とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 7-238

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匿名ユーザー

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幻想殺し(イマジンブレイカー)と狂気の宝石(クレイジー・ダイヤモンド)その②


上条は白井との一騒動のあと、無事に食品街のコンビニへ着いていた。
そして、コンビニで食料を買いあさっていく
今日の夜ゴハンは何にしましょーかね?なんていう主婦みたいな言葉を呟いている。
(そういや、インデックスどこまで行ったのかな?)
なんて呑気なことを考えがら、適当に商品をかごに入れレジに並んだ。
卵はこの後、不幸な出来事に巻き込まれる可能性が高いので買わないことにした。
さーて、家かえって昼飯食うかー!と心の中で叫びを上げながら、コンビニを出る。

すると、食品街のある場所に人だかりができている。
どうやら、どっかの馬鹿が喧嘩か何かで騒ぎを起こしたらしい。
ヤジウマ根性の働いた、上条はその人だかりにつっこんでいき状況を確認しようとする。
ようやく最前列まできた上条が見たものは。。。

「う、うぐゥ。あのチビガキなめやがって。チクショウ。。」
ちっちゃい声でブツブツ呟く大柄のカリアゲ少年がいた。手には手錠を付けられアンチスキルに連行されている。
上条はその少年を見て何か違和感を感じる。その少年の制服に見覚えがあったからだ。
学園都市では見慣れない紫の制服なのだが、どっかで見たような…。

上条はハッと思い出す。
さっき携帯を直してくれた少年も同じような制服を着ていたということを。
細かいところがちょっと違うが、服の色・ボタン・校章を見る限り同じ学校の制服だ。
また上条はもう一個のことに気がつく。
白井が追いかけているのは、このカリアゲ少年の仲間だということを。
これに気がついた上条は気が気でなくなり、白井とリーゼント少年の後を追うことにしたのだった。

一方こちらは億泰。
彼は先ほどまで気絶していた。
そして、起きたらなんか警察らしき人がまわりに立っていて。。。
連行されているのだ。

「う、うぐゥ。あのチビガキなめやがって。チクショウ。。」
億泰は自分を気絶させたあの少女に対しての憎しみをブツブツと呟く。

実際、億泰は自らのスタンド「ザ・ハンド」で難なくこの状況を脱せるのだが。
そこで、色々な騒ぎが起きてもっと面倒なことになるのは、高3にもなった億泰には考えることができたのだ。
いまの彼には仗助たちの無事を祈ることしかできない。
(仗助、康一、由花子、無事でいてくれよ…)
億泰は護送車に連行されていった。

その頃…
「ハア、ハアハアハア…」
道の真ん中を走る怪しい人影が、監視カメラにキャッチされる。
その人影は、白井の報告した不審者の特徴を満たすものだった。
「逃げ切ったか…?」
少年はまだ自分の姿が全ジャッジメント・アンチスキルに通達されたことを知らない。
さきほど、山岸由花子が起こした一件で自分たちがかなりの危険人物扱いされていることも。
「追ってはこないッスね…」
一安心して、リーゼント少年・仗助は一休みする。

だがその休みも何者かに中断される。
「そこの君?」
呼びかけられた仗助はヒョイと顔を上げる。
顔を上げると同時に、呼びかけた人物が飛び掛ってくる。
「ウぉあ!?な、なんスか!?急に。」
間一髪で攻撃を逃れた仗助は、飛び掛ってきた人物を見る。

そこにいたのは、メガネで巨乳なジャッジメント・固法美偉だった。

to be continued...

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