「ミサカ、巫女と美琴(10)」
「出発するのは良いけど第13学区のとある小学校まではどうやっていくのよ?
ラストオーダー、私たち専用の車両とか航空機でもあるのかしら?」
「専用車両はあるにはあるんだけど、ってミサカはミサカは歯切れの悪い口調で返答してみる。
ちなみにお姉様は運転免許を持ってるの?ってミサカはミサカは逆に問い返してみたり」
「うっ、そんなの持ってる訳無いでしょ!」
ラストオーダー、私たち専用の車両とか航空機でもあるのかしら?」
「専用車両はあるにはあるんだけど、ってミサカはミサカは歯切れの悪い口調で返答してみる。
ちなみにお姉様は運転免許を持ってるの?ってミサカはミサカは逆に問い返してみたり」
「うっ、そんなの持ってる訳無いでしょ!」
「たとえ学園都市を守る秘密結社であっても学園都市のルールは守らなきゃいけないの
ってミサカはミサカは独り言のように呟いてみる」
「……ってことはひょっとして」
「そう最寄りの公共交通機関を使ってもらうの
ってミサカはミサカは今までの会話から当然導かれる結論を当然のように言ってみたり」
ってミサカはミサカは独り言のように呟いてみる」
「……ってことはひょっとして」
「そう最寄りの公共交通機関を使ってもらうの
ってミサカはミサカは今までの会話から当然導かれる結論を当然のように言ってみたり」
「この格好のまま電車を乗り継げっていうの!?」
「心配ご無用!そのスーツの右手にはSU○CAの機能も備わっているから
お姉様達がお金を払う必要はないの、ってミサカはミサカは小さな胸をドンと叩いてみる」
「心配ご無用!そのスーツの右手にはSU○CAの機能も備わっているから
お姉様達がお金を払う必要はないの、ってミサカはミサカは小さな胸をドンと叩いてみる」
「そんなことじゃなくて、この格好のまま電車に乗れだなんて私達を晒し者にする気?
これってもしかして何かの罰ゲーム?」
「私は。巫女装束(このまま)でも別に構わないけど」
「秋沙(あなた)は黙ってて!」
これってもしかして何かの罰ゲーム?」
「私は。巫女装束(このまま)でも別に構わないけど」
「秋沙(あなた)は黙ってて!」
「お姉様はそんなことを心配していたの?ってミサカはミサカは呆れ顔で返答してみる」
「悪かったわね!」
「そのスーツは学園都市の最先端技術が詰め込まれているの、ってミサカはミサカは説明を続けてみる。
光学素子を含んだ特殊高分子とカーボンナノチューブで織りあげたそのスーツは
高い防弾・防刃・耐爆性能を持つだけでなく、特定の周波数に対応して形と色を変える
ことができるの、ってミサカはミサカは少し鼻高々な感じで説明してみる」
「悪かったわね!」
「そのスーツは学園都市の最先端技術が詰め込まれているの、ってミサカはミサカは説明を続けてみる。
光学素子を含んだ特殊高分子とカーボンナノチューブで織りあげたそのスーツは
高い防弾・防刃・耐爆性能を持つだけでなく、特定の周波数に対応して形と色を変える
ことができるの、ってミサカはミサカは少し鼻高々な感じで説明してみる」
「特定の周波数?」
「百聞は一見にしかず。お姉様、『チェンジ!ノーマルモード!』って叫んでみて
ってミサカはミサカはお姉様(オリジナル)にキラキラした目でお願いしてみる」
「何なのよ、それ?……分かったわよ。……チェンジ。ノーマルモード」
「百聞は一見にしかず。お姉様、『チェンジ!ノーマルモード!』って叫んでみて
ってミサカはミサカはお姉様(オリジナル)にキラキラした目でお願いしてみる」
「何なのよ、それ?……分かったわよ。……チェンジ。ノーマルモード」
御坂美琴が恥ずかしげに叫ぶとスーツは直視できないほど眩しく発光しだした。
一瞬だが強烈な発光が収まるとそこには常盤台中学の制服を着た御坂美琴がいた。
一瞬だが強烈な発光が収まるとそこには常盤台中学の制服を着た御坂美琴がいた。
「えっ、これって常盤台中学(ウチ)の制服?」
「常盤台中学の制服みたいでしょ。でもそれはさっきのスーツが変形変色したものなの。
もっとも、防弾・防刃・耐爆性能は元のままだから手触りだけは本物と違っているの
ってミサカはミサカは『どう?どう?すごいでしょ!?』って感じで感想を聞いてみる」
「へーっ、本当だ。手触り以外は本物そっくり。学園都市ってもうこんなのも開発してたんだ」
「常盤台中学の制服みたいでしょ。でもそれはさっきのスーツが変形変色したものなの。
もっとも、防弾・防刃・耐爆性能は元のままだから手触りだけは本物と違っているの
ってミサカはミサカは『どう?どう?すごいでしょ!?』って感じで感想を聞いてみる」
「へーっ、本当だ。手触り以外は本物そっくり。学園都市ってもうこんなのも開発してたんだ」
「素足に見える部分だって実は透明なスーツだし、靴もリボンもお姉様愛用の短パンだって
スーツが変形したものだから個別に脱ぐことはできないの、ってミサカはミサカは注意してみる」
「なんで私が履いている短パンまで忠実に再現されてる訳?誰?データをリークしたのは」
「ミサカはこの件には関係ありません
とミサカは怒り指数17ポイントUPのお姉様とは視線を合わせずに言い放ちます」
「お姉様はいつもスカートをヒラヒラさせて上条当麻(この人)に短パンを見せびらかして
いるんだからそんなに目くじらたてること無いのに、ってミサカはミサカはブウたれてみる」
「ひとを露出狂みたいに言うんじゃない!」
スーツが変形したものだから個別に脱ぐことはできないの、ってミサカはミサカは注意してみる」
「なんで私が履いている短パンまで忠実に再現されてる訳?誰?データをリークしたのは」
「ミサカはこの件には関係ありません
とミサカは怒り指数17ポイントUPのお姉様とは視線を合わせずに言い放ちます」
「お姉様はいつもスカートをヒラヒラさせて上条当麻(この人)に短パンを見せびらかして
いるんだからそんなに目くじらたてること無いのに、ってミサカはミサカはブウたれてみる」
「ひとを露出狂みたいに言うんじゃない!」
「ボディースーツに戻すときは『チェンジ!バトルモード!』って叫べばいいの、
ってミサカはミサカはお姉様(オリジナル)を無視して説明をまとめてみる」
「もう。わかったわよ!」
ってミサカはミサカはお姉様(オリジナル)を無視して説明をまとめてみる」
「もう。わかったわよ!」
「ミサカ、巫女と美琴(11)」
「でも気を付けてね。お姉様。
このスーツには口にしてはならない『破滅の言葉』というものがセットされているの。
不用意にその言葉を放つと装着者に恐ろしいことが起こるの。ふふふっ
ってミサカはミサカは意味深に警告してみる」
「なっ、何よ!まさか自爆するとか言わないでしょうね?」
「自爆はしないけど機密漏洩防止のため5秒後にはスーツが分子単位にまで分解されてしまうの
ってミサカはミサカは衝撃の事実を告白してみる」
「それはつまり…………」
「そう。お姉様は素っ裸ってこと!ってミサカはミサカはストレートに話してみたり」
「馬鹿じゃないの!もし何かのはずみでその言葉を言っちゃったらどうすんのよ!」
「大丈夫、『破滅の言葉』はスーツ毎に異なっていてその人が絶対口にしない言葉になってるの。
例えばお姉様ならこうなの、ってミサカはミサカはお姉様を手招きしてみたり」
このスーツには口にしてはならない『破滅の言葉』というものがセットされているの。
不用意にその言葉を放つと装着者に恐ろしいことが起こるの。ふふふっ
ってミサカはミサカは意味深に警告してみる」
「なっ、何よ!まさか自爆するとか言わないでしょうね?」
「自爆はしないけど機密漏洩防止のため5秒後にはスーツが分子単位にまで分解されてしまうの
ってミサカはミサカは衝撃の事実を告白してみる」
「それはつまり…………」
「そう。お姉様は素っ裸ってこと!ってミサカはミサカはストレートに話してみたり」
「馬鹿じゃないの!もし何かのはずみでその言葉を言っちゃったらどうすんのよ!」
「大丈夫、『破滅の言葉』はスーツ毎に異なっていてその人が絶対口にしない言葉になってるの。
例えばお姉様ならこうなの、ってミサカはミサカはお姉様を手招きしてみたり」
近づいた御坂美琴の耳元でラストオーダーが何かを呟くと御坂美琴は顔を真っ赤にした。
御坂美琴は上条を一瞬チラっと見ると「そりゃあ確かにそんなことは絶対に言わないけど……」
などと小声でゴニョゴニョといっている。
御坂美琴は上条を一瞬チラっと見ると「そりゃあ確かにそんなことは絶対に言わないけど……」
などと小声でゴニョゴニョといっている。
「御坂、いったい何だったんだ?」
「うっさいわね。それを私が言ったら破滅(素っ裸)でしょうが!
(まさか破滅の言葉が『当麻大好き』だなんて。スーツを脱いでたってアイツに
言える訳ないでしょ……ラストオーダー、憶えてなさい!)
ハーッ、やっぱりこんなふざけたスーツを着る気無くしちゃったかも」
「うっさいわね。それを私が言ったら破滅(素っ裸)でしょうが!
(まさか破滅の言葉が『当麻大好き』だなんて。スーツを脱いでたってアイツに
言える訳ないでしょ……ラストオーダー、憶えてなさい!)
ハーッ、やっぱりこんなふざけたスーツを着る気無くしちゃったかも」
「お姉様。慌てる乞食はもらいが少ないの、ってミサカはミサカはことわざを引用して
お姉様を説得してみたりして」
「乞食で悪かったわね」
お姉様を説得してみたりして」
「乞食で悪かったわね」
「そのスーツには身体から発するAIM拡散力場や赤外線や電磁波などを一時的に隠して
くれるステルスモードも備わってあるの、ってミサカはミサカは追加説明してみる」
「ステルスモード?」
「ステルスモードならお姉様の身体から常にでている電磁波を遮断できるの
ってミサカはミサカはそれが何を意味するか分かってるでしょって感じで尋ねてみる」
「そのこころは?」
「ヒヨコ触り放題!」
「それを早く言いなさい。
さあ、みんな!すぐ出発するわよ!
アンタも何ボケーッとしてんのよ!
ヒヨコ達が私達の到着を首をながーーくして待ってるのよ!」
くれるステルスモードも備わってあるの、ってミサカはミサカは追加説明してみる」
「ステルスモード?」
「ステルスモードならお姉様の身体から常にでている電磁波を遮断できるの
ってミサカはミサカはそれが何を意味するか分かってるでしょって感じで尋ねてみる」
「そのこころは?」
「ヒヨコ触り放題!」
「それを早く言いなさい。
さあ、みんな!すぐ出発するわよ!
アンタも何ボケーッとしてんのよ!
ヒヨコ達が私達の到着を首をながーーくして待ってるのよ!」