とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 1-952

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匿名ユーザー

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◇◇◇

 ピーーーーーーーーー

わぁぁぁわぁぁぁ

グラウンドでは棒倒しが絶賛進行中だ

時折閃光やら漫画みたいに吹っ飛んでいく生徒も見える

「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

「「・・・・・・・・・・」」

(誰か、誰かヘルプミー、この無言空間には上条さんは耐えれません)

沈黙に耐えかねて口を開こうとして

「「あのさ・・・」」

ハモった。

気まずい・・・なんというか気まずい、木陰で木にもたれ掛かり目の前にいる美琴になんとなく目を合わせずらくて

チラチラと見ては罰があるそうに目を反らして、口笛を吹く。

「ちょっとアンタ」

ビクゥゥ!!と音速で身を反らし美琴の視線から逃れようとする。

(ああ、まずい、これはまずいですよ、なんだか知らないけどきっとご機嫌斜めなんですよー)

「怪我してるでしょ、見せてみなさいよ。」

上目遣いで顔は真っ赤になりやはりチラチラと見ては目をそらしながら常盤台中学のレベル5[超電磁砲]はそんなことを言ってきた。

はい?っと3秒ほど上条当麻の思考は停止した。

「怪我を見せろ、とおっしゃいましたか?美琴さん」

無言で左手を出す美琴、ここに手を置けということなのだろう。

「えーと・・・新しい拷問?」

「なわけあるかぁぁぁ!!」と満身創痍の上条の右頬に捻りの利いた右が叩き込まれた。

◇◇◇

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