登場話
第三部
略歴
ロスクレイの幼い日の思い出に語られる旅劇団志望のこの若者。
父が不在のロスクレイ家はナルタにいくらかの力仕事を任せ、引き替えに自宅の庭を稽古場として貸し出すことがあったようだ。
その際の幼いロスクレイとの交流の中で、実戦的ではないが「強そうに見える」剣の構え方や劇団仕込みの呼吸法による声のはり方等、将来ロスクレイの役に立つような技術を伝えることになる。
しかし、旅劇団の一員として王国を旅立った彼を待つものは、“
本物の魔王”の時代にありがちな運命で――。
人物
彼の人となりや態度、語り合った言葉やその後辿った運命は、ロスクレイの人生に少なくない影響を与えていくことになる。
外見
二十をやや越えた、背の高い男。
最終更新:2022年06月16日 03:30