その後もいろいろ談笑していると当麻が腕の時計を見て
「あぁ…もうこんな時間か……お前らこれからどうすんだ?」
「とりあえず街に行くつもりぜよ…」
「カミやんはどうするんや?」
「俺はまだ少し仕事がある…どうだ、お前ら…うちに来るか?」
「えっ?」
「上条君の?」
「あぁ…今日何人か人を呼んでんだ」
当麻の提案に4人は少し考えて
「せやな~どうせ特に予定も考えてへんし」
「別に私はいいよ」
「私も構わない」
「決まりぜよ」
3人の意見を聞き当麻は
「そうか…もうすぐ浜面の奴が来ると思うんだけど…」
もう一度時計を確認していると
「お~い!上条!!」
当麻を呼ぶ声がした。声をした方を見ると一人の男が走って近づいてきた。
「あー!パパだぁ!!」
「噂をすればなんとやらだな…」
近づく男に滝壺の膝の上からおりて、とうまは近づいて行った
「おかえり~」
「よぉーとうま、ちゃんとママを守ってたか?」
「ごめいれいどうりに!!おまもりしましたぁ!!」
「そうか!よくやった軍曹!!」
そう言って、浜面はとうまを抱きかかえて当麻達に近づいてきた
「わりーな上条遅くなって…」
「一時間近く遅れてんぞ」
「わりーわりー…えっと…」
当麻の周りに居る知らない4人を見て、浜面は少し戸惑った。
「あぁこいつらか?昔のクラスメイトだ」
「あぁ上条の…どうも浜面仕上です」
4人もそれぞれどうも、といった感じにお辞儀をした。
「あぁ…もうこんな時間か……お前らこれからどうすんだ?」
「とりあえず街に行くつもりぜよ…」
「カミやんはどうするんや?」
「俺はまだ少し仕事がある…どうだ、お前ら…うちに来るか?」
「えっ?」
「上条君の?」
「あぁ…今日何人か人を呼んでんだ」
当麻の提案に4人は少し考えて
「せやな~どうせ特に予定も考えてへんし」
「別に私はいいよ」
「私も構わない」
「決まりぜよ」
3人の意見を聞き当麻は
「そうか…もうすぐ浜面の奴が来ると思うんだけど…」
もう一度時計を確認していると
「お~い!上条!!」
当麻を呼ぶ声がした。声をした方を見ると一人の男が走って近づいてきた。
「あー!パパだぁ!!」
「噂をすればなんとやらだな…」
近づく男に滝壺の膝の上からおりて、とうまは近づいて行った
「おかえり~」
「よぉーとうま、ちゃんとママを守ってたか?」
「ごめいれいどうりに!!おまもりしましたぁ!!」
「そうか!よくやった軍曹!!」
そう言って、浜面はとうまを抱きかかえて当麻達に近づいてきた
「わりーな上条遅くなって…」
「一時間近く遅れてんぞ」
「わりーわりー…えっと…」
当麻の周りに居る知らない4人を見て、浜面は少し戸惑った。
「あぁこいつらか?昔のクラスメイトだ」
「あぁ上条の…どうも浜面仕上です」
4人もそれぞれどうも、といった感じにお辞儀をした。
挨拶をした浜面は滝壺に近づいた。
「滝壺、どうだった?」
「大丈夫…」
滝壺が答えると浜面の後ろから当麻が伝えてきた。
「母子共に健康だそうだ」
「そうか」
「浜面来ていきなりで悪いが、こいつらも俺んちに連れて行ってやってくれ」
当麻はクラスメイト4人を見ながら尋ねた。
「別にいいけど…お前の車、使っていいのか?」
「あぁ…わりーけどもう一人…いやっ二人連れてきたい人がいんだ…だから車は俺が使う…タクシーで行ってくれ」
「分かった…じゃあ、とりあえずタクシーを…」
「病院の入口にならタクシー乗り場があるぞ」
「おーっと、その前に俺ちょっとトイレ行きたいぜよ」
当麻が案内しようとしたところに土御門がそう言ったので、当麻は土御門の考えを悟って
「あぁ…病院の使え、案内する」
「すまんぜよ、カミやん…みんなちょっと待っててくれにゃー」
そう言って病院に入る当麻に土御門はついて行った。病院の中に入ってロビーを歩いていると土御門が
「浜面の奴を一人で行かせるなんて…何を考えてるぜよ?」
裏でよく見せる真剣な顔をして尋ねた。
「いちいち心配する必要ねーよ」
「アレイスターの奴は、ある程度あきらめたみたいだが…統括理事会の中には、
浜面の首をアレイスターの手土産にしようとしてる奴らもいんだぞ…せめてお前がついていてやるべきだろ?」
「大丈夫だ…超一流のボディーガードをつけたからな…」
「ボディーガード?誰ぜよ?」
「お前もよく知る奴さ…」
「…?ねーちんの事か?」
「いいや…神裂は手が離せなくてな…」
「なら誰ぜよ?」
「後で分かる」
当麻は意味深なセリフでうやむやにしたが、土御門はまだ納得できていなかった。
「でも、もし奴らが何かしてきたら、どうするつもりぜよ?」
「…統括理事会の中で俺に喧嘩を売るような根性のある奴はいねーよ…まぁもし売ってくるしたら親船さんくらいだろ」
「…確かに、でもあの人の場合はお前が極悪人だったらの話だ…だけど今のじゃ答えになってないぜよ、
もし奴らが何かしかけてきたらどうするつもりぜよ?」
「決まってんだろ………戦争だ…」
当麻の不気味な笑みを浮かべて出したセリフに土御門はゾッとしたが、
「冗談だよ…たまには息抜きしろよ」
土御門の肩を笑顔でポンポンっと叩いて、当麻はロビーにあるエレベーターの方へと歩いて行った。
「まったく…その気になれば世界と戦える戦力を持ってる男が言うと冗談に聞こえないぜい」
「滝壺、どうだった?」
「大丈夫…」
滝壺が答えると浜面の後ろから当麻が伝えてきた。
「母子共に健康だそうだ」
「そうか」
「浜面来ていきなりで悪いが、こいつらも俺んちに連れて行ってやってくれ」
当麻はクラスメイト4人を見ながら尋ねた。
「別にいいけど…お前の車、使っていいのか?」
「あぁ…わりーけどもう一人…いやっ二人連れてきたい人がいんだ…だから車は俺が使う…タクシーで行ってくれ」
「分かった…じゃあ、とりあえずタクシーを…」
「病院の入口にならタクシー乗り場があるぞ」
「おーっと、その前に俺ちょっとトイレ行きたいぜよ」
当麻が案内しようとしたところに土御門がそう言ったので、当麻は土御門の考えを悟って
「あぁ…病院の使え、案内する」
「すまんぜよ、カミやん…みんなちょっと待っててくれにゃー」
そう言って病院に入る当麻に土御門はついて行った。病院の中に入ってロビーを歩いていると土御門が
「浜面の奴を一人で行かせるなんて…何を考えてるぜよ?」
裏でよく見せる真剣な顔をして尋ねた。
「いちいち心配する必要ねーよ」
「アレイスターの奴は、ある程度あきらめたみたいだが…統括理事会の中には、
浜面の首をアレイスターの手土産にしようとしてる奴らもいんだぞ…せめてお前がついていてやるべきだろ?」
「大丈夫だ…超一流のボディーガードをつけたからな…」
「ボディーガード?誰ぜよ?」
「お前もよく知る奴さ…」
「…?ねーちんの事か?」
「いいや…神裂は手が離せなくてな…」
「なら誰ぜよ?」
「後で分かる」
当麻は意味深なセリフでうやむやにしたが、土御門はまだ納得できていなかった。
「でも、もし奴らが何かしてきたら、どうするつもりぜよ?」
「…統括理事会の中で俺に喧嘩を売るような根性のある奴はいねーよ…まぁもし売ってくるしたら親船さんくらいだろ」
「…確かに、でもあの人の場合はお前が極悪人だったらの話だ…だけど今のじゃ答えになってないぜよ、
もし奴らが何かしかけてきたらどうするつもりぜよ?」
「決まってんだろ………戦争だ…」
当麻の不気味な笑みを浮かべて出したセリフに土御門はゾッとしたが、
「冗談だよ…たまには息抜きしろよ」
土御門の肩を笑顔でポンポンっと叩いて、当麻はロビーにあるエレベーターの方へと歩いて行った。
「まったく…その気になれば世界と戦える戦力を持ってる男が言うと冗談に聞こえないぜい」
タクシーに乗った一同は、第三学区のとある施設に到着していた。高層マンションのようなビルを見た吹寄達は、少し驚いて口を開けた。
「ここって…」
「個室サロンやないか…」
彼らのような普通の高校生だった者にはあまり馴染みのない場所であるが、その存在ぐらいは彼らは知っていた
「あぁ…上条の奴は此処と年間契約結んで、帰ってきたら大抵ここで寝泊まりしてんだよ」
一通り説明した浜面は個室サロンに入るとカウンターに行き、おそらく当麻から預かったのであろうカードらしき物を見せた。
店員はすぐに部屋を確認して部屋の番号を教えてくれた。
近くにあったエレベーターに乗ると浜面は最上階のボタンを押して、扉を閉めた。しばらくして
最上階の廊下らしき所に出ると、そこには4つのドアがあるだけで奥には非常階段の扉があるだけだった。
「なんや…あんなでかいビルやのに部屋はこれだけかいな」
と青髪が不満を漏らすと、浜面がそれに答えた。
「数は少ないけど、その分部屋はめちゃくちゃ広いぞ」
浜面はエレベーターを降りてすぐにあるドアの前に立つとカードキーを差し込んむと
ビィィーっという電子音と共にドアが開いた。ドアを開けると奥から
「あー誰か来た!きっと上条だって、みさかはみさかは予想してみる」
と可愛らしい声が聞こえてきた。部屋の奥からドタドタと走る音が近づいてきて一人の中学生か小学生くらいの少女がやってきた。
部屋の奥から来た少女はドアを開けた者達を見ると
「あー!!浜面達だ!ってみさかはみさかは予想外の出来事に驚いてみる!」
「よう!ラストオーダー!」
「元気そうだね…」
「わー!みさかのおねえちゃんだぁ!!」
どうやら浜面一家は知り合いらしいが、吹寄達(土御門を除く)はその少女をまったく知らなかった。しかし、それはお互いさまで少女は
「後ろ人たちは誰?ってみさかはみさかは尋ねてみる!」
「あぁ上条の昔のクラスメイトだそうだ」
「そうか~上条のお友達か~ってみさかはみさかは納得してみたり!」
少女が納得していると奥から
「ラストオーダー、どうしたんですか?浜面達は超帰ってきたんですか?」
また奥から少女の声と共に今度も中学生か、いって高校生ぐらいの少女が出てきた。
「よぉ絹旗!」
「久しぶり」
「きぬはたおねえちゃん!」
今度もまた知らない少女なので4人は特に反応出来なかった
「超久しぶりですね…浜面に滝壺さん、それにとうまも…ほら、超遠慮せずに入ってください」
絹旗と呼ばれた少女は中へと招いたのでみんな部屋へと入り、奥の広間に歩いて行く途中に浜面が
「つーか…お前んちじゃねーだろ」
「細かいこと気にするなんて、相変わらず超浜面なんですね」
「なんだその浜面の全否定は!?」
「うるさいです…だいたい契約しといてまったく利用しない上条のために私がわざわざ超仕方なく使ってやってるんです」
「はいはい…ご立派ご立派」
浜面のかえしに不機嫌そうな顔をしたが、そこに吹寄が
「あのーあなたも上条の知り合いですか?」
「えっ?う~ん私の場合は、浜面やラストオーダーみたいに直接的な繋がりが超あるわけじゃないですけど…まぁ知り合いですよ」
「みさかは上条とはお友達だけど、私よりあの人の方が仲がいいかもって、みさかはみさかは推測してみる!」
「はぁー」
よく分からなかったが、知り合いであることは確からしい。知らない人物ばかりであったがそこに
「あ~!みなさんも来たんですか~?」
「ここって…」
「個室サロンやないか…」
彼らのような普通の高校生だった者にはあまり馴染みのない場所であるが、その存在ぐらいは彼らは知っていた
「あぁ…上条の奴は此処と年間契約結んで、帰ってきたら大抵ここで寝泊まりしてんだよ」
一通り説明した浜面は個室サロンに入るとカウンターに行き、おそらく当麻から預かったのであろうカードらしき物を見せた。
店員はすぐに部屋を確認して部屋の番号を教えてくれた。
近くにあったエレベーターに乗ると浜面は最上階のボタンを押して、扉を閉めた。しばらくして
最上階の廊下らしき所に出ると、そこには4つのドアがあるだけで奥には非常階段の扉があるだけだった。
「なんや…あんなでかいビルやのに部屋はこれだけかいな」
と青髪が不満を漏らすと、浜面がそれに答えた。
「数は少ないけど、その分部屋はめちゃくちゃ広いぞ」
浜面はエレベーターを降りてすぐにあるドアの前に立つとカードキーを差し込んむと
ビィィーっという電子音と共にドアが開いた。ドアを開けると奥から
「あー誰か来た!きっと上条だって、みさかはみさかは予想してみる」
と可愛らしい声が聞こえてきた。部屋の奥からドタドタと走る音が近づいてきて一人の中学生か小学生くらいの少女がやってきた。
部屋の奥から来た少女はドアを開けた者達を見ると
「あー!!浜面達だ!ってみさかはみさかは予想外の出来事に驚いてみる!」
「よう!ラストオーダー!」
「元気そうだね…」
「わー!みさかのおねえちゃんだぁ!!」
どうやら浜面一家は知り合いらしいが、吹寄達(土御門を除く)はその少女をまったく知らなかった。しかし、それはお互いさまで少女は
「後ろ人たちは誰?ってみさかはみさかは尋ねてみる!」
「あぁ上条の昔のクラスメイトだそうだ」
「そうか~上条のお友達か~ってみさかはみさかは納得してみたり!」
少女が納得していると奥から
「ラストオーダー、どうしたんですか?浜面達は超帰ってきたんですか?」
また奥から少女の声と共に今度も中学生か、いって高校生ぐらいの少女が出てきた。
「よぉ絹旗!」
「久しぶり」
「きぬはたおねえちゃん!」
今度もまた知らない少女なので4人は特に反応出来なかった
「超久しぶりですね…浜面に滝壺さん、それにとうまも…ほら、超遠慮せずに入ってください」
絹旗と呼ばれた少女は中へと招いたのでみんな部屋へと入り、奥の広間に歩いて行く途中に浜面が
「つーか…お前んちじゃねーだろ」
「細かいこと気にするなんて、相変わらず超浜面なんですね」
「なんだその浜面の全否定は!?」
「うるさいです…だいたい契約しといてまったく利用しない上条のために私がわざわざ超仕方なく使ってやってるんです」
「はいはい…ご立派ご立派」
浜面のかえしに不機嫌そうな顔をしたが、そこに吹寄が
「あのーあなたも上条の知り合いですか?」
「えっ?う~ん私の場合は、浜面やラストオーダーみたいに直接的な繋がりが超あるわけじゃないですけど…まぁ知り合いですよ」
「みさかは上条とはお友達だけど、私よりあの人の方が仲がいいかもって、みさかはみさかは推測してみる!」
「はぁー」
よく分からなかったが、知り合いであることは確からしい。知らない人物ばかりであったがそこに
「あ~!みなさんも来たんですか~?」
よく知る子供(大人)の声が聞こえてきた。そこには大きくて見ただけで値段が高いであろうことが分かるソファーに座る先生の姿があった。
「小萌先生!!」
「なんや!先生も来とったんか!」
「はい~さっき上条ちゃんから電話がありましたから~まったくぅ入るのに苦労しましたぁ~」
そりゃそうだろう、と4人はというよりは全員そう思った。そこから先に声をだしたのは姫神だった。
「先生はここを知ってたんですか?」
「えぇここは昔上条ちゃんがお医者さんになる前に一緒に飲み明かしたとこですからぁ!!」
「なんやてぇぇ!!なんて羨ましい!!もぉ!なんでカミやんの周りにはこんなにもレベルの高いロリちゃんがぎょーさんおるんや~!?」
青髪が妙なテンションになっていて、普通なら無視するが無視しない者が2人いた。
「ロリって…私は超20代なんですけど…」
「みさかだって!もう高校生なんだよってみさかはみさかは訴えてみる!!」
「「「「えっ!?」」」」
今日上条当麻の事実を知った時以上の驚きが、まだ存在した。
「うそ…」
「小萌先生以外にも…こんなにたくさん」
吹寄と姫神は口に手を当てて唖然としている。
「そうか…ワイは分かったでぇー!きっとカミやんにはロリを引き寄せる磁石があるんや~!!
なんとしてもそれを手に入れてやるぅぅぅ!!!」
青髪が意味不明なことを言い始めたので、こういう時のための吹寄である。
「うせろっ!地の果てまで!!!」
ゴシュッ!っと音を出して青髪に悲鳴を上げる暇もあたえずに見事に青髪の意識を飛ばした。
「あ~もう吹寄ちゃん!ここは上条ちゃんの家なんだから暴れちゃだめですよ~」
「すいません、つい我を忘れて…そういえば先生は上条が医者になったのを知ってたんですよね?」
「えぇそうですよー上条ちゃんがある日当然、脳科学の事について尋ねてきたんですよー」
吹寄と姫神は、それぞれ広いリビングに置いてあるソファーに適当に座りながら、もう一度訪ねた。
「脳科学ですか?」
「医学関係じゃなくて?」
「そうなんですよ、私もどうしてかは知らないけど最初は脳科学について聞いてきたんです…でもだんだん私じゃ説明できなくなってきて、
そこで私が上条ちゃんにあるお医者さんを紹介したんです」
小萌先生は思い出を楽しそうに思い出を語っていった。
「それでその人から脳科学だけでなく医学についても学んでいくうちにお医者様へとなっていったので~す」
「あいつが…信じられん」
「だから言ったでしょ?上条ちゃんはやれば出来る子なんですっ!!」
「じゃあさっき上条君が言ってたお師匠さんて」
「あー多分私が紹介した人ですよ~」
「小萌先生!!」
「なんや!先生も来とったんか!」
「はい~さっき上条ちゃんから電話がありましたから~まったくぅ入るのに苦労しましたぁ~」
そりゃそうだろう、と4人はというよりは全員そう思った。そこから先に声をだしたのは姫神だった。
「先生はここを知ってたんですか?」
「えぇここは昔上条ちゃんがお医者さんになる前に一緒に飲み明かしたとこですからぁ!!」
「なんやてぇぇ!!なんて羨ましい!!もぉ!なんでカミやんの周りにはこんなにもレベルの高いロリちゃんがぎょーさんおるんや~!?」
青髪が妙なテンションになっていて、普通なら無視するが無視しない者が2人いた。
「ロリって…私は超20代なんですけど…」
「みさかだって!もう高校生なんだよってみさかはみさかは訴えてみる!!」
「「「「えっ!?」」」」
今日上条当麻の事実を知った時以上の驚きが、まだ存在した。
「うそ…」
「小萌先生以外にも…こんなにたくさん」
吹寄と姫神は口に手を当てて唖然としている。
「そうか…ワイは分かったでぇー!きっとカミやんにはロリを引き寄せる磁石があるんや~!!
なんとしてもそれを手に入れてやるぅぅぅ!!!」
青髪が意味不明なことを言い始めたので、こういう時のための吹寄である。
「うせろっ!地の果てまで!!!」
ゴシュッ!っと音を出して青髪に悲鳴を上げる暇もあたえずに見事に青髪の意識を飛ばした。
「あ~もう吹寄ちゃん!ここは上条ちゃんの家なんだから暴れちゃだめですよ~」
「すいません、つい我を忘れて…そういえば先生は上条が医者になったのを知ってたんですよね?」
「えぇそうですよー上条ちゃんがある日当然、脳科学の事について尋ねてきたんですよー」
吹寄と姫神は、それぞれ広いリビングに置いてあるソファーに適当に座りながら、もう一度訪ねた。
「脳科学ですか?」
「医学関係じゃなくて?」
「そうなんですよ、私もどうしてかは知らないけど最初は脳科学について聞いてきたんです…でもだんだん私じゃ説明できなくなってきて、
そこで私が上条ちゃんにあるお医者さんを紹介したんです」
小萌先生は思い出を楽しそうに思い出を語っていった。
「それでその人から脳科学だけでなく医学についても学んでいくうちにお医者様へとなっていったので~す」
「あいつが…信じられん」
「だから言ったでしょ?上条ちゃんはやれば出来る子なんですっ!!」
「じゃあさっき上条君が言ってたお師匠さんて」
「あー多分私が紹介した人ですよ~」