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マルクス=レーニン主義
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The New Order
マルクス=レーニン主義 | ||
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英名 | Marxism-Leninism |
別名 | ||
登場作品 | The New Order(Hoi4) | |
上位イデオロギー | 共産主義 | |
主要なイデオローグ |
かつてのソビエト連邦ではレーニンの後継者の座をめぐって数多くの人物が争った。その一人がヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・スターリンだ。彼はブハーリンの掲げる「一国社会主義」には賛同していたが、市場主導型の「新経済政策」による開発には反対していた。国家が経済を全面的に管理し、急速な工業化と農業開発に弾みをつけるべきである。これがスターリンの考えだった。民間企業は完全な社会主義国家の発展にあたっては全く信用できない。したがってソビエトが目標を達成するためには、全ての工業と農業を集産化し、また共産党の中央計画組織が指導すべきである。この政策の必然的帰結として、ソビエトは旧来のレーニン主義者が危惧していたような革命の衰退から免れ、国力は飛躍的に増大し、やがて共産主義社会へと完全な変貌を遂げるであろう。こうしたスターリンの考えは、後継者争いに勝利したブハーリンなどから異端視された。
だが意外なことに、スターリンの思想は徐々に脚光を浴びるようになっていった。ブハーリン政権と同じように、スターリンも成功しなかったかもしれない。だが、その国家的で輸出可能な教義によって支配は世界中に広がり、一部ではブハーリン派のボリシェヴィズムを凌ぐまでになった。ソ連が内部分裂に陥ったように、イデオロギーは今や真っ二つに分裂し、お互いに蔑視し合っている。
(TNO日本語化Modより引用)