Jettyを使用したeepsite構築方法
I2PにはサーバーソフトウェアJettyが付属されています。このJettyを使う場合は特別な設定を必要とせず、すぐにeepsiteを立ち上げることができます。個人的に、I2Pに付属されているJettyは動作が期待したとおりに動かないことを確認しているため、Apache等他のサーバーソフトウェアを使用する方をおすすめします。
公開するファイルの準備
①次のように環境に合わせてディレクトリにアクセスします。
《Linuxの場合》~/.i2p/eepsite/docroot
《Windowsの場合》%APPDATA%\I2P\eepsite\docroot\
(例)Windows8.1のProgram FIles (x86)にI2Pをインストールしている場合、パスはC:\Program Files (x86)\i2p\eepsite\docrootになります。
②一旦そのディレクトリ下のファイルとディレクトリを削除します。
③公開したいファイルをそのディレクトリに入れます。
公開のための設定
以上です。アドレスブックの登録は初回だけ行います。
ただし、アドレスを変更したり、何らかの理由でDestinationアドレスを変更した場合はもう一度行います。その時は【追加】でなく【置き換える】をクリックします。
注意
eepsiteを稼働していても、アドレスブックに登録する作業をしなければ誰もあなたのeepsiteを見ることができません。
また、アドレスブックに登録してもその登録内容が各I2Pユーザーに伝播するためには時間がかかります。登録作業をしてから2日間ほどお待ちください。
http://*.i2p/の形式でアクセスできない場合はB32アドレスでアクセスすることができます。ただし、B32アドレスでアクセスした場合、CGIスクリプトによっては環境変数をうまく処理できずに期待した動作をしない可能性があります。
HiddenServiceマネージャ5.png
アドレスブックについて注意
アドレスブックにデフォルトで設定されているサブスクリプションではうまくhosts.txtを更新できない可能性が高いため、安定して稼働しているサブスクリプションを新たに購読リストに追加する必要があります。
これについては
サブスクリプションとJump URLをお読みの上、設定してください。
最終更新:2015年12月22日 13:13