷海。
三百年もの昔、そこは熱帯であったと伝えられ、オヌマという高い山があることが、エノズ・ヒム歌章千編『
野凍畑凍』にて歌われている。
度重なる凍術のブレスにより大地自体が深層まで冷却されており、その冷気によって極寒の気候が形作られているらしい。過去には
巨人が踏み入った記録もあるほどに厚い強固な氷が張っている湖。
イガニア氷湖に最も近い場所にあると思われる村。
近いと言っても山一つを越えなければならない距離。しかし、ここまで離れてもイガニア氷湖の冷気は影響を与えているようで、書籍版Ⅶの劇中の「気候がある程度の正常性を取り戻す」という表現が氷湖の冬の凄まじさを物語っている。
一年を通して曇天が空を覆う、物寂しい都市。
しかしながら澄んだ水と良質なラヂオ鉱石を算出し、
本物の魔王の侵攻に一度放棄されるまでは上流階級の別荘地でもあり、かつてはそれなりの賑いを見せていた。
東に広大な運河、北に平原と深い森を挟んで旧王国主義に賛同した
トギエ市がある。
魔王自称者、
哨のモリオが作り上げた、傭兵斡旋を主要産業としたギルド都市。
急激な勾配を有する岩山の斜面に設けられた堅固な要塞都市である。
傭兵やならず者で賑わい猥雑な空気に満ちる市街に、モリオの私兵の他に入場を許される者は滅多に居ない厳格な空気の張り詰める中央砦からなる。
書籍版Ⅳで起きた事件の後、
灰髪の子供の支援によって保護避難した
黄都西外郭の救貧院の子供たちが暮らす教会。
真新しく巨大な茶色の建物で、礼拝堂・救貧院・運動場・避難用地下壕などの機能を全て備えた大型施設。
周囲は壁に囲まれ、決して治安が良いとは言い難い傭兵達から子供たちを隔離している。
か行
かつての
西連合王国にある、麓に人族の集落が存在しない火山。多数の危険地帯が存在する、天然の迷宮。
キザヤ火山の火口にある湖。
かつてこの湖からは常に粘つくような不気味な土石流が流れ出し、火山の各所に有毒蒸気や沼地を形成していた。
また、火口湖付近には
見たこともない異様な生物が生息しているとも言われている。
黄都に程近い場所に位置するが、煉瓦造りの建物の合間には田畑が広がり、馬車の行き交う車道には等間隔で街路樹が並ぶ、忙しなく華やかな黄都の町並みとは殆ど正反対の雰囲気を持つ町。
旧王国主義者が集い、第十四将・
光暈牢のユカ、そして彼が擁立する
移り気なオゾネズマの黄都到着の妨害を行った。
かつて、東西の交通の要であり、主に観光業によって今の
黄都にも引けを取らぬほど繁栄していた大都市。
後に「
魔王最後の地」と呼ばれることになる。
黄都の南方にある、切り立った崖が広がる恐らくはかなり広大な峡谷。
峡谷を通すように地形を切り開いて作った大掛かりな交通路が通る、複雑な地形をしている。
グマナ峡谷の中にある宿場や市場が設けられた一帯。
厳密には都市ではないため、交易点と呼ばれている。
本作品世界における統一国家の首都であり、物語上でも舞台の中心となる都市。かつての中央王国。
女王セフィトの統治下にあるが、実権は
黄都二十九官が握っている。
本物の勇者を決定すべく、
六合上覧を開催する。
かなりの大規模都市で、おそらくは王宮を中心としていくつかの区画に分かれており、中央議事堂や各省庁、王立学舎から複数の拘置所に至るまで様々な施設が存在し、南北を横切るように鉄道が走っている。
また主に物資の輸送用に運河・水路もかなり整備されているものと思われ、中央をティム大水路、各地にガィワ用水路・ヨトゥ運河等が流れ、各地にケアリクス舟運発着場の様な船着き場が点在しているようだ。
治安の良い中央市街には複数の公園も整備されている。
黄都中央王宮区画の、ひと際大きな道の先にそびえる白亜の城。
女王セフィトの住む場所。夜には白く照らされる、大きな堀に囲まれいくつかの館・棟に分かれた広大で美しい御殿。
王族の邸宅に当たる主館の西棟には、二階に“鏡の間”、一階には狩猟倉庫が存在している。
“
本物の魔王”の前に一度滅びに瀕した世界で、ただ一つ現存する王宮。
中央王国時代から続く大規模都市計画に基づいて縦横に規則正しく区画整理された、黄都中心部の住宅区。
山の手の高級住宅区は王宮にもほど近く、第一行政区には
蝋花のクウェルが、第二行政区には
荒野の轍のダントが居を構えているのをはじめ、二十九官の多くの邸宅が存在するとされる。
黄都にある商店が並ぶ区画の一つと思われる。今後の対空防禦の強化が課題。
番外編-虚実侵界線-『空を葬る恐想の眼』にて、台詞中に登場した地名。
描写から恐らく居住区であると思われる。作中で第四区まで存在が確認できる。
書籍版Ⅹにて登場する地名。劇中に登場するのは第二区で、普通の市街地らしい。
書籍版Ⅹにて登場する地名。カダン区画同様に居住区であると思われ、劇中に登場するのは第九区。
六合上覧試合会場候補である広場がある、黄都の昔からある市街。第一試合、第六試合にて使用された。
都市計画が中央王国から黄都へ移行する際に取り残された区画の総称で、計画的に整備された区画ではない。
試合会場候補となっているのは、ある程度破壊されても問題ない、あるいは破壊してもらって再開発、という狙いがあるものと推測できる。
黄都に到着した
おぞましきトロアが成り行きでしばらく身を寄せていた場所でもある。
書籍版Ⅷにて判明した、試合会場候補の広場がある区画。
小潜りのロウキらが暮らす区画。
十字のロトの活動拠点。
劇中にサガサ川という河川名があることから、その周辺地域であると思われる。
この区画と巨人街との距離が黄都をほぼ横断するほどだと劇中で語られていることから、旧市街は黄都の南方に位置していると推測できる。
事実上の貧民街と化した区画で、路上生活者や犯罪組織、有象無象のごろつきが日常として闊歩するような地域。
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そしてある時期を境に――(書籍版Ⅹネタバレ) |
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そしてある時期を境に住人皆に認知されていながら全く問題視されないという奇妙な殺人事件が多発し――(書籍版Ⅹ重大ネタバレ) |
そして ある少女の来訪をを境に住人皆に認知されていながら全く問題視されないという奇妙な殺人事件が多発。
同時に区画の治安が急激に改善するという奇妙な事態が発生することになるが――。
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常に黄都の北端に位置する、建築・解体作業に従事する
巨人たちが住む特区。現在は後述の東外郭の二条と呼ばれる区画から北方に16㎞離れた位置にある。
天を衝く高層建築の数々が聳える地域。
六合上覧参加者
地平咆メレが滞在している場所でもある。
恐らく黄都の周囲を囲んでいる区画。劇中には工業区である東外郭と農業区である西外郭、後述の北外郭が登場する。
余り裕福とは言えない、はっきり言ってしまえば貧困層が居住する地域。
本来は居住が想定されていない区画も存在し、そういった地域はスラムを通り越して極貧街といった様相である。
東には、二条に
イスカ母娘の住む小屋が、西には過去に
厄運のリッケが世話になった恩人
木櫂のエイテンがかつて所属していた教会と救貧院が存在している。
放棄され砂漠化した地域も存在し、黄都に近い区域にはある程度の道が舗装され、そこで暮らす
砂人の家屋が点在している。
辺境ながら商店と宿が立ち並ぶ外郭区画。また、連なった山から湧き出る湧き出す泉が大きな運河へと流れ込む港町でもある。
森深い山と運河の間にある街並みで、かつての中央王国時代には湧き出す豊富な温泉での観光業が盛んであったが今となっては寂れ、放置された宿や商店も少なくない。
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書籍版Ⅸネタバレ有り |
書籍版Ⅸにおいて、この区画の六条、港沿いの連なった山の麓の放棄された宿、旧“雲の青花”を拠点として逃亡中の「 世界詞」「 魔法」「 不言」の新魔王軍三名がささやかな潜伏生活を送っていた。
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外郭のほとんど砂漠化したような状態のかなり広い面積のある放棄区画に存在する鐘楼。公的記録に記載されていない都市の死角。
地盤の液状化によりほぼ完全に地下へ沈下した状態にあり、頂上部に相当する入り口から地下へと塔が伸び、下階へと下っていくような構造になっている。
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書籍版Ⅸネタバレ有り |
頂上入り口から三階分階段を下ると、工術によって大規模に改造・整備された研究施設が存在している。
書籍版Ⅷの大規模政変の後に 千里鏡のエヌと さざめきのヴィガらが 血魔生成の目的の下、この場所で秘密裏に研究を進めることになる。
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中央王国時代の風景や自然が意図的に残されている区画。
隙間なく生い茂る葉が日光を遮る深海の如き深い森。
その森の中には湖の傍らに建つ
黒い館が存在
し、六合上覧において“黒曜の瞳”が拠点と
している。
セフィトや
キアが通う、山の手にある学舎。
元々は王族や貴族の子女たちのために設けられたもので、市民に教育の門戸を広げ始めた黄都ではあるものの、未だそこに通う学生は良家の
人間が大半を占めている。
骨の番のオノペラルはここで教授(工術専攻一級教師)として勤務している。
王宮より僅かに東に位置する、臨時の政府機関。黄都の他の建造物と比べても、目立って新しく見える建物である。
本会議室をはじめ、小会議室や執務室、市民もその存在を知らない臨時議場等が存在し、それなりに大きな施設だと思われる。
恐らく軍の指揮中枢としての役割も担っているようで、各地からラヂオで長距離通信が可能な通信室も存在している。
六合上覧以前から王城試合の場として利用されてきた施設。現在は運動場としての利用もされている。
広間を囲む観客席の最前列には主賓観覧席も設けられ、第二回戦での使用時には
女王セフィトがこの席で試合を観戦することになっている。
また、「
絶対なるロスクレイ その1・その2」にて
絶対なるロスクレイと
破城のギルネスの決闘が開催されたのもこの場所である。
六合上覧においては、第三・第四・第五・第八試合会場として使用された。第二回戦においても第十試合で使用される予定であったが、当日の試合は中止・延期されることに…?
破城のギルネス・
濫回凌轢ニヒロが収容されていた施設。
黄都内に複数存在する拘置所の中で、特に重要性の高い、かつ危険性の低い戦争犯罪者を収監している場所。
意図的に軍施設の集中している一角に置かれ、常時厳重な監視下に置かれている。
中央拘置所のはずれに存在する奇妙な建物。
拘置所内にありながら看守は立ち入りを禁じられ、監視対象からも外されている。
黄都にある軍の駐屯地。屋内訓練場も備えている。
黄都西部の閑静な農村地帯の一角に建つ、
アウル王時代からの古い邸宅。
鎹のヒドウが平穏な隠遁生活を送るために数年前に購入していたもの。第一回戦終了後、
魔王自称者
星馳せアルス
襲撃の責をかぶり、黄都二十九官を更迭された後に住み始めた場所。
Web版では特に名称はなく、この名前は書籍版のもの。
黄都の中央を流れる大水路。
膨大な貨物が日々行き交うため、物流の要となる倉庫街が点在しているようである。
ティム大水路の暗渠から繋がる、倉庫群に紛れるように秘密裏に建設された施設。
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書籍版ネタバレ注意 |
国防研究院。
異相の冊のイリオルデ配下の魔王自称者たちが秘密裏に異形の研究を行う研究施設。
複数の建屋ごとに異なる分野の研究が進められている。
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また――(書籍版Ⅹネタバレ) |
また、地下にはかつては水路の浸食によって形成された大空洞であったと思われる広大な地下空間が広がり、大型の魔族や各種兵器類を格納する収容室として利用されている。
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広大な面積の半分を砂が占めている地帯。
莫大な蔵書を収めた"図書館”なる知識の蔵をもつ砂の迷宮があるというが、その迷宮は屈強無比なる狼鬼の一団、ゼーエフ群によって侵入を拒んでいる。
ゴカシェ砂海の座標定かならぬ地点に存在するという迷宮。
“
彼方”から流れ着いた逸脱の“図書館”。膨大な書物が散乱、あるいは書架に並ぶ、知識の蔵。
そこに収められた無数の本から正しく知識を読み解けたのであれば、その価値は一国にも値するとされる。
その証言者とされるかつて商人だったという女性は、この迷宮から持ち帰ったたった七冊の書物の知識を基に中央王国の貴族にまで成り上がったという。
無尽無流のサイアノプが、その異界の格闘の業を習得した場所。
さ行
かつての
クタ白銀街。“
本物の魔王”が倒された場所。魔王最後の地。
“本物の魔王”がいなくなった後も、魔王の恐怖に中てられ狂気に堕ちた生物が跋扈しており、侵入は困難。
今でもその生物を介して魔王の恐怖が広がり続けており、鍛えていない一般人が侵入すると緩やかに恐怖に感染してしまう。
また、稀にここから恐怖に錯乱した生物が外界に脱出し街を襲撃、大きな被害が出る事件も発生している。
さらに、最近になって正体不明の徘徊獣“
魔王の落とし子”が出現。この凄まじき怪物の存在により、都市からの討伐者は誰も手が出せない状態に陥っていた。
地平咆メレが暮らす、豊かな水と鉱石資源、動植物を育てる土壌に恵まれた、平和な村。
低地の豊かな田園を見下ろす小高い丘には、“針の森”と呼ばれる一帯がある。
サイン水郷のはずれにある、低地に広がる広大な河川と田園を見下ろす小高い丘。
地平咆メレが暮らす場所。
木の一本すらない荒れ果てた丘であるが、離れて見れば無数の針が突き立っているかのように見えるため、そう呼ばれている。
実際には年に二度奉納される、巨大な鉄柱の如き“矢”が無数に突き立った場所である。
クタ白銀街より半日の距離にあった街。
“本物の魔王”が長くここに在居していた。
かつては東西に名を知られた商業都市であった。
恐らくは
ナナガ領のさらに南方にあると思われる地名。
若き
竜の一柱、
拉ぎのティアエルの本来の支配域、領土であった地。その
竜の息の
詠唱に地名が確認できる。
恐らく
ワイテ山岳の近隣に位置する商業の街。
複数の商店が入った複合商業施設が建ち、夜も比較的明るい。
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かつての西連合王国領の河口部に位置する森林。(異修羅 Blu-ray BOX特典書下ろし小説情報) |
かつての 西連合王国領の河口部に位置する森林。 洗薬のフィエの出生地。
河川の氾濫も少なくない上、満潮時には地面が完全に水面下へと隠れる。恐らくはマングローブ林のような地域であると思われる。
“ 本物の魔王”の影響による『原因不明の曖昧な恐怖』によって、この地に暮らしていた 森人達は全滅した。
そしてこの地に暮らしていた 森人が秘匿していた秘宝こそが、かの ラズコートの罰の魔剣であった。
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逆理のヒロト達が
小鬼の国を作るべく目指した、海の彼方にある地。
現在は工業技術をはじめとした高度な文明を有する国家が築かれているとされる。
一問一答によれば、この遠く離れた地においても
かつての魔王の情報は「めちゃくちゃなことが起こっているらしい」くらいの噂程度には届いており、魔王軍と目される存在も何例か確認されていたという。
また、この地にも詞術で意思疎通可能な原住種族が存在しており、ヒロト
以外にも
客人の
来訪者がいたことが匂わされた。
かつて存在した国。「正なる王」の血統の
王家が治めていた地のひとつ。
“
本物の魔王”出現後の最初の六年、魔王軍の侵攻を食い止め続けたものの国に蔓延する恐怖と犠牲の中で革命と称する民の狂乱によって王族が尽く処刑され、滅亡した。
た行
かつての
正統北方王国の北西に位置する、文字通りに大陸中央を大きく隔てる過酷な僻地。
中央山脈の一角に存在する、地獄の穴の様に落ちくぼんだ盆地に広がる、白骨じみた鋭い木々の乱立する沼地。
“
本物の魔王”の時代、
星馳せアルスが
死者の巨盾を拾得した場所。
黄都南部に位置する、小規模なカルデラ地形。
大地は闘技場の如き円形に陥没しており、平坦な大地を高い岩肌が取り囲む。隣接して今は放棄された市街廃墟群が存在する。
第七試合における、
音斬りシャルクの有利となる舞台として
遊糸のヒャッカが想定していたが、
空雷のカヨンの策略により、それを放棄せざるを得なくなってしまった。
な行
魔王自称者、
軸のキヤズナが作り上げた、無数の秘密と遺物が残されているという大迷宮を中心に発展した新興の学術都市。
しかし迷宮の正体は、それ自身が一つの巨大な
迷宮機魔であり、
柳の剣のソウジロウに対する防衛機構によって都市全ては滅亡し、迷宮機魔もまたソウジロウによって倒された。
かつての中央王国(現
黄都)の南方に位置する地域。
村落も存在していたが、若き
竜の一柱、
拉ぎのティアエルと外縁警備兵及び詞術兵部隊との戦闘の余波によって壊滅してしまった。
かつて存在した国。「正なる王」の血統の王家が治めていた地のひとつ。
“
本物の魔王”との和平を模索し、その結果魔王軍の進入を許して虐殺が発生。滅亡することになる。
その際、
魔法のツーによって現在の
黄都の
女王セフィトが救出されている。
それ自体が複雑な仕掛けの魔具である大迷宮「
シトロカリ機動賽」が存在した地。
異修羅エイプリルフール2023企画にて、
星馳せアルスがかつて訪れた印象深い土地として語られた。
は行
ま行
西王国領からさらに西に存在する大樹。
星馳せアルスが
毒の魔弾を入手している場所。
異修羅エイプリルフール2023企画では標高の高い山で毒の魔弾を購入していると語られた。恐らくは陸の孤島に近い険しい地形の地域だと推測できる。
そして書籍版Ⅷでは、既に
黄都の行商組合が交易路を開拓していることが判明。偉業と称されていることからも前述のように行き来が難しい土地であると思われる。
その後の一問一答にて、摩天樹塔と呼ばれる大樹に住む
山人の手によって
毒の魔弾が製造されていることが明かされた。
かつて
星馳せアルスが訪れたことのある鉱山。
付近の川には鉱山より溶けだした毒により、稀に単眼の奇形の魚が泳ぐという。
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第二試合、第七試合の舞台。(第三部ネタバレ) |
第二試合、第七試合、及び第九試合の舞台。
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巨大なガス田であるマリ地孔の周辺地域。萎れた黄色い葉の病んだ植物しか生えていない。
所々が稲妻のような深い亀裂に罅割れ、乾ききった岩盤で覆われた、広大な不毛の大地。
黄都からキャラバンで一日近くの時を要する場所にある。
マリ荒野にある巨大ガス田。
生命の活気に満ちる
黄都の眩い光は、この荒れ果てた死の大地に眠る資源に支えられている。
ゴカシェ砂海の"図書館”に知識を求めて進攻した武装隊商の恐らく本拠地。
また、
黄都に歌手を輩出している。わざわざ地名を出して紹介していることから、文化芸術が盛んな街なのかもしれない。
かつて
西連合王国領であった
クタ白銀街よりも先んじて鉄道が走っていたとされる国。
Web版にて台詞中に出てきた国名であり、書籍版では中央王国(現在の
黄都)に変更されている。両者が同一国の別呼称であるのかは不明。
リチア新公国から最も近くに位置する衛星都市。
平地だが大砦を擁しており、リチアに対する
黄都側の出城となっている。
や行
遠く山上に
イターキ高山都市を望む不毛の砂漠地帯。
古くから超常の異常気象『
微塵嵐』が発生することで知られている。
その影響により、大漠には近隣の市から馬で三日ほどの場所に集落が存在するにもかかわらず、その村は文明の光の届かぬ影に孤立してしまっている。
そこに住む人々は、詞神ではなく
微塵嵐を神として信仰し、祀っているのだという……。
ら行
黄都の西方に位置する巨大都市。
西と北の陸路でのみ往来可能な要害の地であり、運河に沿った大堤防に合わせて発展した水の町。
海に近く水産資源に恵まれている。
警めのタレンにより
黄都から独立した。
のちに新魔王戦争終結に伴い、リチア大堤街と名を変え(戻し?)黄都に接収された。
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リチアの北方にそびえたつ、切り立った山。(異修羅 Blu-ray BOX特典書下ろし小説情報) |
リチアの北方にそびえたつ、切り立った山。
南方の運河と合わせて、天然の要害を形成している。
かつての魔王の時代、リチアを狙う魔王自称者 葉病のアフゼグが配下を布陣させていた地。
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放棄された旧鉱山施設が存在する以外は詳細不明。
異修羅エイプリルフール2022企画にて、台詞中にのみ登場した地名。
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かつて魔王軍によって壊滅した海沿いの街。(異修羅 Blu-ray BOX特典書下ろし小説情報) |
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わ行
余談
地名は日本の県名や地名をもじって付けられていると思しい(統一王都黄都=東京、無法傭兵都市オカフ=福岡といった具合)。
もちろんメタ的な意味であり、作中ではただの地名。
最終更新:2025年04月23日 23:49