グループとパッショーネ その②
空港から出たジョルノたちは、3手に分かれることになった。
承太郎いわく、固まっているところを、今監視している連中に攻撃されるのは避けたいかららしい。
まずは、承太郎とポルナレフ(カメ)。
この二人はモノレールを使って、第7学区へ向かう。
一番に乗り込んで調査をするためだ。
次にジョルノとミスタ。
こちらは、レンタルカーで第11学区、第10学区を経由し第7学区の南側から入ることに。
最後にトリッシュとフーゴは同じくレンタルカーで第18学区経由で第7学区東から入ることになった。
承太郎いわく、固まっているところを、今監視している連中に攻撃されるのは避けたいかららしい。
まずは、承太郎とポルナレフ(カメ)。
この二人はモノレールを使って、第7学区へ向かう。
一番に乗り込んで調査をするためだ。
次にジョルノとミスタ。
こちらは、レンタルカーで第11学区、第10学区を経由し第7学区の南側から入ることに。
最後にトリッシュとフーゴは同じくレンタルカーで第18学区経由で第7学区東から入ることになった。
「オイ、アイツら3手に分かれたぞォ?どォすんだァ?」
承太郎たちを尾行する、グループはいきなり目標が別れだしたため、いまどうするかを考えている。
「僕はやっぱり尾行がばれているんだと思います。ここで相手の策に乗って僕らが分散することには賛成できません。」
海原はあくまでも慎重に行動したいらしい。
「じゃあ、どうすんのよ?」
「そうだぜぃ。それに俺は尾行がばれてるとは思えないにゃー。」
「ビビってんのかァ?お前。」
やる気満々の3人は海原の意見と真っ向から対立する。
「僕は、あの承太郎っていう人を皆で追跡すべきだと思います。」
「なんでだァ?」
「あの人があの集団の中でのリーダー格だと思うからです。あの人だけ、最初は別にいた訳ですし。」
「そんな仮定に付き合ってられんぜよ。こっちは。」
土御門が海原の言葉を瞬時に否定する。
承太郎たちを尾行する、グループはいきなり目標が別れだしたため、いまどうするかを考えている。
「僕はやっぱり尾行がばれているんだと思います。ここで相手の策に乗って僕らが分散することには賛成できません。」
海原はあくまでも慎重に行動したいらしい。
「じゃあ、どうすんのよ?」
「そうだぜぃ。それに俺は尾行がばれてるとは思えないにゃー。」
「ビビってんのかァ?お前。」
やる気満々の3人は海原の意見と真っ向から対立する。
「僕は、あの承太郎っていう人を皆で追跡すべきだと思います。」
「なんでだァ?」
「あの人があの集団の中でのリーダー格だと思うからです。あの人だけ、最初は別にいた訳ですし。」
「そんな仮定に付き合ってられんぜよ。こっちは。」
土御門が海原の言葉を瞬時に否定する。
「やっぱり、3手に分かれるべきよここは。」
「そうだぜぃ、海原。だから、俺があの承太郎とかいうヤツを追うにゃー。」
「そうだなァ。アイツだけ1人だし、土御門で何とかなるだろうなァ。」
勝手に計画を練り始める3人。
「しょうがないですね。僕はどうなっても知りませんよ?」
あきらめ気味の海原は、3人に最終確認をとる。
「グループなめんじゃないわよ。」
「そうだぜぃ。」
「オレが負けるわけねェだろォが。」
もうこの3人は止められなさそうだ。
「そうだぜぃ、海原。だから、俺があの承太郎とかいうヤツを追うにゃー。」
「そうだなァ。アイツだけ1人だし、土御門で何とかなるだろうなァ。」
勝手に計画を練り始める3人。
「しょうがないですね。僕はどうなっても知りませんよ?」
あきらめ気味の海原は、3人に最終確認をとる。
「グループなめんじゃないわよ。」
「そうだぜぃ。」
「オレが負けるわけねェだろォが。」
もうこの3人は止められなさそうだ。
こうして、グループも3手に分かれることに。
承太郎を追うのが、土御門。
ジョルノ・ミスタを追うのが一方通行。
これは、あの金髪が一番ヤバそうだからだそうだ。
そして、トリッシュ・フーゴを追うのが海原・結標。
あまり者である。
承太郎を追うのが、土御門。
ジョルノ・ミスタを追うのが一方通行。
これは、あの金髪が一番ヤバそうだからだそうだ。
そして、トリッシュ・フーゴを追うのが海原・結標。
あまり者である。
「じゃあ幸運をいのるぜぃ。」
「アンタに言われなくても大丈夫よ。」
「自分の心配しとけェ、てめェは。」
「(心配だ…)」
「アンタに言われなくても大丈夫よ。」
「自分の心配しとけェ、てめェは。」
「(心配だ…)」
様々な思惑を浮かべながら、グループの尾行が始まった。
岸辺露伴は好奇心を抑えられない その①
先ほどの山岸由花子と御坂美琴の戦いを、物陰から見ている人物が1人いた。
岸辺露伴である。
岸辺露伴である。
あのアンチスキルとかいうやつらに、逃げろといわれたので逃げるフリをして物陰に隠れたのだ。
何故か?それはと言うと、岸部露伴の頭のどこかでこれから面白いことが起こるのでは?という予感が沸いてきたからである。
学園都市という場所で戦闘シーンを見られるという、リアリティを追求する露伴にとってあまりにも
好奇心をくすぐる場だったのだから仕方がない。
何故か?それはと言うと、岸部露伴の頭のどこかでこれから面白いことが起こるのでは?という予感が沸いてきたからである。
学園都市という場所で戦闘シーンを見られるという、リアリティを追求する露伴にとってあまりにも
好奇心をくすぐる場だったのだから仕方がない。
だが、アンチスキルという奴らはあっけなくプッツン由花子に倒され(予想はしていたが。)少し失望してしまった。
最新鋭の技術を誇る学園都市の治安維持部隊が片田舎のヤンデレ女子高生に倒されたのだ。
今まで、学園都市にいだいていた幻想や期待をぶち壊されたきがした。
しかし、その後に出てきた少女。先ほど、露伴がサインをあげた少女が由花子の前に立ちはだかる。
露伴の心は再びときめきだす。あの少女に何か、面白いモノを感じたのだ。
そして、今度は露伴の期待は裏切られなかった。由花子が一瞬にして敗れたからだ。
(すばらしい。すばらしいぞ!)
こうして、露伴にまた新しい好奇心が芽生える。
(あの少女の記憶を見てやりたい。)
という好奇心だ。
だが、彼は手を出さなかった。少女がその場から立ち去っていくのをただ見ているだけだった。
彼にだって、理性はある。
無闇に、知らない人物に彼のスタンド「ヘブンズ・ドアー」を使い、記憶を見るのはあまりよろしくないとは思う。
彼は、自らの好奇心を無理やり押さえつけ少女にてを出さなかった。
最新鋭の技術を誇る学園都市の治安維持部隊が片田舎のヤンデレ女子高生に倒されたのだ。
今まで、学園都市にいだいていた幻想や期待をぶち壊されたきがした。
しかし、その後に出てきた少女。先ほど、露伴がサインをあげた少女が由花子の前に立ちはだかる。
露伴の心は再びときめきだす。あの少女に何か、面白いモノを感じたのだ。
そして、今度は露伴の期待は裏切られなかった。由花子が一瞬にして敗れたからだ。
(すばらしい。すばらしいぞ!)
こうして、露伴にまた新しい好奇心が芽生える。
(あの少女の記憶を見てやりたい。)
という好奇心だ。
だが、彼は手を出さなかった。少女がその場から立ち去っていくのをただ見ているだけだった。
彼にだって、理性はある。
無闇に、知らない人物に彼のスタンド「ヘブンズ・ドアー」を使い、記憶を見るのはあまりよろしくないとは思う。
彼は、自らの好奇心を無理やり押さえつけ少女にてを出さなかった。
彼は後悔した。リアリティを追求する自分を裏切ったような気がしたし、そんな自分が恨めしくもあった。
まるで、自家発電のあとに訪れる賢者タイムのような感覚が露伴を襲う。
(やはり、調べないとじっとしていられん。)
露伴は少女を追いかけようとする。
(なあに、人気の無いところで記憶を見て、消せばいいだろう。)
まるで、自家発電のあとに訪れる賢者タイムのような感覚が露伴を襲う。
(やはり、調べないとじっとしていられん。)
露伴は少女を追いかけようとする。
(なあに、人気の無いところで記憶を見て、消せばいいだろう。)
無理やり自分を納得させながら。
だがかれの追跡を阻む者がいた。
「おじさん。そこで何やってるの?ブツブツ呟いてて、めちゃくちゃ怪しいんだよ?」
露伴の考えていることなど何も知らないインデックスがそこにはいた。
彼女もまた、物陰から御坂美琴と山岸由花子の戦いを見守っていたのだ。
(コイツは確か、さっきサインをあげたもう1人のやつか…)
露伴は無視して、あの少女を追跡しようとする。
「ねえ、待ってよ。」
インデックスは露伴のズボンをつかみ、彼を引き止める。
「何だね?私は君に用は無いんだが。」
「待ってって言ってるんだよ!」
インデックスが露伴を睨む。
「おい、人の話聞いているのか?君に用は…」
「スフィンクスがいなくなっちゃったんだよ。一緒に探すの手伝って欲しいかも。」
おかまいなしである。インデックスにとって最優先事項はスフィンクスであって、それ以外今はどうでもいいのだ。
「探す?なにを?」
「スフィンクスっていう猫なんだよ!おじさん偉い漫画家なんだよね?じゃあ、探してくれるよね?」
今度はキラキラ目を輝かせたインデックスが露伴に詰め寄る。
「おじさん。そこで何やってるの?ブツブツ呟いてて、めちゃくちゃ怪しいんだよ?」
露伴の考えていることなど何も知らないインデックスがそこにはいた。
彼女もまた、物陰から御坂美琴と山岸由花子の戦いを見守っていたのだ。
(コイツは確か、さっきサインをあげたもう1人のやつか…)
露伴は無視して、あの少女を追跡しようとする。
「ねえ、待ってよ。」
インデックスは露伴のズボンをつかみ、彼を引き止める。
「何だね?私は君に用は無いんだが。」
「待ってって言ってるんだよ!」
インデックスが露伴を睨む。
「おい、人の話聞いているのか?君に用は…」
「スフィンクスがいなくなっちゃったんだよ。一緒に探すの手伝って欲しいかも。」
おかまいなしである。インデックスにとって最優先事項はスフィンクスであって、それ以外今はどうでもいいのだ。
「探す?なにを?」
「スフィンクスっていう猫なんだよ!おじさん偉い漫画家なんだよね?じゃあ、探してくれるよね?」
今度はキラキラ目を輝かせたインデックスが露伴に詰め寄る。
「だが断る。」
露伴はこの強烈な一言を残し、その場を去ろうとする。
しかし、インデックスがそれを許さない。
「探してほしいって言ってるんだよ?」
今度はウルウルの目ですがるようにしてくる。
「う…」
岸辺露伴が好むのは、自分以上の強者の命令をはねのけることであって、こんな弱者の意見をはねのけることでは無かった。
しかし、彼にも事情がある。このままでは、さっきの少女を見失ってしまう。
悩みに悩んだ結果、露伴はインデックスに「ヘブンズ・ドアー」を使うことにした。
あわよくば、記憶の中に猫の情報があるかもしれないと思ってだ。
しかし、インデックスがそれを許さない。
「探してほしいって言ってるんだよ?」
今度はウルウルの目ですがるようにしてくる。
「う…」
岸辺露伴が好むのは、自分以上の強者の命令をはねのけることであって、こんな弱者の意見をはねのけることでは無かった。
しかし、彼にも事情がある。このままでは、さっきの少女を見失ってしまう。
悩みに悩んだ結果、露伴はインデックスに「ヘブンズ・ドアー」を使うことにした。
あわよくば、記憶の中に猫の情報があるかもしれないと思ってだ。
「ヘブンズ・ドアーッ!」
インデックスは本になる。
だが、インデックスの記憶にはアレがあるのを露伴は知らない…
だが、インデックスの記憶にはアレがあるのを露伴は知らない…
to be continued...