とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 8-165

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匿名ユーザー

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五和と美琴の策略part1

御坂美琴は携帯を見つめていた
「今日のアイツの行動は…あっメールを送ったようね」

美琴は上条の携帯をハッキングしてメール送受信すべてチェックしていた
「今日はいつもの男友達とお茶か今回も偶然を装って」

とあるファミレス
「カミやんフラグ立てた娘紹介してや」
「そうぜよあれだけ沢山いるから一人位紹介してにゃー」
「だから俺が立てるのは回収不能な駄フラグだけだっつうの」
「またまたーそないなこと言うてもワイらにはカミやんの一人締めにしか見えんやさかい」
「なぁカミやんあの常盤台の制服夏休みにカミやんに抱きついた娘じゃないかにゃー」
「あっ御坂だ」

「あっいたいた…ここは偶然を装って…アンタここで何してんの?」

「おいっす御坂最近よく逢うなぁ」
「よく逢うだと!カミやんそれは聞き捨てならないにゃー」
「そうやワイらと遊ばない日はこのお嬢さんと遊んでいるんや」
「お前らなぁいい加減な事をいうなって言いたいが最近はよく御坂と遊んでいるなぁ」
「そ そうかもね」
「…私は狙っているんだから…」

「カミやんの裏切りもん」
「カミやん明日覚えてろにゃー」
「何なんだアイツら…」
「アンタ連れがいなくなったけどどうする?」
「んー他に予定はないからよし御坂遊びに行くか」
「そうしましょ…ヨッシャー…」

「また上条とあの中学生が一緒にいますね」
「確かにこれは調べる価値があるかもなのよ」
「いつも上条さんと一緒に…ブツブツ…」
「ちょっと五和さん気を確かに」
「でも約束しているとは見えませんね何か上条をつけているような」
「もしかしてストーカーなんですか」
「…だから五和さん落ち着いて」
「確かに調べる必要があるかもなのよ」
「よし明日からあの中学生にも監視をつけるのよ」
「了解」

数日後
「やはり判明しましたあの中学生は上条の携帯をハッキングして上条をストーキングしています」
「学園都市のスパイかもしれないのよ」
「上条に張り付いて我々魔術側の動向を調べているかもしれませんね」
「よし今から作戦を立てるのよ五和」
「はい!」
「今から携帯を一台購入して上条に渡すのよ、しばらくはそれで様子をみて相手の動向をみるのよ」
「はい、わかりました」

上条宅
「あれっ?五和、急にどうしたんだ」
「上条さん我々の調査で学園都市から上条さんを狙う者がいるかもしれません」
「なんですか急に」
「信じられないかもしれませんが我々の調査ではそうなっています」
「確かに俺は魔術側の人間としてとらえられているかもしれないな」
上条は深く考え込み

「インデックスは大丈夫なのか?」
「わかりませんが危険を回避するためイギリスで我々が安全を確保した方が良いかもしれません」
「…そうだなイギリスには神裂やステイルがいるから安全だな」
「それにあわせて上条さんにこれを」
「携帯電話?」
「はい、しばらくの間大事な用事以外は携帯での連絡は控えてもらいたいのです。やむを得ず連絡が必要な時はこの携帯から連絡して下さい」
「そんなに危険なのか?」
「はいこの携帯には天草式の連絡先は全員入っていますから」
「わかったそうする」
そう言って五和は、対馬と香焼に頼み、インデックスをイギリスへ連れて行った


五和と美琴の策略part2

1週間後
「最近なんなのよアイツは、メールしてないじゃない、これじゃ偶然を装って会えないじゃない、しかも電話しようにも留守電だし」
美琴は上条の情報が入らないことを苛立ちながら
「補修か追試で身動き取れないかもね」と思い
「しょうがない今日も適当にぶらつくか」
そう呟き歩いていると、100M先に上条と五和が歩いている姿がみえた

「何よアイツ私と言う女がいながら」
「…何者よあの女」
「あの女…前に胸にアイツの頭を埋めて撫でていた奴だ」
「…あの糞アマ」
「許せない…ゆるせない…ユルセナイ…」
「殺ってやる…やってやる…ヤッテヤル…」

「おーっす御坂久しぶり」
「アンタ誰?この女」
「何だよ御坂いきなり」
突然の美琴出現に五和は驚いたが

「こんにちわ、あれ?お久しぶりですよね、上条当麻の従兄弟の五和です。いつも当麻がお世話になっています」
五和は咄嗟に上条と自分の安全の為の嘘をついた

「あっそうなんですか?お久しぶりですあの時はお世話になりました」
美琴は五和の言葉を信じてお風呂の時のぼせた時のお礼を言った

「そう言えばアンタ!携帯壊れているの?ちょっと修理してあげるから貸しなさい」
そう言って美琴は上条の携帯を無理矢理奪いそのまま立ち去っていった

「おいっ御坂?」
「まぁまぁ上条さん今はあの携帯使えませんからまたいつか返してもらいましょう」
「そうだなでも五和さん、さすがですねてっきり上条さんはまたあの時みたいに、電撃から逃げる事のみを考えていましたから」
「我々天草式は環境に溶け込む事を得意としていますからあれくらいは」
「上条さんはいつもの不幸がなくて助かりました」

「たくアイツは従兄弟になんかヘラヘラして…そうだ早く携帯を調べて修理しなくちゃ」

「あれっ?どこも壊れていないなんでアイツは電話使わなかったの」
「まてよアイツの携帯に登録している全員にアイツから(彼女が出来ましたって)メールを送ればこれ以上悪い虫がつかなくなるね」

「あっすみません上条さんメールが来たので」
五和は天草式からの連絡かと思い携帯を開くと
「あれ上条さんからのメールだ?」

五和は上条がここにいるのに何でと思い開くと
「彼女が出来ました」
そんなメールが入っていた
五和はあの中学生の真意を知り青ざめた

「どうしたんですか?五和さん青い顔をして何かあったか?」
「上条さんここは危険です早く学園都市から逃げましょう」
「なんですと五和さんなんで急に?」
上条が焦りながら五和に問い詰めると周りから物凄く恐ろしい殺気を感じ取った

「上条当麻」
「カミやーん」
「上条」
そこにはクラスメイトを含む上条を知る人間が殺気を込めて立っていた

「そこにいる女はもしかして…」
ボソリと姫神が呟いたと同時に
「「「「「「「「死ねーっ!」」」」」」」」
全員が上条に襲いかかった

「なんだ?なんなんだ?」
「上条さん逃げましょう」
五和の言葉を信じて上条は五和と逃げ出した

「なんなんですか今のは上条さんは何もしていないのに、何故知り合いから殺される目にあうのでせうか?」
「もしかしたら集団暗示かもしれません」
五和は咄嗟に嘘をついたが状況を知らない上条はそれを信じた

命からがら逃げ出した上条は超音速機もあって数時間後にはイギリスに着いていた
「今回ばかりは天草式には本当に世話になりました。特に五和さんがいなければ確実に上条さんはこの世にいなかったかもしれません」
上条の感謝の言葉に
「私は上条さんの命を守る為にいますからそれに…」
五和は覚悟を決めて上条に語りだした

「私は上条さんが生きてさえいれば、何もいらないくらい上条さんが大事な人ですから、これからは私を一生頼って下さいね」
五和からプロポーズともとれる言葉に上条は心から感動した

「五和さん…こんな不幸の塊の上条さんにそんな優しい言葉をかけてくれるなんて」
「上条さん…?」
「もう上条さんは、イギリスで生活します、そして五和さんと天草式の皆さんにお世話になります」

さらに一週間後
美琴は寮でイライラしながら
「アイツ携帯も取りに来ないし何やっているの?」
「お姉さまあの噂、聞きました?」
「何?黒子噂って」
「あの類人猿に彼女ができたという噂ですの」
「あーそうなのー?…私も少し聞いたかな?」
「そうですか…お姉さま、しかもあの類人猿はその女と海外に駆け落ちしたらしいですの」
「…エッ…?」
「あれ?お姉さま?聞いてますの?」
「…ワタシジャナイヒトトカケオチシタッテイウノ…」
「お姉さま?お姉さま?」
「…ナンデコウナッタノ…」
「お姉さまーっ!?」


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