「お~~~い と~~う~~ま~~」
公園の入り口から緊張感のない声が当麻を呼んだ。
その声を聞いた途端に当麻の左手はピタッと止まり、当麻は声のする方へ顔を向けた。
そこには、銀髪の20代前半らしき男がバイクにまたがり手を振っている。
「ふー」と息をつくと御坂の首を押えている右腕を放し、ただ一言
その声を聞いた途端に当麻の左手はピタッと止まり、当麻は声のする方へ顔を向けた。
そこには、銀髪の20代前半らしき男がバイクにまたがり手を振っている。
「ふー」と息をつくと御坂の首を押えている右腕を放し、ただ一言
「・・・・・・引き分けだな」
と御坂に言うとそのまま公園の入り口にいる銀髪の男の元へトボトボと歩いていき
銀髪の男の乗っているバイクのサイドカーに渡されたヘルメットを被り乗り込んだ。
バイクは、暴走族など乗っているバイクのように大きな音を出すわけでなく
バイクとは思えないかなり小さなエンジン音で公園を去って行った。
残された御坂は、ただ上半身を起こし座ったまま呆然としていた。
ただ当麻と同じように一言だけ
銀髪の男の乗っているバイクのサイドカーに渡されたヘルメットを被り乗り込んだ。
バイクは、暴走族など乗っているバイクのように大きな音を出すわけでなく
バイクとは思えないかなり小さなエンジン音で公園を去って行った。
残された御坂は、ただ上半身を起こし座ったまま呆然としていた。
ただ当麻と同じように一言だけ
「・・・・・・・・・・・・負けた」
と言ったきりその場から動こうとしなかった。
当麻を乗せたバイクは、道路を走っている。
どこに向かっているか当麻は知らない、知っているのは、バイクを運転する銀髪の男だ
どこに向かっているか当麻は知らない、知っているのは、バイクを運転する銀髪の男だ
「いや~~随分と刺激的なデートだったな~~お前達何時もあんな感じなのか?」
男は当麻に質問してきた。普通バイクに乗るとサイドカーであっても
エンジン音で声が聞こえなかったりするのだが、彼らが乗っているのは電気バイクである
電気と言ってもすべて電気で動くわけでなく電気が切れても大丈夫なように
ガソリンで動くエンジンもあるので状況に応じて変えられる特注のバイクであり
従来のバイクよりも音は静かで隣にいても話をすることが出来る
エンジン音で声が聞こえなかったりするのだが、彼らが乗っているのは電気バイクである
電気と言ってもすべて電気で動くわけでなく電気が切れても大丈夫なように
ガソリンで動くエンジンもあるので状況に応じて変えられる特注のバイクであり
従来のバイクよりも音は静かで隣にいても話をすることが出来る
「あれがデートに見えるなら眼科行け良い医者紹介するから
それと何時もと言えば何時もだが別にやりたくてやってるわけじゃないあいつが突っ掛かってくるんだよ」
「だからって、あれはダメでしょう女の子の顔を殴るなんて」
「ただの女じゃねーだろ、学園都市の超能力者で第3位のバケモンじゃねーか
その気になりゃ人も殺せる・・・正当防衛だろ」
「分かってないねー女ってのは弱い生き物なんだよ、どんな力を持っていようと
その中にある心ってもんは男なんかよりずっと弱い、だから守ってやんなきゃいけない
そんな女を殴るなんて弱い奴がやることだぞ」
「なら別にいいだろ・・俺弱いし」
「いや、だから俺が言いたいのはそんな女を守れるように強くなれってことだよ」
「俺だって傷つけたいわけじゃねーよ、ただあいつが変に突っ掛かってくるだけで
殴る気なんて微塵もねーのに俺にばっか喧嘩売ってくるから相手してるだけだ。
俺はわけの分からん理不尽を押し付けられているだけだ」
「はぁーいいか当麻・・・女の理不尽に付き合うのが男の務めだ」
「・・・・別に何もうまくねーぞ」
「そうか?結構いい台詞だと思ったんだけど」
「なんか映画か漫画からの引用か?」
「いいや俺が考えた」
「だからだな・・・」
「そうだ!それよりもあのレールガンのことで重要なことが分かった!!」
「へ~なんだ?」
「あの子な月曜と水曜にコンビニに漫画読みに行くらしいんだよ」
「・・・・・・・・・でっ?」
「おそらく・・・・ジャンプ、サンデー、マガジン読んでる」
「だからなんだよっ!!!!」
「いやっ気になんね!?何読んでんのか!?やっぱり(○EN PIECE)とか(○ARUTO)とかかな~~」
「どうでもいいわ~~~!!」
「どうでもよくねーだろ!!マガジンで(○ギま!?)読んでたらどうする!?」
「知るか!いいだろ読んでたって!?きっとまたやりたいんだよ先生を!」
「なんでた!?御坂一本でいくんじゃないのか!?」
「仕方ねーだろ!!仕事なんだからそれ一本で生きていけるわけねーだろ!!
ってなんの話してんだ俺は!?」
それと何時もと言えば何時もだが別にやりたくてやってるわけじゃないあいつが突っ掛かってくるんだよ」
「だからって、あれはダメでしょう女の子の顔を殴るなんて」
「ただの女じゃねーだろ、学園都市の超能力者で第3位のバケモンじゃねーか
その気になりゃ人も殺せる・・・正当防衛だろ」
「分かってないねー女ってのは弱い生き物なんだよ、どんな力を持っていようと
その中にある心ってもんは男なんかよりずっと弱い、だから守ってやんなきゃいけない
そんな女を殴るなんて弱い奴がやることだぞ」
「なら別にいいだろ・・俺弱いし」
「いや、だから俺が言いたいのはそんな女を守れるように強くなれってことだよ」
「俺だって傷つけたいわけじゃねーよ、ただあいつが変に突っ掛かってくるだけで
殴る気なんて微塵もねーのに俺にばっか喧嘩売ってくるから相手してるだけだ。
俺はわけの分からん理不尽を押し付けられているだけだ」
「はぁーいいか当麻・・・女の理不尽に付き合うのが男の務めだ」
「・・・・別に何もうまくねーぞ」
「そうか?結構いい台詞だと思ったんだけど」
「なんか映画か漫画からの引用か?」
「いいや俺が考えた」
「だからだな・・・」
「そうだ!それよりもあのレールガンのことで重要なことが分かった!!」
「へ~なんだ?」
「あの子な月曜と水曜にコンビニに漫画読みに行くらしいんだよ」
「・・・・・・・・・でっ?」
「おそらく・・・・ジャンプ、サンデー、マガジン読んでる」
「だからなんだよっ!!!!」
「いやっ気になんね!?何読んでんのか!?やっぱり(○EN PIECE)とか(○ARUTO)とかかな~~」
「どうでもいいわ~~~!!」
「どうでもよくねーだろ!!マガジンで(○ギま!?)読んでたらどうする!?」
「知るか!いいだろ読んでたって!?きっとまたやりたいんだよ先生を!」
「なんでた!?御坂一本でいくんじゃないのか!?」
「仕方ねーだろ!!仕事なんだからそれ一本で生きていけるわけねーだろ!!
ってなんの話してんだ俺は!?」
などと{どうでもいい?}話をしながらバイクは進んでいく
そこで当麻は一番気になることを聞く
そこで当麻は一番気になることを聞く
「ところでどこに行くんだ? 雷電」
当麻は男の名前と一番疑問に思っていることを質問する。そして雷電は答える
「いつもどうりにガイアメモリの回収だ」
「もう終わりか」
薄暗い路地裏で倒れている数人の無能力者を見て当麻は感想を述べた。
路地裏は何時もどうりに昼間なのに高い建物に囲まれていて薄暗くいかにも裏社会と言った感じである。
「お前あんま手伝ってないだろ」
「お前が強いのは自分で片付けるって言ったんだろ、それに2,3人倒したぞ」
「まっ特に問題もなく終って良かったな」
薄暗い路地裏で倒れている数人の無能力者を見て当麻は感想を述べた。
路地裏は何時もどうりに昼間なのに高い建物に囲まれていて薄暗くいかにも裏社会と言った感じである。
「お前あんま手伝ってないだろ」
「お前が強いのは自分で片付けるって言ったんだろ、それに2,3人倒したぞ」
「まっ特に問題もなく終って良かったな」
当麻は一人の無能力者が持っていたアタッシェケースを持ち上げた
「これでいいんだな?」
「おう 任務完了っと!」
「おう 任務完了っと!」
この数週間の間に当麻は何度かこの仕事を手伝ってきた。
手伝うと言ってもほとんど雷電が能力者を倒し当麻は基本的に補佐であり
無能力などと戦うことが多いが当麻の幻想殺しは無能力者に対しては無意味であり体一つで戦うので
実を言うとかなりシンドイのだ。
そして当麻はなぜガイアメモリを集めるのかも知らないので彼はこの数週間溜まっていた
疑問を雷電に尋ねた。
手伝うと言ってもほとんど雷電が能力者を倒し当麻は基本的に補佐であり
無能力などと戦うことが多いが当麻の幻想殺しは無能力者に対しては無意味であり体一つで戦うので
実を言うとかなりシンドイのだ。
そして当麻はなぜガイアメモリを集めるのかも知らないので彼はこの数週間溜まっていた
疑問を雷電に尋ねた。
「なぁ 雷電」
「んっ?」
「何でそこまでガイアメモリを集めるんだ」
「・・・・・言ったろ・・ガイアメモリは危険な物なんだ」
「あぁでもどんな風に危険なんだ?」
「・・・・・ん~~まっいいか、そろそろ」
「んっ?」
「何でそこまでガイアメモリを集めるんだ」
「・・・・・言ったろ・・ガイアメモリは危険な物なんだ」
「あぁでもどんな風に危険なんだ?」
「・・・・・ん~~まっいいか、そろそろ」
思いのほか簡単に教えてくれる様なので少し当麻は驚いた。
「ガイアメモリっつーのは・・っ!?」
急に雷電の顔が真剣になった
「どうした!?」
「誰か来る!走れ!!」
「誰か来る!走れ!!」
そう言うと2人は走ってその場から離れた。
2人はさっきまで戦っていた路地裏を見ることが出来る6階建ての廃ビルの屋上に来ていた。
そして、当麻は双眼鏡を覗きそこで何か調べ物をしている4人の女の子集団を見ていた。
そして、当麻は双眼鏡を覗きそこで何か調べ物をしている4人の女の子集団を見ていた。
「なんなんだ・・・あいつらは?」
当麻は、当たり前の質問をし、雷電はそれに答えた
「あれは、学園都市の暗部の組織・・・・女4人ならおそらく「アイテム」だ」
「アイテム?」
「統括理事会や学園都市に存在する極秘集団の暴走を阻止するために組織された集団だ」
「そんな奴らがなんで?」
「そうそう毎日いろんな組織が暴走を起こすわけじゃない
暇があれば用心棒に近いことをして小遣い稼ぎをしてんだよ」
「あいつらが雇ったってことか?」
「さーな・・だが味方ではないだろうな」
「・・・強いのか?」
「そりゃ学園都市暗部の暴走を止まるために集められた連中だ、全員レベル4以上だ
特にあの背の高い茶髪はレベル5の第4位だ」
「御坂の一つ下か・・・・・」
「力では超電磁砲に敵わないだろうが、学園都市の暗部で生き残ってきた奴だ
殺し合いの実戦経験は超電磁砲の比べ物にならんだろ」
「アイテム?」
「統括理事会や学園都市に存在する極秘集団の暴走を阻止するために組織された集団だ」
「そんな奴らがなんで?」
「そうそう毎日いろんな組織が暴走を起こすわけじゃない
暇があれば用心棒に近いことをして小遣い稼ぎをしてんだよ」
「あいつらが雇ったってことか?」
「さーな・・だが味方ではないだろうな」
「・・・強いのか?」
「そりゃ学園都市暗部の暴走を止まるために集められた連中だ、全員レベル4以上だ
特にあの背の高い茶髪はレベル5の第4位だ」
「御坂の一つ下か・・・・・」
「力では超電磁砲に敵わないだろうが、学園都市の暗部で生き残ってきた奴だ
殺し合いの実戦経験は超電磁砲の比べ物にならんだろ」
そんな話をしている2人を知らないアイテム達は
「結局、無駄足ってこと?」
「そうみたいね」
「だから超急いだほうがいいって言ったんじゃないですか、これじゃ報酬は超期待できませんね」
「・・・・・・」
「そうみたいね」
「だから超急いだほうがいいって言ったんじゃないですか、これじゃ報酬は超期待できませんね」
「・・・・・・」
4人は雷電の予想どうり用心棒で来ていた。
「フレンダさんの言った通り超無駄足に終りましたね」
「結局、仕事は失敗・・・お金も貰えず・・・ストレスだけ溜まっただけだね~」
「まぁ確かに元々乗り気じゃなかったけど儲け損ねたからねー
仕方ないフレンダ私のストレス発散に付き合いなさい」
「いやいや、無理だから!死んじゃうって!!」
「大丈夫だって変わりはいくらでもいるし」
「絶対大丈夫じゃないじゃん!!死ぬよね私!!!」
「はいはい、そのやり取りも超時間の無駄なんでさっさと帰りましょう」
「結局、仕事は失敗・・・お金も貰えず・・・ストレスだけ溜まっただけだね~」
「まぁ確かに元々乗り気じゃなかったけど儲け損ねたからねー
仕方ないフレンダ私のストレス発散に付き合いなさい」
「いやいや、無理だから!死んじゃうって!!」
「大丈夫だって変わりはいくらでもいるし」
「絶対大丈夫じゃないじゃん!!死ぬよね私!!!」
「はいはい、そのやり取りも超時間の無駄なんでさっさと帰りましょう」
お転婆二人組み麦野とフレンダをなんとか制して帰ろうとする
しかし、ボーっとただ一方向を見ている、ジャージを着た脱力少女滝壺理后に気づいた絹旗は
しかし、ボーっとただ一方向を見ている、ジャージを着た脱力少女滝壺理后に気づいた絹旗は
「どうかしましたか?滝壺さん?」
滝壺はあるビルを指差しながら答える。
「・・・・・・・・あのビル誰かいる」
「「「!?」」」
「・・・・・どうするの?」
「「「!?」」」
「・・・・・どうするの?」
脱力少女滝壺は聞く。それにリーダー麦野は答える
「決まってるでしょ・・・・・私のストレス発散に付き合ってもらうのよ」