夕暉の翼レグネジィ - 異修羅非公式wiki【4/26更新】

「新公国に歯向かったクズどもは一人逃さず殺れ」

それはこの世界で唯一の、広大な空を支配する自在の飛行軍勢を持つ。
それは死をも厭わぬ絶対服従の群体を、まるで一つの生命体の如く統率する。
それは戦局を支配する知性で、一つの国家の中枢へと深く根を張っている。
獰猛の攻撃者にして秩序の守護者。何よりも特異なる天の災禍である。

アニメ版

それはこの世界で唯一の、広大な空を支配する自在の飛行軍勢を持つ。
それは死をも厭わぬ絶対服従の群体を、まるで一つの生命体の如く統率する。
それは戦局を支配する知性で、一つの国家の中枢へと深く根を張っている。
―――。

略歴

「規律を乱すクズは――死罪！ 例外はない！」

• 読み：せっきのつばさレグネジィ
• 種族：鳥竜(ワイバーン)
• クラス：司令(コマンド)

CV - 森久保祥太郎
自らの群れを一国の軍にまで育て上げた鳥竜(ワイバーン)の統率者。
高い知性と残虐性で隙のない戦略を組み立て、鳥竜(ワイバーン)の軍勢を率いる。
命すら捨ててしまえる彼の兵達の秘密とはーー。

警めのタレンがリチアに集めた英雄の一人。
ある人間に特別な執着を抱いている。
また、かつて群れを逃げ出したある鳥竜の個体にも、複雑な感情を持つ。

――真に強き者は率いる者――
――より多くの命に責任を負う者だ――

――いかに突出した強者であろうと、群れに属さずただ一羽で生きるなど、愚かな夢でしかない――

――――だが、彼らを置いて羽ばたいた、その一羽は――

人物

軍人気質の厳格さと、鳥竜(ワイバーン)特有の残虐性が合わさったような苛烈な気性に粗暴な口調の自信家。
そこから受ける印象とは真逆の強力な自制心・理性・判断力を有している。

外見

外見的には他の鳥竜(ワイバーン)と大差ない、肉体的には特筆すべきことのない一羽の鳥竜(ワイバーン)。
際立った体躯を持たぬ彼はしかし、他の鳥竜(ワイバーン)とは隔絶した知能を備えている。

能力

百にも届くような無数の鳥竜(ワイバーン)の「軍」を自在に操り、高度な戦術の下で運用する。
戦況が整えばリチア新公国軍の狙撃兵（人間(ミニア)）との連携さえ可能。

また詞術の腕にも長け、赤い楔状の閃光を放つ熱術を操る。群れの隙間を通して敵のみを攻撃する精密な制御を戦闘の速度で行うことができる。

鳥竜(ワイバーン)の「兵」は命すら投げ出して彼の命令に従う。
そして――

夕暉の翼レグネジィは――紛れもない天才であった。（ネタバレ有り）

「歌を知ってるか？ 僕は本当の宝を見つけたぞ。お前以上の」

• クラス：司令(コマンド)　/　獣匠(テイマー)

鋏刻虫の一種を生術によって自在に操作する。
操作した虫を使い、群れの鳥竜(ワイバーン)の脳みそを食い荒らして自由意志部分を破壊。その後に生術による「処置」を行い、盲目的な指向性を付与。
意志を奪われた鳥竜(ワイバーン)の群れ、これが彼が自在に操る「空軍」の正体である。

昆虫に対して本来持ち合わせていない習性を後付けするほどの卓越した生術の才。
それが彼の、本能を超えて群れを支配する力のからくりである。

「僕が最後には勝つ……星馳せアルス……ざまあみろ」

だが、知っている――

たとえ被食者と捕食者の関係であろうと、決して相容れぬ大敵であろうと――

人間(ミニア)と 鳥竜(ワイバーン)の間にも、絆が存在し得るのだと。

ガン、という音が、　（ネタバレ）

二人の血が混じり合って、絶望的な勢いで、床に赤黒く広がっていた。

その光景が、ハルゲントの――無能な第六将の、戦争の決着であった。

――狩るべきだった統率個体の鳥竜(ワイバーン)と守るべきだった少女は、今は床に打ち捨てられたように倒れていた。

……彼が辿り着いた答えは、奇しくも憎んでいたはずの宿敵と、きっと同じであったのだ……。

『――友達を助けるのなんて、あたりまえだろ』

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書籍版登場人物