1:
【種別】
噂話
【初出】
三巻
【解説】
学園都市で流れる
虚数学区に関する噂。
虚数学区に秘匿されているとされる架空技術関連の話の一つで、
曰く、
「世界中の偉人・聖人のDNAを保管し、
その解析の結果、ボタン一つでいくらでも天才を製造できる『才人工房(クローンドリー)』がある」
【余談】
『超電磁砲』担当編集者の荻野氏によれば、
この「才人工房」の設定は制作サイドでも忘れられていたが、一人のファンによる考察が面白かったことから設定が再発見され、
『超電磁砲』での登場に繋がったとのことである(
出典
)。
2:
【種別】
組織名
【解説】
天才や偉人級の人間を人工的に生み出す事を目的とした
学園都市暗部の研究機関。
第二学区に研究所が存在するが、その存在は極秘。
食蜂操祈もここに所属しており、
能力開発を受けていた。
複数の研究室があり、それぞれが別の計画、実験を行っていた。
食蜂が所属。被験者は彼女のみで、彼女を中心としたある計画(下記参照)を進めていた。
詳細不明。
なおアニメ版(超電磁砲T)では警策の能力開発を行う研究室として猫写されており、
担当する研究員は警策のみならず第一研究室(食蜂)やドリーも受け持っている様子である。
上述の通り、本来は「天才や偉人級の人間を人工的に生み出す」ことを目標としていたものの、
食蜂の
能力に目が眩んだ第一研究室の研究者達は、
偉人を作るよりも偉人を洗脳した方が早いと短絡し、
エクステリア計画を開始。
外装代脳(エクステリア)を完成させることで、自らが『
心理掌握』を自在に操れるようになることを目指した。
また、更に上層の組織から、
0号(プロトタイプ)『通称・ドリー』というクローンの少女を預けられており、
こちらでも何らかのデータを採取していた。
ただ、この件に関して研究者達は「目的もわからない人形遊び」と評しており、
あまり重要には扱っていなかったようだ。
能力の影響もあって他人を信頼していない食蜂は、ドリーの死後より外装代脳に関係する研究員の洗脳を進め、常盤台入学前には完全に掌握。
外装代脳計画の本来の目的は潰され、第一研究室は食蜂に乗っ取られてしまった。
その後、第三研究室「アイデアル」についても食蜂の手により掌握・解体されている。
これらは食蜂が
常盤台中学に入学する前、小学校六年生の頃の話であり、
以後は食蜂の隠れ家兼支援要員としていいように使われていた。
ただし、本編時系列(今年)の10月には才人工房ビルが崩壊寸前の状態になっており(『アストラル・バディ』最終話)、その後の動向は不明。
【(元)所属者一覧】
最終更新:2022年05月21日 14:33