炯炯たるゼラド

「自由になりたかった、俺は、自由に……」

登場話

書籍版 Ⅵ


略歴

  • 読み:けいけいたるゼラド
  • 種族:隻鬼(キュクロプス)

かつてキザヤ火口湖周辺に出現した単眼の新種“隻鬼(キュクロプス)”の集団の中心人物。

彼に親はなく、自身の名も自身で付けた。親というもの自体が存在しないと考えていた。
過酷な火山で生き抜く技術や知識も、彼が試行錯誤の末に独自に身に着けた技術である。

キザヤ火山にて自身と同様の外見を有する者たちを見つけ*1、火口湖にて小規模な集落を形成。
種族として数を増やし、安定した勢力を形成した後に外界へ進出しようと考えていたようだ。

そんな中、迷宮化していたキザヤ火山に宝を求めてある冒険者が襲来し――。

能力

隻鬼(キュクロプス)”の 能力傾向 該当項目参照。

彼自身は魔具“腐土太陽”の以前の所有者にして使い手。
この泥の魔具に“腐土太陽”という名を付けたのもゼラドである。
あふれ出る泥を自在に操り、キザヤ火山に侵入するものを妨げ、それでも踏み込んでくる相手は泥の刃や弾丸によって撃退する、かなり熟達した使い手であった。





「あんたは 大鬼(オーガ)だよ」

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  • 書籍版登場人物
最終更新:2025年05月24日 00:16

*1 その誰もが親を知らず、そのため彼らは自身達のことを“彼方”から送られてきた新種の鬼族であると考えるようになった。