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「っツーかよ、本当に必要なのかぁ、絶対能力者ぁ(レベル6)?」
「必要なんでしょうよ。だからこそ私達(超能力者)が8人居ても、
絶対能力者(レベル6)を『製造』しようとしている」
「何せよ、この学園都市には『幻想殺し』が存在している。
あんなものに触れられれば、たまったものではない」
「へぇ~、『触れられる』なんて事、考えてるんだ~?」
「…誰もがあなたのような能力を持っているわけではありません。
個人個人、その系統の能力者のトップクラスであることは確かですが、弱点が存在しないわけではありません」
「デ、それヲ克服するためニ絶対能力者(レベル6)ヲ『造ろう』トしている…
アヒャハハッ!『幻想御手』ヲツカッタヤツラノキガシレルナァッ!!!」
「うるさい。少しは黙ってろ。集中力が切れる」
「…まぁ、超能力(レベル5)の『電撃使い』がキレたら、絶対能力者(レベル6)は全員破壊ですわよ♪」
「君達、本当に少し黙ってくれないか?私が『造った』とはいえ、我が子ほど愛しいわけではないから殺したくなる」
突然、超能力者(レベル5)たちに声がかかった。
その声は、暗く陰湿だった。
その声の主の目は、全てに絶望し、しかし、わずかばかりの『希望(光)』を見つけてしまったときのようなものだ。
だが、今は流れるようなデータをその目で追っている。そして、不規則にキーボードを叩く。
「…そんなに、『アレ』が愛しいわけか?」
真っ赤な髪をした、10代後半のような男が言った。
「貴様らには分からぬであろう。所詮、クローンと同じようなものなのだからな」
一人の、『人間』が答える。
「…私は、息子を取り戻すためなら何でもする。―――アレイスター…貴様を殺してでもなぁっ!!!!」
10分後。
「絶対能力者(レベル6)たちに変化あり。体の細胞の生成速度が急激に上昇。おそらく、『完成』に近づいていると思われます」
「…ふふ…やっとか」
『人間』が、深いため息をつく。
「…私の計画を、今発動する」
「学園都市に、『反乱』する。
我が息子…『未現物質(ダークマター)』を救うために」
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- 「っツーかよ、本当に必要なのかぁ、絶対能力者ぁ(レベル6)?」
- 「必要なんでしょうよ。だからこそ私達(超能力者)が8人居ても、
- 絶対能力者(レベル6)を『製造』しようとしている」
- 「何せよ、この学園都市には『幻想殺し』が存在している。
- あんなものに触れられれば、たまったものではない」
- 「へぇ~、『触れられる』なんて事、考えてるんだ~?」
- 「…誰もがあなたのような能力を持っているわけではありません。
- 個人個人、その系統の能力者のトップクラスであることは確かですが、弱点が存在しないわけではありません」
- 「デ、それヲ克服するためニ絶対能力者(レベル6)ヲ『造ろう』トしている…
- アヒャハハッ!『幻想御手』ヲツカッタヤツラノキガシレルナァッ!!!」
- 「うるさい。少しは黙ってろ。集中力が切れる」
- 「…まぁ、超能力(レベル5)の『電撃使い』がキレたら、絶対能力者(レベル6)は全員破壊ですわよ♪」
- 「君達、本当に少し黙ってくれないか?私が『造った』とはいえ、我が子ほど愛しいわけではないから殺したくなる」
- 突然、超能力者(レベル5)たちに声がかかった。
- その声は、暗く陰湿だった。
- その声の主の目は、全てに絶望し、しかし、わずかばかりの『希望(光)』を見つけてしまったときのようなものだ。
- だが、今は流れるようなデータをその目で追っている。そして、不規則にキーボードを叩く。
- 「…そんなに、『アレ』が愛しいわけか?」
- 真っ赤な髪をした、10代後半のような男が言った。
- 「貴様らには分からぬであろう。所詮、クローンと同じようなものなのだからな」
- 一人の、『人間』が答える。
- 「…私は、息子を取り戻すためなら何でもする。―――アレイスター…貴様を殺してでもなぁっ!!!!」
- 10分後。
- 「絶対能力者(レベル6)たちに変化あり。体の細胞の生成速度が急激に上昇。おそらく、『完成』に近づいていると思われます」
- 「…ふふ…やっとか」
- 『人間』が、深いため息をつく。
- 「…私の計画を、今発動する」
- 「学園都市に、『反乱』する。
- 我が息子…『未現物質(ダークマター)』を救うために」