かなりのダメージを受けた木山は、よろよろと立ち上がった。
「なぜ…私の邪魔をする…」
「……お前が間違ってるからだ」
「っ!?何が間違いだ!!ならあの実験はなんだ!?」
「………AIM拡散力場の…制御実験」
「あの実験は正しかったとでも言うのかっ!?何のためにあの子達は!?」
「木山………」
「お前だって分かっているだろ!?あの実験には統括理事会が関わっている…あの子達を救うためにコレしかないんだ!!」
「……………それだけか?」
「なにっ!?」
「その為だけにこれだけのことをしたのか?」
「っ!?貴様に…!」
「何が分かる!…なんて言うんじゃねーぞ…今、お前がこの場に立って戦うことがお前の正義と言うなら、俺は否定しない…
だが…その為に意識を失い、未だに目を覚まさない子がいる…そして、そんな子が目を覚ますのを…泣きながら待ち続けている子がいる…
お前と同じようにな…」
「っ!?」
「お前は…お前と同じ様な悲しみを持つ子を生み出しているだけだっ!」
「……もう_に____るか…」
「なにっ?」
「今更後に引くことが……できるかぁぁ!!」
「……お前が間違ってるからだ」
「っ!?何が間違いだ!!ならあの実験はなんだ!?」
「………AIM拡散力場の…制御実験」
「あの実験は正しかったとでも言うのかっ!?何のためにあの子達は!?」
「木山………」
「お前だって分かっているだろ!?あの実験には統括理事会が関わっている…あの子達を救うためにコレしかないんだ!!」
「……………それだけか?」
「なにっ!?」
「その為だけにこれだけのことをしたのか?」
「っ!?貴様に…!」
「何が分かる!…なんて言うんじゃねーぞ…今、お前がこの場に立って戦うことがお前の正義と言うなら、俺は否定しない…
だが…その為に意識を失い、未だに目を覚まさない子がいる…そして、そんな子が目を覚ますのを…泣きながら待ち続けている子がいる…
お前と同じようにな…」
「っ!?」
「お前は…お前と同じ様な悲しみを持つ子を生み出しているだけだっ!」
「……もう_に____るか…」
「なにっ?」
「今更後に引くことが……できるかぁぁ!!」
そうして、また、手から火の球体を出し投げつけてきた。しかし、その動きは遅く、雷電は普通に空間移動でかわして
そして、木山の上へと飛び、先ほどと同じく音速の数倍の速度で踵落としをした、その瞬間は、本当に一瞬だったが
雷電はその一瞬に全てをぶつけた
(この…大バカ野郎が!!……)
ドゴォォォン!!と大きな音を立てて木山は、地面に叩きつけられた。
そして、木山の上へと飛び、先ほどと同じく音速の数倍の速度で踵落としをした、その瞬間は、本当に一瞬だったが
雷電はその一瞬に全てをぶつけた
(この…大バカ野郎が!!……)
ドゴォォォン!!と大きな音を立てて木山は、地面に叩きつけられた。
地面へ叩きつけられた木山を雷電は見下ろしていた。あたりの地面が隕石でも落ちたようにへこんでいるを見ると
先ほどの一撃の大きさがよく分かる。
(たくっ…死んでねぇだろうな…)
倒れている木山に近づき安否を確かめる。
先ほどの一撃の大きさがよく分かる。
(たくっ…死んでねぇだろうな…)
倒れている木山に近づき安否を確かめる。
「オーイ…生きてッか?」
「……………」
「やれやれ…取りあえず…病院に…」
「……………」
「やれやれ…取りあえず…病院に…」
そう言って木山を起こそうとした時、木山の手から出た一本の光の剣のような物が雷電の胸を貫いた。
「ガハっ!!」
「掛かったなっ!」
「お前……どうしてぇ?ゴフッ…」
「掛かったなっ!」
「お前……どうしてぇ?ゴフッ…」
胸を貫く光の剣を出している手を掴みながら、雷電は木山の倒れていたところを見た。
そこは、他の地面と違い、木山がいる所だけ陥没している、いや、そこだけ、クッションのように柔らかそうだった。
そこは、他の地面と違い、木山がいる所だけ陥没している、いや、そこだけ、クッションのように柔らかそうだった。
「お前…能力で…」
「あぁ…地面を出来るだけ柔らかくした……正直、受け切れるかは、賭けだったがな…」
「…くそっ!」
「あぁ…地面を出来るだけ柔らかくした……正直、受け切れるかは、賭けだったがな…」
「…くそっ!」
雷電は、その場に倒れた。木山は立ち上がり、その場から離れようと歩き出した。
(…かなり柔らかくしたのに……ここまでダメージを受けるとは…)
アンチスキルや先ほどのレベル5が来る前に、ここを離れたかった。予想以上のダメージで、今、戦えばアンチスキルにも
勝てるか分からない、そう感じた木山は、足を引きずりながら、出来るだけ早く離れようとしたが、
後ろから来たレーザーに足を貫かれ、バランスを崩してその場に倒れこんだ、驚いて後ろに振り向くと
(…かなり柔らかくしたのに……ここまでダメージを受けるとは…)
アンチスキルや先ほどのレベル5が来る前に、ここを離れたかった。予想以上のダメージで、今、戦えばアンチスキルにも
勝てるか分からない、そう感じた木山は、足を引きずりながら、出来るだけ早く離れようとしたが、
後ろから来たレーザーに足を貫かれ、バランスを崩してその場に倒れこんだ、驚いて後ろに振り向くと
「なっ!?なぜだ!?」
「たくっ……俺じゃなかったら死んでるぞ…」
「たくっ……俺じゃなかったら死んでるぞ…」
先ほど胸を貫き倒れた鎧の男が立っていた。
先ほど確かに胸を貫いた男を見つめ、ただ木山は驚くだけだった。
「ばかなっ!?どうして!確かに!!」
「……俺がなぜ…不死身と呼ばれているか…」
「……俺がなぜ…不死身と呼ばれているか…」
そう言うと、ほんの少し前に自分が貫かれた胸のところが見えるように木山と向き合った。
胸には確かに貫かれたのであろう、鎧に穴が開いていた。しかし、そこに血の跡や傷はまったくなかった。
胸には確かに貫かれたのであろう、鎧に穴が開いていた。しかし、そこに血の跡や傷はまったくなかった。
「…分かったか?」
「…まさか!…自己再生?」
「いや、おしい、ただの自己再生じゃ、ここまで早くない…他の呼び方なら『超速再生』だな」
「肉体再生の…レベル5…」
「あぁ…さっきお前は言ったな?俺は何度も『ガイアメモリ』によるDNA書き換えを行える存在だって…
でも、あれは、少し違う…言ったろ?俺はタネと仕掛けがあるだけだって…何度もDNAを書き換えれば
いずれ限界が訪れる、俺は、その限界を無理やり、『超速再生』で治してしているだけだ…」
「だが、それだけの回復力があれば普通…」
「あぁ、肉体が風船みたい膨らみ破裂しちまう…だからコレを纏っている」
「…!ライダーシステム!」
「そうだ…これは身を守るための鎧じゃない肉体が急激に発達するのを押える、ストッパーなんだよ」
「だが!?なら、どうして普段のお前は!?」
「………俺は昔あることで、力の大半を失った、その頃なら自分の意思で力を使えたが…今はまとも使えず
レベル3程度の力落とした…まぁおかげで今も生きていられるけどな…」
「レベル3に落とした?そんなことをしたら、もうお前は…」
「あぁ、一度能力を落としたら、もう元には戻らない…だから、能力を引き上げるため…使っているんだ」
「…………?」
「忌まわしい実験から生まれた……物質を…」
「…まさか!!」
「そう……体晶だ…」
「…まさか!…自己再生?」
「いや、おしい、ただの自己再生じゃ、ここまで早くない…他の呼び方なら『超速再生』だな」
「肉体再生の…レベル5…」
「あぁ…さっきお前は言ったな?俺は何度も『ガイアメモリ』によるDNA書き換えを行える存在だって…
でも、あれは、少し違う…言ったろ?俺はタネと仕掛けがあるだけだって…何度もDNAを書き換えれば
いずれ限界が訪れる、俺は、その限界を無理やり、『超速再生』で治してしているだけだ…」
「だが、それだけの回復力があれば普通…」
「あぁ、肉体が風船みたい膨らみ破裂しちまう…だからコレを纏っている」
「…!ライダーシステム!」
「そうだ…これは身を守るための鎧じゃない肉体が急激に発達するのを押える、ストッパーなんだよ」
「だが!?なら、どうして普段のお前は!?」
「………俺は昔あることで、力の大半を失った、その頃なら自分の意思で力を使えたが…今はまとも使えず
レベル3程度の力落とした…まぁおかげで今も生きていられるけどな…」
「レベル3に落とした?そんなことをしたら、もうお前は…」
「あぁ、一度能力を落としたら、もう元には戻らない…だから、能力を引き上げるため…使っているんだ」
「…………?」
「忌まわしい実験から生まれた……物質を…」
「…まさか!!」
「そう……体晶だ…」