六分儀のシロク

(……もう一度話がしたい)

登場話

第一部

  • 「黒曜、リナリス その1」
  • 「黒曜、リナリス その2」
――またお会いできますか?

略歴

  • 読み:ろくぶんぎのシロク
  • 種族:人間(ミニア)
美しい 血鬼(ヴァンパイア) の少女は、寂しげに笑んだ。
CV - 戸谷菊之介
イターキ高山都市に暮らす十八歳の青年。

本物の魔王”の侵攻により一度放棄された都市に、魔王討伐を機に戻った住人のうちの一人。
両親は“本物の魔王”侵攻時に他界。残った財産は祖父の代に賜った無駄に広大な自宅のみであった。
第十三卿の兵が駐留できる広さの屋敷がここにあることを知っていた。

シロクの心には、自身の故郷を奪った“本物の魔王”に対して若い心に街を取り戻すとを誓ったものの、自身の力ではそれが叶わなかった、という思いがある。
魔王に一矢酬いる為に戦士として研鑽を積んだ経験もあるが、現在は領主会の下働きとして出戻った住人数の把握のために広いイターキを駆け回っている。
そんな中、彼は鬱蒼と茂る黒緑の森の中に隠されて聳える館に辿り着くことになる……。
シロクが館に招かれなければ、この惨劇は起こらなかったのか。

人物

そして、最初の傷は……あの、小さな切り傷で。

“本物の魔王”による影響か少し思考に影が差しているものの、この時代の背景を考えればそれほど異常ではないだろう。
年若い頃から剣を握っていたためか異性に対して初心な面もある、いたって普通の、善良な青年。

「シロクさま。ありがとう。……普通の娘のように誰かと話せて、本当に良かった」

能力

上項でも述べた通り、若い頃から武を志しており体力も人並み以上に高い。
爪剣を腰に吊っているが、今のイターキには必要のないものである。

「さようなら」

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最終更新:2025年01月17日 03:08