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//905 :とある少年の失くした日常。の人:2008/10/15(水) 19:12:53 ID:N.FhOd4g
「行くよ。戦う理由が増えたみたいだ……っ!?」
インデックスが入ると、あの魔術師が死んでいる鎧——ローマ正教の十三騎士団に
背を向けて立ち上がった所だった。
「ど、どうして……」
「とうま、こんな危ない所はだめだよ。マナが切り取られた所なんて…」
ステイルと当麻は顔を見合わせた。
「……帰れないよな」
「それに帰せないね」
当麻が頭を抱えた。ステイルは溜息をつく。
「まあ、一緒に来るより手は無いな……」
「待てよ危なすぎるだろ」
「いや、でも帰す方法は無いしここでぽつんと立っていても——」
というわけで。
三人でよいしょよいせと階段を上っているけれど。
けれども。
「く、くっ……。いてぇ!」
三人はもうへとへとだった。
——裏にいる者は、表にあるものに触れる事は出来ない。
この場合の裏とは魔術を知り、ここが何だか知っている人間。
そして触れられないという事は、歩いた反動が自分の足に跳ね返る。
「敵も……同じ条件であることを祈るしかないね……」
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