序章 追うものと追われるもの 狙うものと狙われるもの
九月下旬、上条当麻は大覇星祭やイタリアでの、とっても愉快な旅行で身体全身が悲鳴をあげそうなくらい疲れていた。そんな不幸な彼に、強気な少女の声がかけられた。
御坂美琴である。
「ちょっと!アンタ!見つけたわよ!大覇星祭の罰ゲーム忘れてないでしょうね?」
当麻はそんな元気はないという脱力した顔で、
「あぁ・・・お前か、疲れてるんだ。今度にしてくれ。」
「何よ約束すっぽ抜かす気?!」
言葉とともに電撃が飛んでくる。
必死で走って、かわしながら逃げている上条を、
必死で走って、電撃を飛ばしながら御坂は追いかけている。
「ううっ!きついんだよ今は!不幸だぁーーー!!」
今日も不幸な男とビリビリな女は騒いでいた。
御坂美琴である。
「ちょっと!アンタ!見つけたわよ!大覇星祭の罰ゲーム忘れてないでしょうね?」
当麻はそんな元気はないという脱力した顔で、
「あぁ・・・お前か、疲れてるんだ。今度にしてくれ。」
「何よ約束すっぽ抜かす気?!」
言葉とともに電撃が飛んでくる。
必死で走って、かわしながら逃げている上条を、
必死で走って、電撃を飛ばしながら御坂は追いかけている。
「ううっ!きついんだよ今は!不幸だぁーーー!!」
今日も不幸な男とビリビリな女は騒いでいた。
ここはどこかくらい廃墟であった。
所々蜘蛛の巣が張ってあり、ネズミも数匹いた。
その中に立ちながらとある人物が腕につけられた端末のモニタを見た
「くふふっあれが学園都市ですか・・・警備が硬そうですね。
まあいいでしょう、強行突破で行けばいいんですから。」
紺色のマントに身を隠した金髪で長髪の魔術師はつぶやいた。
そこにその端末に連絡が入る。
「んっなんだ?」
「準備は済んだか?強行突破で頼むぞ。」
電話の声の主は楽しみながら告げた
「あぁ、あえて強行突破で行かせてもらう。」
紺色の魔術師は笑いながら答えた。
それは何か深い意味があるような雰囲気をかもしだしていた。
「じゃあ頼む。」
電話が切れた。魔術師は一息つき、一言叫んだ。
「proportio385―我の行いはすべてを調和し均等と化す!!!
さぁ均等を乱す者たちを狩ろうではないか!!」
所々蜘蛛の巣が張ってあり、ネズミも数匹いた。
その中に立ちながらとある人物が腕につけられた端末のモニタを見た
「くふふっあれが学園都市ですか・・・警備が硬そうですね。
まあいいでしょう、強行突破で行けばいいんですから。」
紺色のマントに身を隠した金髪で長髪の魔術師はつぶやいた。
そこにその端末に連絡が入る。
「んっなんだ?」
「準備は済んだか?強行突破で頼むぞ。」
電話の声の主は楽しみながら告げた
「あぁ、あえて強行突破で行かせてもらう。」
紺色の魔術師は笑いながら答えた。
それは何か深い意味があるような雰囲気をかもしだしていた。
「じゃあ頼む。」
電話が切れた。魔術師は一息つき、一言叫んだ。
「proportio385―我の行いはすべてを調和し均等と化す!!!
さぁ均等を乱す者たちを狩ろうではないか!!」