とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 6-778

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匿名ユーザー

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とある女達の最終兵器

上条は、大精霊チラメイドの五和を見ると、思いっきり戸を閉めた。

(何で?何で五和があの時の神埼みたいなエロイ服着てんの!五和は普通の
女の子で、神崎みたいに好きでエロイ姿になれるわけ無く…、はっ!!そうだよ
五和が神埼みたいにエロイ服は着れない!!だって五和は普通の女の子だよ!!
神崎と違って、あんな格好ができる分けない!!)

とある聖人が聞いたら、刀で切り殺されても切られ続けられそうな事を
考えて
いる上条さんだが、ここでまた、ひとつの疑問が出てきた。

(ん?だったら今ドアの向こうにいる五和は何だ?はっ!!最近欲求不満だから
あんな幻覚を見てしまったんだ!!そうでなかったら、天草式の悪戯魔術だ!!
そうだったら幻想殺(イマジンブレーカー)しでとっととかたずけよう!!)

上条はそう考え、戸を開け、幻覚の五和が話しかけてきたが、それを無視して
五和の頭に触れる(もちろん右手で)が、

「あれ?」

幻覚の五和は消えなかった。

「ええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええ!!」

(っつーことは何ですか!!この目の前にいる五和はマジモンですか!!
うそだああああああああああああ!!)

上条は目の前の現実を認めたく無いらしく、五和の頭に触れ続けるが、目の前
にいる五和は消えない。しかし、今の上条の行動はどう考えたって、

『いいこいいこ』である。

「か、かみじょ…じゃなかった。ご、ご主人様、私はまだ何もしてないのに
褒められるのはまだ早いですよ。」
「じゃなくて五和!何でお前はそんな格好してるんだ!!それになんでお前が
学園都市にいるんだよ!!」
「今までのお礼ですよ。天草式のメンバーが私に大精霊チラメイドになって
病人のご主人様の看病をするのが一番だと」
「じゃあ何ですか?つまりお前は強引にその服を着せられたんでせうか?」
「あ、当たり前じゃないですか!こんなふしだらな格好、好きでするはず
ないじゃないですか!」

(よかった!五和は好きでこんな格好してるんじゃないんだ!)
と上条は胸をなでおろした。

一方、全身全霊で否定してから、『こんなふしだらな格好』をしている五和
はその事実を再確認して、顔を全部真っ赤にしてしまっていた。

「あ、でも俺もう治ったから大丈夫だよ。」
「いえ!それでは私や天草式の気がすみません!それに風邪は治った後が大変
とかいうじゃありませんか!」
「インフルエンザだけどね。」
「と、とにかく、寝てください!私が気持ちよくさせてあげますから!」
「はあいいいいいいいいいい!?」
五和が爆弾発言し、また熱を上げそうな上条さんなのだった。


「いいいいいい五和さん!いったい今の言葉は何ですか!」
「なんですかといわれても…、言葉のとおりですが?」

キョトンとする五和に上条さんは

(うおおおおおい!何だ!お礼で体でお返しとは、よくあるパターンだがオチ
に…、オチ…?はは!そうだよ!オチだよ!きっとオチにマッサージで気持ち
良くするとかそういうオチなんだよ!うん、きっとそうだ!だって五和は
普通の女の子だもん!あれ?でも悲しいのはなぜでせう?)
と、かってに悲しむ上条なのだった。

(でも、そうと分かれば安心だ。安心してうつ伏せになるか。)

と、上条が安心してベットでうつ伏せになったら


「ご主人様、それじゃあ、気持ちよくできませんよ?仰向けになって
下さい。」


五和がまたしても爆弾発言をした。

「はあいいいいいいいいいいい!?」

(そうだ!足だよ足!足をマッサージしてくれるんだ!そうに違いない!ああ、
五和に恥ずかしい!でも俺の足くさくないかな?)

と、上条がかってに自分の足のことを考えていると


「うつ伏せだとのれないじゃないですか。」


「乗れないいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」

上条が絶叫してる間に五和が強引に上条を仰向けにした。

「五和!考え直せ!今ならまだ間に合うんだ!」
「私の成果、見せてあげます!」

(ああ、お父様お母様、今から私目は女の子に強引に押し倒されて、今、
男になります!)

と、上条がかってに祈っていると、


ピタリと、頭におしぼりがのせられた。


「へえ?」
「どうですか、また一段とした私のおしぼりは」

(はずかしい!かってに変なことを考えていた俺がはずかしいいいいいいい!)

と上条が顔を真っ赤にしながら自分の考えを悔やんでいた。

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