TNO:経済体制 - イデオロギーデータベースwiki

▷ 目次

• 自由市場資本主義
  • アメリカ資本主義
  • 企業寡占
  • 社会的市場経済
  • ホズラスチョート
  • 自給自足経済
  • 自治植民地経済
• 協調主義
  • 社会主義化経済
  • 協調主義的植民地経済
  • 王冠信用
  • 安定化発展
  • 国家労働組合主義
• 計画経済
  • 自主管理型経済
  • 無政府状態
  • 誘導経済
  • 軍事経済
  • ブルグント体制
  • 略奪
  • 統制経済
  • 無政府共産主義
  • 戦時共産主義
  • キリスト教無政府主義
  • 集権化植民地経済
• 未分類
  • 無経済
  • 採掘主義

自由市場資本主義

自由市場資本主義
	英名	Free Market Capitalism
	別名
	登場作品	The New Order

自由市場資本主義は、民間企業および民間事業が、政府からの介入をほとんどあるいは全く受けることなく自由に運営される経済体制だ。つまり、価格、費用、賃金は、政府による特別な介入がない限り、それぞれの市場における買い手や売り手により決定される。

かつては世界中で実践されていたが、ドイツ、日本、イタリアにおける統制経済や協調主義経済の成功により真の完全市場資本主義は衰退し、数ヵ国に残るまでとなった。この体制が復活を遂げるのか、消滅してしまうのかは、時が経たねば分からない。

(TNO日本語化Modより引用)

サブ経済体制は計6個ある。

アメリカ資本主義

アメリカ資本主義
	英名	American Capitalism
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	市場経済型

アメリカ資本主義は、他の自由資本主義諸国が手本とする青写真である。経済への政府の介入を最小限に抑えた自由貿易を基本としているが、他の資本主義とは異なるいくつかの側面がある。例えば、アメリカ経済は米ドルという強い通貨に支えられている。米ドルはその安定性が高く評価されているため、世界の主要な基軸通貨として使用されている強力な通貨である。これにより、アメリカは第二次世界大戦後の不況から立ち直り、軍産複合体を背景とした強い経済の基礎を築いた。

(TNO日本語化Modより引用)

企業寡占

企業寡占
	英名	Corporate Oligopoly
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	市場経済型

少数の企業集団による支配が行われるこの経済は、経済活動の大部分を少数の参加者のみに制限する寡占的な体制の下で措定されている。こうした参加者は、統治政府と協力している、あるいは要の部分を支配しているために、国家運営に対し不釣り合いなまでの支配力を有している。

この権力は主に寡占企業により、利益を阻害する可能性のある国家の介入を阻害するため用いられる。行政や国家の規制当局が企業利益に捕らえられたり、汚職によって阻害されたり、無力となるまでに衰退したりしているため、公共の福祉は後回しとされ、独占禁止法や労働法制は抑圧されているのである。

(TNO日本語化Modより引用)

社会的市場経済

社会的市場経済
	英名	Social Market
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	市場経済型

社会的市場経済において、国家は民間企業や事業の存在と、それを上手く機能させるための経済への相当量の規制や国家介入を両立している。支持者の目には、高い経済成長率と、低いインフレ率や失業率、良い労働環境と充実した社会保障のバランスがうまく保たれた制度が映る。ドイツの経済学者、ルートヴィヒ・エアハルトの著作によって広まった社会的市場経済の概念は、近年、更に広く浸透し続けているのである。

(TNO日本語化Modより引用)

ホズラスチョート

ホズラスチョート
	英名	System of Khozraschyot
	別名	ホズラスチョート体制、経済会計体制
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	市場経済型

「Khozraschyot」は「経済会計」と訳されることが多いが、資本主義を指しているように見えるのは決して間違いではない。計画経済の安定性と自由資本主義の独特な意欲を統合したホズラスチョートは、社会主義を実現するために生産力を高めるという明確な目的のためにソ連経済の自由化を奨励するものである。最も基本的なことに中央計画経済に利益という概念を導入することがあるが、この言葉はゲンリフ・ヤゴーダが使ったために、市場開放というはるかに広範な意味合いを持っている。

(TNO日本語化Modより引用)

自給自足経済

自給自足経済
	英名	Subsistence Economy
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	市場経済型

資本主義以前の生産様式のもと営まれる自給自足経済は、金銭的価値のある商品の生産ではなく、主に天然資源を利用した消費にのみ焦点を当てている。こうした経済は通常、大量生産に必要な産業や技術を欠いており、生み出される乏しい経済的余剰は物々交換に用いられる。まれに限られた形態の貨幣貿易が行われることがあるが、都市化された地域に限られるうえたいていは発展した経済圏が関わっている。一般的に行われる取引は主に現物地代取引である。

(TNO日本語化Modより引用)

自治植民地経済

自治植民地経済
	英名	Autonomous Colonial Economy
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	市場経済型

植民地経済とは、植民地化する国が自国の利益のために支え、構築した体制である。民間と軍事の経済的利益の正確な釣り合いは異なるが、この体制の目標は何よりも植民地を略奪し、植民地化する国にできるだけ多くの資源を抽出し輸出することである。

自由市場経済を採用している国の植民地主体では、植民地主がその主体を完全に搾取する力はそれほど強くない。市場制度は、その奥深くに植民地支配者の手を入れることができ、またそうすることも多いが、経済はかなり分散化されたままである。植民地での搾取の大半は、代わりに民間企業を通じて行われるのが普通で、彼らは資源を搾取し、それを植民地化する国に売り戻す。

(TNO日本語化Modより引用)

協調主義

協調主義
	英名	Corporatism
	別名	コーポラティズム
	登場作品	The New Order

コーポラティズムとも呼ばれる協調主義は、国家や社会を協調集団として組織化し、効率的で力強い経済を実現することが最善であると信じている経済体制だ。ソレルを始めとする労働組合主義思想家の観念から着想を得ており、階級闘争を行わずに資本家と労働者の階級間宥和を促進する。よく油を差された状態こそが、国家という機械を潤滑に動かすための鍵であるとして、雇用者と被雇用者が良好な関係にある状態を歓迎する。協調主義は、国家に対する全面的な献身を求める体制であり、ファシスト政権や独裁政権においてよく見られる。しかし重要なのは、このような体制は、国家と企業の間の線引きがあいまいになるような企業支配とは異なるということである。

(TNO日本語化Modより引用)

サブ経済体制は計5個。

社会主義化経済

社会主義化経済
	英名	Socialized Economy
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	協調経済型

社会主義化経済とは協調主義が重度に集権化されたものであり、経済の大部分、特に軍需産業や重工業といった戦略的な分野において国家の直接介入による国有化がなされたものである。

計画経済に実に近いものであるが、民間経済の主体性が永続的であるという点において類似のものと異なっている。だが、国家の補助と規制を受け、さらに企業は社会的階級間で争う代わりに協力することを保証する基本的な道具として、重要な役割を受け持つ。

(TNO日本語化Modより引用)

協調主義的植民地経済

協調主義的植民地経済
	英名	Corporativist Colonial Economy
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	協調経済型

植民地経済とは、植民地化する国が自国の利益のために支え、構築した体制である。民間と軍事の経済的利益の正確な釣り合いは異なるが、体制の目的は何よりも植民地を略奪し、植民地化する国にできるだけ多くの資源を抽出し輸出することである。

協調主義体制を採用した植民地では、この関係がより鮮明になる。大都会の企業独占がこのような国家を運営し、できる限りの資源を引き出す。ドイツ国の国家弁務官区など、この体制の例に見られるように、この体制の下で働く現地人には、通常、ほとんど便宜が図られていない。

(TNO日本語化Modより引用)

王冠信用

王冠信用
	英名	Crown Credit
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	協調経済型

王冠信用は、表面上、C・H・ダグラスが提唱した社会信用とほとんど変わらない。だが、精査してみると、王冠信用は社会信用よりもはるかに独自色の強いイギリスの制度だ。銀行が全ての社会悪の根源であるというダグラスの分析は共有しているが、それよりも一歩進んでいる。イギリス株の下落、イギリス農村部の衰退、都市化などがユダヤ銀行の利益のために推し進められているという見方を提示し、ユダヤ人を明確に非難するのだ。

この体制は、土地に損害を与えるほどの規模も技量もない中小企業からなる、豊かな農村部の市場経済を構築しようとするものだ。残念ながら、これは、政府の言うままに農村部から立ち去るような真似はしないドイツの複合企業と真っ向から対立するものだ。そのため、新たな経済様式は、力づくで彼らを追い出して農村部のイギリス人企業を優遇することにより、農村から都市への移住の流れを逆転させようとしている。こうした企業が複合企業に対抗できるようになることで、地方の経済成長は促進される。そして願わくば、国民がイングランドの緑の野原へ戻ろうとする動きが広まらんことを。

(TNO日本語化Modより引用)

安定化発展

安定化発展
	英名	Stabilizing Development
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	協調経済型

メキシコ版

メキシコの奇跡は、PRIの揺るぎない手と、国家資本主義、自由市場、協調主義を独自に融合させた安定化発展という指導理念のもと否応なしに推し進められている。党は、輸入代替工業化の原則に従い、繁栄と経済的自立を確保するために国内製造業の確立を目指している。厳格な計画、保護関税、インフラ整備や国営・民間産業への潤沢な資金提供といった仕組みを通じ、メキシコは繁栄する。

しかもこれは、インフレや通貨切り下げを起こすことなく達成できる。財務公債省は、厳格な財政規律によって外国人投資家の信頼を維持し、福祉支出を最小限に抑えている。

豊かな未来のために今犠牲を払うよう求められたメキシコ国民は、党の協調主義支部へ誘導され、静観を決め込んだ。メキシコ労働組合連盟（CTM）は、実質賃金が抑制されているにも関わらず労働平和を維持している。全国農民連盟（CNC）は農村の秩序化を促進し、成長するアグリビジネスが輸出を通じて必要な資本を得ることを可能にする。その結果生じる不平等を疑問視する声もあるが、この着実に上がる潮はやがてすべての船を持ち上げるだろう。

(TNO日本語化Modより引用)

その他

着実な工業化と最小限の通貨膨張を促進する制度的革命党は、姉妹共和国を「安定化発展」というメキシコの奇跡を可能にした教義へと導く。これらの小規模でしばしば崩壊した経済は、外国貿易に対して保護主義的な障壁を築きつつ、外国資本と専門知識を受け入れている。投資を促進するために、協調組合主義政策が導入され、賃金を抑制しながら労働争議を回避する。農産物の輸出と観 光業が外貨をもたらし、それはすぐに輸入機械と交換される。貧弱な福祉綱領により緊縮財政が可能となり、基本的 施設の整備、国営企業、あるいは民間製造業者への補助金に充てるための融資に対する投資家の信頼を築く。

それが理論である。革命から間もない多くの新参者は、アメリカや日本の企業を誘致するのに必要な政治的安定をま だ達成しておらず、政治的に結びついたメキシコ企業が優位を占めている。彼らの新たな協調組合主義は、メキシコ労働組合連盟と全国農民連盟を模範とし、助言を受け、あるいはそれらとつながりさえしているが、労働平和ではなく、腐敗と怒りを広めている。社会支援が後回しにされるにつれ、格差は拡大している。しかし、開発の安定化は辛抱強く待つしかない。繁栄は、あと少しの犠牲を払えば手に入るからだ。

(TNO日本語化Modより引用)

国家労働組合主義

国家労働組合主義
	英名	National Syndicalism
	別名	国家サンディカリスム
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	協調経済型

協調主義の経済的正統性の先駆けである国家労働組合主義は、国家の利益を第一に考え、そのために労働組合の理論と形態を適応させる。実際には、伝統的な社会主義の修辞法で利用される階級闘争の美辞麗句が、国家に奉仕するための揺るぎない階級協力の信念に置き換えられる。この信念を補うために、国家の管理下にない労働組合は通常、禁止され取り締まりの対象となる。

また、階級間の緊張を緩和するために、労働者の組合への加入を義務付けたり、労働者を解雇することがほぼ不可能になるような措置が取られる。賃金は、国家が直接的に決定するか、従業員と雇用主が交渉して決定する。労働者の代表率は資本主義経済よりも一般的に高いが、違法な労働組合化やストライキの問題は、両者の関係が当初考えられていたほど調和的なものではないことを示している。

(TNO日本語化Modより引用)

計画経済

計画経済
	英名	Planned Economy
	別名	指令型経済
	登場作品	The New Order

計画経済、又の名を指令型経済は、経済的生産高と経済成長が人民と国家全体の需要に応じてあらかじめ計画される経済体制である。このような計画は集権化、分散化どちらも行うことが可能であり、専門家会議でも人民参加型の決定方式を取ることも可能である。

(TNO日本語化Modより引用)

サブ経済体制は計11個。

自主管理型経済

自主管理型経済
	英名	Worker Directed
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	計画経済型

計画経済というと、国家が指導するものだけがそうだと思われがちだが、すべての計画経済がこの慣例に従っているわけではない。

自主管理型経済は公務員や官僚が計画するものではなく、労働者自身で、しばしば労働者評議会や労働組合といった形で計画されるものである。これらの組織を通じて、労働者は自らの生産活動について直接的な管理を保ち、結果として高度な自主性が生まれる。

従来行われていた国家主導の中央計画経済のような効率性と集中性には欠けるが、このような分権的で局所的な手法はしばしば、通常ではありえないような手段で意見を表明することができる労働者の強い支持を得るのである。

(TNO日本語化Modより引用)

無政府状態

無政府状態
	英名	Anarchic
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	計画経済型

無政府状態の場所では国家は存在しない。その代わりに、主に小規模な地域社会や村から影響を受けている。大規模な貨幣取引は僅かであり、中央政府や正式な中央銀行も存在しない。このような無政府状態は、一般的に戦争や自然災害のような大規模な混乱の後に生じる。

(TNO日本語化Modより引用)

誘導経済

誘導経済
	英名	Gelenkte Wirtschaft
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	計画経済型

ドイツ

通貨危機、再軍備の推進、ドイツ企業を浮揚させる政治的必要性、世界恐慌のどん底からの雇用水準回復、その他さまざまな短期的圧力に対応して、ドイツの経済体制は1930年代に間に合わせで構築された。この長い試行錯誤から生まれたのが「統制経済」だ。水平にカルテル化された民間企業と協力しながら賃金、価格、資源、投資を官僚が厳しく監視する制度である。

商業が不確実性から保護され、労使紛争が抑制され、競争が排除される一方、ドイツの資本家に対するこの恩恵には裏がある。全ての努力は国家と党の移行を実現するために向けられ、精査なしで実施できる行動はない。政府の要求には際限がなく、国家事業は最重要だ。ドイツ経済が最も成功した参加者にどれほどの利益をもたらそうとも、何事もそうであるように、政府は至高の存在である。

(TNO日本語化Modより引用)

国家弁務官区

アルトライヒの経済は、巨大な産業複合企業により支配されている。ドイツは生産性の高い製造業の中心地であり、大企業は技術の最前線に立って日米最高の商品と互角に戦える。しかし、東部においては、土地は豊かで人々は安価であるため、その動きは異なる。ここでは農業と鉱業の大企業が幅を利かせており、ライヒ東部行政と協力し、不運な国家弁務官区から最後の一滴まで価値を搾り取ろうとしている。

ピラミッドの頂点はドイツとよく似ている。政府とカルテル化した民間企業が緊密に結びつき、鋭い目で価格と要素市場を管理しているのだ。だが、共通点は下部にある。企業の強欲な本能を抑制する労働者の代表はいない。ここでの合言葉は服従であり、協調ではない。東部の労働者は、彼らが収穫する穀物や採掘する石炭と同様、資源である。東部の地から生み出されるすべての物と同様、厳格な効率性をもって搾取されるべきなのだ。

(TNO日本語化Modより引用)

その他

第二次世界大戦中、ドイツの特異な経済体制はその価値を発揮した。西欧の方針なき自由放任経済やブハーリンのロシアにおける偏狭な中央計画機構よりも資源を動員する能力に優れた、ライヒの興味深い半カルテル経済が勝利に貢献したのだ。ヨーロッパが大西洋の鷲からゲルマニアの鷲へと目を向けるようになるにつれ、勝利の体制が大陸全土で再現されるようになるのは当然の成り行きだった。

基礎的な構造はすべて、ドイツの模倣として共通している。政府とカルテル化された民間企業が緊密に協力し、あらゆる生産要素が中央官僚機構により綿密に管理されるのだ。政府は自らの欲望の優位性と事業における優先権を享受し、実業家は不確実性や外国との競争から保護された経済の恩恵を享受する。労使関係は政府によって厳重に監視され、階級協調が実施される。企業と政府の結びつきの上層部にいる人々にとって、これは実に満足のいく状況だ。

(TNO日本語化Modより引用)

軍事経済

軍事経済
	英名	Military Directed
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	計画経済型

軍事経済において、軍は経済を直接支配し、経済生産のほとんどを軍の目標に割り当てる。あらゆる種類の軍政や軍事政権で最も人気を得ている体制であるが、このような経済体制を採用する政権は、超国粋主義的とまでは行かなくとも、かなり国粋主義的になりやすいため、軍の利益のために国民の幸福が軽視される傾向にある。

(TNO日本語化Modより引用)

ブルグント体制

ブルグント体制
	英名	The Burgundian System
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	計画経済型

国家から利益を得るに値する民族はただ一つ。アーリア人だ。

それ以外の者はすべて使い捨てにされる。

ブルグント体制は国家社会主義の最も極端な考えを体現している。その考えや経済政策では、アーリア人以外は国家の使い捨ての道具と見なされる。ブルグント経済は、不純な人種の下層階級を搾取し、彼らから最後の一滴まで生産性を搾り取ることによって定義されている。

この下層階級の多くは奴隷であり、そうでない者でさえ繁栄は望めない。このためブルグントの信奉者たちは下層階級を拡大させながら、より過激な行動に走ることが多い。すべてはこのような持続不可能な体制の必然的な崩壊を食い止めるための必死の試みなのだ。

(TNO日本語化Modより引用)

略奪

略奪
	英名	Banditry
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	計画経済型

略奪というシステムにおいては、一つまたは多くの盗賊、略奪者の集団によって行われる一般大衆からの窃盗、強奪が経済の主軸となる。盗賊団は他から盗んだ富に重きを置き、自らを豊かにするには近隣諸国や、最悪の場合内部の人間から盗みを働くことが最善の方法であると考えている。このような行為は戦争によって荒廃した地域や不安定な国家において行われることが多く、また、盗賊団が権力を確保するために略奪が必要なケースも多く見られる。

(TNO日本語化Modより引用)

統制経済

統制経済
	英名	Dirigisme
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	計画経済型

フランス語で「指示する」という意味を持つ統制経済（Dirigisme）は、その名の通りの制度だ。不勉強な者は、資本主義市場の受容が自由放任主義の許容を意味するものだという誤った認識を持っているかもしれないが、統制経済はそのようなものではない。商業と生産力の手綱を国家が固く握っているということは、国家が執行者であり、負担を負う者でもあり、経済という巨大な時計を唯一管理する者だということだ。全

国規模の予測、具体的な計画、集中的な投資- -独立した関係者には任せられないほど重要な問題は、国家機関に任せられる。市場が失敗し、挫折した場合、国家は正式に介入を行い、非効率を抑制し、国家的目標が将来にわたって実行・達成が可能であると保証できるようにする。

統制経済における重度の市場介入にも関わらず、民間部門は依然として重要なままである。国家に影響を及ぼす、または将来的に及ぼす可能性のある民間後援者である「全国的大企業」は、他より優先される。他の民間産業は、国の指導に従いつつも、自己啓発によって繁栄する事が期待されている。

皆が公益のために連携し、免れることができる者はいないのだ。

(TNO日本語化Modより引用)

無政府共産主義

無政府共産主義
	英名	Anarchist Communism
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	計画経済型

無政府共産主義は、教科書的な経済の定義から転換した新たな規範を命じる。それは、マルクスの有名な格言により最もよく説明されるものだ。「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」これは、階級、貨幣、社会階層の廃止を提唱する。資本のため、あるいは物々交換のために生産されるのではなく、成果物やサービスは必要とする人々に無償で提供される。経済計画は、個々のコミューンが直接民主主義によって決定し、より大規模な活動のため協調を行う。この方式は、短期的にはマフノシチナ、新民、カタルーニャで試みられたことがあるが、長期的に生き残れるかどうかは未知数だ。

(TNO日本語化Modより引用)

戦時共産主義

戦時共産主義
	英名	War Communism
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	計画経済型

その名が持つ高尚な響きとは裏腹に、戦時共産主義は一貫的な経済政策というよりも、総力戦下の国家における緊急の必要性に応じ、レーニン主義のレトリックを適応させた政策である。資源と人口は最優先で軍に送られ、次いで都市や工場に回され、最後に農村の人々のもとに届く。最終目標は、政治的、人的、経済的ないかなる犠牲を払おうとも勝利することだ。

(TNO日本語化Modより引用)

キリスト教無政府主義

キリスト教無政府主義
	英名	Christian Anarchism
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	計画経済型

極北シベリアの経済開発というものは近年、様々な部族が集まるようになるまであまり目を向けられず、工業力は皆無に等しい。北部シベリアの草原ではその状況下において独特な経済体制が成立し、そして国家の基盤をも形成している。この体制は多くの側面において無政府主義に似通った形をとっており、厳しい環境により多くの制限が課される中で自らの存続を保障するため、独立したコミューンが互いに協力を行なっている。

地方権力は貧者への多額の寄付や、国家主導で社会的弱者のために居住区や類似の建物を建設する計画などを通し、国家と地方共同体の成長を保つことを目的とする。これらの進歩によって天命シベリアは適切な社会として前進し、無政府主義的かつキリスト教的な教義を十分維持することを可能にする。

(TNO日本語化Modより引用)

集権化植民地経済

集権化植民地経済
	英名	Centralized Colonial Economy
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	計画経済型

植民地経済とは、植民地化する国が自国の利益のために支え、構築した体制である。民間と軍事の経済的利益の正確な釣り合いは様々だが、この体制の目的は何よりも植民地を略奪し、植民地化する国にできるだけ多くの資源を抽出し輸出することである。

植民地によっては経済構造がより自律的である場合もあるが、この特殊な体制は高度に中央集権的である。すべての経済的決定は、現地の植民地当局か、あるいは支配者である国家自身が直接決定する。このような体制では、できるだけ多くの資源を効率的に輸出できるように、上から下まで経済が計画される。

(TNO日本語化Modより引用)

未分類

無経済

無経済
	英名	No Economy
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	？

我々の領土は、地球上で最も不毛な土地を占めている。課税すべき人口も、印刷すべき通貨も、輸出すべき商品もない。さらに、政治的な立場から、経済的なことはほとんどすべて本国が管理し、我々は南極大陸に関することを扱う。これらのことから、我が領土には伝統的な意味での経済が存在しない。

(TNO日本語化Modより引用)

採掘主義

採掘主義
	英名	Extractivism
	別名
	登場作品	The New Order
	経済タイプ	？