双眼鏡を覗いている当麻は自分達の居るビルに向かってくる彼女達を見つめていた
「んっ・・・・なんかこっち来るぞ」
「やばっ!!ばれた!!!」
「え?」
「逃げるぞ」
「やばっ!!ばれた!!!」
「え?」
「逃げるぞ」
そう言うを雷電は屋上の出口に向かって走り出したので当麻も少し遅れてそれについて行った
急だったので当麻は驚いていた階段へと向かっている途中、当麻は何とか雷電に問いかけることが出来た。
急だったので当麻は驚いていた階段へと向かっている途中、当麻は何とか雷電に問いかけることが出来た。
「ちょっと待て!!なんだよ!!」
「だから言っただろ!ここに居んのがばれたんだよっ!!」
「はっ!?待てよ!!500m以上離れてんだぞ!!注意して探していれば気づくかもしれないが
ここに来て1分、2分しかたってないのに見つけられんのか!?」
「感知タイプの奴がいんだろ!?レベル4の奴なら可能だ!!」
「マジかよ・・」
「だから言っただろ!ここに居んのがばれたんだよっ!!」
「はっ!?待てよ!!500m以上離れてんだぞ!!注意して探していれば気づくかもしれないが
ここに来て1分、2分しかたってないのに見つけられんのか!?」
「感知タイプの奴がいんだろ!?レベル4の奴なら可能だ!!」
「マジかよ・・」
そう驚いていると3階まで降りたところで雷電が止まった
「どうした!?」
「表口は無理だろうから裏口から出る方がいいんだろうが」
「じゃ裏口から出ればいいだろ!」
「ここは裏口に行くには表口の前を通らないといけないそれじゃ見つかるだろ
それにバイクも持ってこないといけないだろ もし見つかったらビルを出ても
バイクにたどり着く前に捕まっちまう」
「ならいっそ戦うか!?」
「変に裏の奴らと戦うのはまずい、勝ったとしても目を付けられちまうから厄介だ」
「じゃあどうすんだよ!?」
「セオリーとしては見つからずに逃げることだが」
「ここは一階の出口以外なにもないぞ」
「表口は無理だろうから裏口から出る方がいいんだろうが」
「じゃ裏口から出ればいいだろ!」
「ここは裏口に行くには表口の前を通らないといけないそれじゃ見つかるだろ
それにバイクも持ってこないといけないだろ もし見つかったらビルを出ても
バイクにたどり着く前に捕まっちまう」
「ならいっそ戦うか!?」
「変に裏の奴らと戦うのはまずい、勝ったとしても目を付けられちまうから厄介だ」
「じゃあどうすんだよ!?」
「セオリーとしては見つからずに逃げることだが」
「ここは一階の出口以外なにもないぞ」
脱出の手段を失い雷電は当麻に最後の手段を言った。
「なら手段としてはどっちかがバイクを取ってきてどっちかが時間を稼ぐ」
「・・・囮って奴か」
「あぁ」
「ならどっちがやる?」
「決まってんだろ・・・・・・俺が囮だ」
「待てよ俺でもいいだろ!?お前ならすぐにバイクまで行けんだろ!!」
「けどそれじゃお前を置いていくことになるし、何よりいくらお前でもあいつらレベルに
1対4じゃ勝ち目はない・・だったらお前が外に出るまで何とか俺が時間を稼ぐ
お前なら相手の感知タイプには気づかれないだろうし、俺なら顔を見られずにすむ」
「・・・・・・大丈夫なのか?」
「俺を誰だと思ってる」
「・・・囮って奴か」
「あぁ」
「ならどっちがやる?」
「決まってんだろ・・・・・・俺が囮だ」
「待てよ俺でもいいだろ!?お前ならすぐにバイクまで行けんだろ!!」
「けどそれじゃお前を置いていくことになるし、何よりいくらお前でもあいつらレベルに
1対4じゃ勝ち目はない・・だったらお前が外に出るまで何とか俺が時間を稼ぐ
お前なら相手の感知タイプには気づかれないだろうし、俺なら顔を見られずにすむ」
「・・・・・・大丈夫なのか?」
「俺を誰だと思ってる」
ニヤリと笑って雷電は余裕の顔をした
「悪いな・・・足でまといになっちまって」
「いや、こうなったのも多分俺のせいだろうから」
「んっ?」
「多分敵の探知タイプは俺の力を感じただろうから・・・」
「・・・・・・・・・」
「いや、こうなったのも多分俺のせいだろうから」
「んっ?」
「多分敵の探知タイプは俺の力を感じただろうから・・・」
「・・・・・・・・・」
それを聞いた当麻は雷電の頭を右手で掴んで握力をかけていく
「ぬおおお!!!アイアンクローか!?実際に武器として使っている奴、初めて見た!!!」
「つまりなんだ~~全部テメーのせいってことかコラ~!!!」
「いやいやちょっと待ってくださいよ~~~勘弁してくださいよ~~~」
「ウルセー!!その若手のノリ止めろ!!」
「つまりなんだ~~全部テメーのせいってことかコラ~!!!」
「いやいやちょっと待ってくださいよ~~~勘弁してくださいよ~~~」
「ウルセー!!その若手のノリ止めろ!!」
ある程度気が済んだのか当麻は右手を離して雷電に告げる
「・・・・・・俺はこの階に隠れる」
「・・・なら、俺は上の階に行って感知タイプに俺を追わせる」
「・・・・・・・世話かけるな」
「・・・・・・・いいよ」
「・・・なら、俺は上の階に行って感知タイプに俺を追わせる」
「・・・・・・・世話かけるな」
「・・・・・・・いいよ」
(さてと、まず誰とやり合うことになるかな?)
雷電は6階まで来て考えていた。このビルは東西北にそれぞれ二つ階段があり相手が4人なら
まず3手に分かれてくる。つまり、運悪くレベル5と戦うことになる階段を選ぶ可能性が高いのだ。
(まぁここまできたらどっちでもいいが・・・・とりあえず顔はばれないようにしないとな)
考えをまとめた雷電はある物の名前を呼んだ
雷電は6階まで来て考えていた。このビルは東西北にそれぞれ二つ階段があり相手が4人なら
まず3手に分かれてくる。つまり、運悪くレベル5と戦うことになる階段を選ぶ可能性が高いのだ。
(まぁここまできたらどっちでもいいが・・・・とりあえず顔はばれないようにしないとな)
考えをまとめた雷電はある物の名前を呼んだ
「コイッ!キバット!!」
あたりは静かで特に何も起こらなかった。
「おいっ!呼んでんだから早く来い!!!」
しかし、何も起こらない(ヤバイ)と心の中で思っていると
「よんだか?」
とコウモリの形をした、いかにも機械で作られているのが分かるロボットが飛んできた。
「おい!!早く来いよ!焦ったろ!!!」
「あまりにも呼ばれないから暇だったんだよ・・かと思えば急に呼び出すし」
「あぁまぁ悪かったよ・・とにかく力を貸してくれ」
「ふっお前が俺に頼るとは・・・・よっぽどの相手なのか?」
「あぁレベル5とやり合うことになるかもしれない」
「ほぉーそりゃ楽しみだ」
「いいから ほらさっさと噛め!」
「あまりにも呼ばれないから暇だったんだよ・・かと思えば急に呼び出すし」
「あぁまぁ悪かったよ・・とにかく力を貸してくれ」
「ふっお前が俺に頼るとは・・・・よっぽどの相手なのか?」
「あぁレベル5とやり合うことになるかもしれない」
「ほぉーそりゃ楽しみだ」
「いいから ほらさっさと噛め!」
そう言うと雷電は右手を差し出す
「よしっ! ガブッ!!!」
噛まれたところからまるでステンドガラスの様な色の模様が雷電の体に広がった。
「・・・・・・・変身!!」
そう言って腕に噛み付いたキバットをベルトに差し込んだ。
次の瞬間、雷電の体の回りを鎖のような鎧が包み込んこんだ。
その姿は鎧は普通の鎧の様に銀色で目は闇で輝くコウモリの様に光っていて
それ以外は血のように真っ赤に染まりまるでヴァンパイアの様に不気味であった。
雷電は適当に腕などを回して準備運動をした。
次の瞬間、雷電の体の回りを鎖のような鎧が包み込んこんだ。
その姿は鎧は普通の鎧の様に銀色で目は闇で輝くコウモリの様に光っていて
それ以外は血のように真っ赤に染まりまるでヴァンパイアの様に不気味であった。
雷電は適当に腕などを回して準備運動をした。
「よしっ行くか!!」
彼の戦いが始まる
雷電はひとまず北の階段に行き6階から5階に降りた。誰かいないが最小限の注意を払い
降りていくが見たところ誰もいる気配は無かったので一先ず警戒を少し緩めた。
見たところ罠も無さそうなので一気に降りようとした。
(まだ来てないのか・・・ん?)
雷電はある違和感を持った、さっきと同じ階段を使ったから違いに気づいたわけではない。
ただ明らかに違和感があった、この廃ビルの階段に置いてあるあまりにも綺麗なぬいぐるみに
(やばっ!!)
次の瞬間、ぬいぐるみが爆発し炎が雷電を包み込んだ。
降りていくが見たところ誰もいる気配は無かったので一先ず警戒を少し緩めた。
見たところ罠も無さそうなので一気に降りようとした。
(まだ来てないのか・・・ん?)
雷電はある違和感を持った、さっきと同じ階段を使ったから違いに気づいたわけではない。
ただ明らかに違和感があった、この廃ビルの階段に置いてあるあまりにも綺麗なぬいぐるみに
(やばっ!!)
次の瞬間、ぬいぐるみが爆発し炎が雷電を包み込んだ。
「ラッキー!こっちに来たー!」
階段から少し離れた部屋から金髪の少女フレンダが現れた。
「まぁ結局麦野のストレス発散にならなかったから怒られるかもしれないけど
まぁ私もストレス溜まってたしいっか」
まぁ私もストレス溜まってたしいっか」
と勝利を確信したフレンダに後ろから
「大丈夫だよ~まだ麦野ちゃんってーのとやり合うチャンスはあるみたいだから」
「なっ!!!?」
「なっ!!!?」
驚いて振り向こうとするがそれより先に雷電が後ろから腕を掴んだ。
「どうして!?」
「君がいるのは分かっていた、けど動かなかったから無視して行こうとしたんだよ」
「そんな!!一様気配は消せていたはずよ」
「あぁ気配は感じなかった その年で見事だな」
「ならっどうして!」
「こんな廃ビルでそんな香水つけちゃだめでしょ~」
「なっ!?」
「君がいるのは分かっていた、けど動かなかったから無視して行こうとしたんだよ」
「そんな!!一様気配は消せていたはずよ」
「あぁ気配は感じなかった その年で見事だな」
「ならっどうして!」
「こんな廃ビルでそんな香水つけちゃだめでしょ~」
「なっ!?」
フレンダは驚いた。たしかに廃ビルで香水のにおいがすれば違和感を持って誰かが隠れているのが
分かるだろうが、フレンダの隠れていた部屋から階段まで6~7メートルは離れているのだ
普通気づくことは無理だろう。
分かるだろうが、フレンダの隠れていた部屋から階段まで6~7メートルは離れているのだ
普通気づくことは無理だろう。
「でもっ!いつの間に後ろに!?」
「答える必要があるかい?」
「答える必要があるかい?」
そう言うと雷電は左腕でフレンダの首を絞め、近くの部屋に入ると右手をフレンダの服の襟を掴み
「世界の果てまで~」
と急に言い出した。フレンダは何のことか分からなかったが雷電が窓の方を向いて野球のフォームの様な
ポーズをとっていたので何をしようとしているのかすぐに想像がついた。
ポーズをとっていたので何をしようとしているのかすぐに想像がついた。
「ちょっちょっと!!ちょっと待って~~~!!!!!」
「いってQ~~~~!!!!!」
「いってQ~~~~!!!!!」
次の瞬間フレンダを窓にぶん投げた。
「いや~~~~」
悲鳴をあげながらフレンダはそのまま窓を突き破って落ちていった。
「ふ~一段落っと」
「フレンダさんは超役に立たなかったっすね」
「フレンダさんは超役に立たなかったっすね」
雷電が振り向くとドアのところに小学生か中学生ぐらいの少女がたっていた。
「やれやれ・・・・・もう2人目ですか・・・・」
「でもフレンダさんが派手にやってくれたおかげで超気付けたんですけどね」
「あんまり心配してないのかい?」
「あの程度死ぬほど柔ではないでしょそれにその窓の先にはゴミ箱が在ったはずです」
「勘弁してくれないかな~~女の子と戦うのはいやなんだよ~~~」
「・・・・・・女の子を5階から超投げ飛ばした男が言う台詞ですか?」
「いや~そこ突かれるとな~」
「でもフレンダさんが派手にやってくれたおかげで超気付けたんですけどね」
「あんまり心配してないのかい?」
「あの程度死ぬほど柔ではないでしょそれにその窓の先にはゴミ箱が在ったはずです」
「勘弁してくれないかな~~女の子と戦うのはいやなんだよ~~~」
「・・・・・・女の子を5階から超投げ飛ばした男が言う台詞ですか?」
「いや~そこ突かれるとな~」
とお気楽な感じで答えるが少女絹旗は雷電から目を離さない。
「言っておきますけど・・私をフレンダさんと一緒だと超思わないでくださいね」
そう言われると雷電は頭をかかえ
「まいったね~・・・・漫画だとそういうこと言う奴に限って・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・強いんだよ」
・・・・・・・・・・・・強いんだよ」
そう告げて絹旗をしっかりと見つめた。