戦いは、終わりが近づいていた。
学園都市にやってきた襲撃者たちは、その大半が戦闘不能に陥っていた。
そして今、上条と美琴はリーダーらしき人物と戦闘繰り広げていた。
そのリーダーらしき人物ももうすぐ倒せる、というところまできていた。
だからなのだろうか、美琴は油断してしまっていた。
学園都市にやってきた襲撃者たちは、その大半が戦闘不能に陥っていた。
そして今、上条と美琴はリーダーらしき人物と戦闘繰り広げていた。
そのリーダーらしき人物ももうすぐ倒せる、というところまできていた。
だからなのだろうか、美琴は油断してしまっていた。
「危ねえ! 御坂!!」
不意に横から突き飛ばされ、転んでしまう。
何すんのよっ! と言おうと振り向いたとき、美琴は言葉を発することなどできなかった。
美琴を突き飛ばした上条が、わき腹を銃で撃たれていた。
美琴が想いを寄せていた彼が、倒れる。
それは、映画のようにスローな動きで美琴の目に映った。
何すんのよっ! と言おうと振り向いたとき、美琴は言葉を発することなどできなかった。
美琴を突き飛ばした上条が、わき腹を銃で撃たれていた。
美琴が想いを寄せていた彼が、倒れる。
それは、映画のようにスローな動きで美琴の目に映った。
「っあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
その後、美琴はリーダーらしき人物を倒し、救急車を呼んで上条を病院に搬送してもらった。
美琴は同乗して、上条の手を握りながら謝り続けた。
そして、病院で担架に運ばれている時、美琴は近くにいたカエル顔の医者に訊ねていた。
美琴は同乗して、上条の手を握りながら謝り続けた。
そして、病院で担架に運ばれている時、美琴は近くにいたカエル顔の医者に訊ねていた。
「大丈夫……ですよね?」
そんな、心配そうな顔をして訊いてくる美琴に、カエル顔の医者は自身を持って答えた。
「僕を誰だと思っている?」
「……リアルゲコ太?」
二人の間に、なんともいえない静寂が広がった……。