公園のベンチで上条当麻は昼寝をしていた。補修や不良との鬼ごっこで疲れているからだ。
寝ているのだから彼は夢をみる。しかし、彼は夢の結末を覚えている
いや、知っていた。子供や大人から何かしたわけでもないのに罵声を浴びせられ
最後は、包丁で刺されるという夢を、しかし
寝ているのだから彼は夢をみる。しかし、彼は夢の結末を覚えている
いや、知っていた。子供や大人から何かしたわけでもないのに罵声を浴びせられ
最後は、包丁で刺されるという夢を、しかし
「見つけたわよっ!!!!」
夢の結末を迎える前に一人の少女の声で上条当麻は、目を覚ました。
「今日こそは、決着を付けるわよ!!!」
「また、お前か・・・・ビリビリ」
「また、お前か・・・・ビリビリ」
体を起こして焦点の合っていない目でビリビリこと御坂美琴を見つめる。
「ビリビリじゃない!!御坂美琴!!!」
「もういいよ・・・どっちでも」
「よくないっ!!!」
「もういいよ・・・どっちでも」
「よくないっ!!!」
ここまでは二人がよくやる一連の決まっている会話である。
しかし、ここから逃げるか戦うかは、当麻次第で逃げるならそれ相当のテクニックがいる
しかし、ここから逃げるか戦うかは、当麻次第で逃げるならそれ相当のテクニックがいる
「ほらっさっさと起きなさい!!決着付けるわよ!!」
「うるせーな・・・こっちはやな夢の結末を見なくて済んだ安心感と
睡眠を邪魔されたイライラ感のせいで気持ちの整理がついてないんだよ」
「知らないわよ、そんなの!」
「もう止めようぜ~もういいじゃん引き分けで・・疲れたよビリー」
「誰がビリーだっ!!もう原型も何もないし!!!」
「うるせーな・・・こっちはやな夢の結末を見なくて済んだ安心感と
睡眠を邪魔されたイライラ感のせいで気持ちの整理がついてないんだよ」
「知らないわよ、そんなの!」
「もう止めようぜ~もういいじゃん引き分けで・・疲れたよビリー」
「誰がビリーだっ!!もう原型も何もないし!!!」
とりあえず、なんとか逃げるようにがんばってみるがやはり何時もどうりに失敗に終わる
また、面倒なことになったと思いつつ携帯を取り出して時間を見る当麻
また、面倒なことになったと思いつつ携帯を取り出して時間を見る当麻
「はぁ~~まぁいいか・・・戦ってやるよ少しだけ」
当麻の言う少しだけというのは、30分ほどらしいがその30分の間に
何千万ボルトの電撃を浴びせられ、砂鉄で体を真っ二つにされそうになるなど
B級映画の主人公も真っ青なアクションをこなしていた。
何千万ボルトの電撃を浴びせられ、砂鉄で体を真っ二つにされそうになるなど
B級映画の主人公も真っ青なアクションをこなしていた。
「はぁはぁ・・・・もういいだろ?」
息を切らし質問するが
「はぁはぁ・・よくないわよっ!!!」
と強気に言ってくるが御坂自身も息を切らして両手を膝の上に置いている
「もういいじゃん引き分けで、俺そろそろ行かなきゃいけないし」
「ふざけんなっ!!アタシはまだまだやれるわよ!!」
「そーかよじゃあまた今度でいいだろ・・」
「ふざけんなっ!!アタシはまだまだやれるわよ!!」
「そーかよじゃあまた今度でいいだろ・・」
そう言うと御坂に背を向けて行こうとする当麻に
「ふざけんなー!!!」
と言って、今までとは比べ物にならない電撃を当麻に向かって投げつける
バゴォォォンと凄まじい音が響くが当麻は右腕で電撃を消し飛ばした。
すると当麻の目の色が一気に変わった。御坂に向かって右手を前にだして突っ込んでくる、
バゴォォォンと凄まじい音が響くが当麻は右腕で電撃を消し飛ばした。
すると当麻の目の色が一気に変わった。御坂に向かって右手を前にだして突っ込んでくる、
「っ!!!」
驚いた御坂はすぐに何発も電撃を放つがすべてかき消されてしまう。
電撃をかき消し御坂の元にたどり着いた当麻は出していた右手で首を掴み
御坂を地面に叩き付けた。
電撃をかき消し御坂の元にたどり着いた当麻は出していた右手で首を掴み
御坂を地面に叩き付けた。
「がはっ!!」
と息を吐き出す御坂の首を右手で掴んだまま左手を振りかぶる当麻に
御坂は何の抵抗もできない、あまりのことに驚きパニックになっている
いや、例えパニックにならなくても反撃することは出来ないだろう。
右手で掴まれることによって、電撃はまともには出せないし
電撃が出せなければ御坂はただの女子中学生でしかないのだから
御坂は何の抵抗もできない、あまりのことに驚きパニックになっている
いや、例えパニックにならなくても反撃することは出来ないだろう。
右手で掴まれることによって、電撃はまともには出せないし
電撃が出せなければ御坂はただの女子中学生でしかないのだから
「うっ!!!!!!」
あまりの恐怖に御坂は悲鳴もあげることはない、今までこんな状況になったことはないし
ましてこんな状況になるなんて思いもしなかったからだ。
そんな御坂に当麻は、ただ振りかぶった左の拳をぶつけようとした。
ましてこんな状況になるなんて思いもしなかったからだ。
そんな御坂に当麻は、ただ振りかぶった左の拳をぶつけようとした。