とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 8-937

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匿名ユーザー

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[ ]←これの中のセリフは実況です。

試合が始まった。まず先に動いたのは、先攻ボールを持っていた相手チームだ。
[キャプテンの武方勝、MFをかわしてDFラインへ攻め上がる!]
「うそやろ!こんな簡単に・・」
「いくぜ!バックトルネード!」
回転しながらボールごと宙に飛び上がった武方勝は、そのまま
かかとをボールに叩きつけた。
(来る・・・!)
上条は身構えたがーーー横から飛鷹が割って入った。
「そんな遠いとこからのシュートは届かねえよ!」前にボールの勢いを
殺した時と同じように、飛鷹は足で空を薙払った。
「真空魔!」
飛鷹の必殺技によって勢いを失ったボールは、飛鷹の足元へと収まる。
「・・・上条。もっと力抜いて、どっしり構えてろ。
初心者だからって心配しなくていい。」




「飛鷹さん・・」
「お前はお前のプレーをすればいいだけだ。だから、自分の力を出し切ることだけ考えろ!」
そう言って、飛鷹はパスを出し、自らもドリブルで上がっていった。
[飛鷹のパスからのカウンター攻撃!
一気に目金、一ノ瀬、基山へとボールがつながっていくー!]
「行かせるか!」
[DFの黒部がブロックにいった・・っ!?]
実況が驚くのも無理はない。シュートチャンスにもかかわらず、
ヒロトはヒールでボールを斜め後ろへと高く上げたのだ。そしてそこにはーー
回転をつけてジャンプした闇野が。
「ダークトルネード!」
闇野の放ったシュートは、黒い炎を纏ってゴールへと突き刺さった。




[ゴール!]
という実況の声が響いた。それを見ていた土御門は、
「なあ、お前アレについていけるかにゃー?」
と、隣の悪友に質問してみた。
「いや、これはボクが甘かったみたいやね・・・
でもボクの立派な姿を小萌センセーに見てもらうためには、諦めるわけにはいかへんのや!」
変な決意が返ってきた。

上条たちは、なんとか前半を一点リードで折り返した。
「あいつらはまだ切り札を使ってきていない。」
ハーフタイム、MFの一ノ瀬一哉はこう指摘した。
「上条、FWの三兄弟には気をつけてくれ。あいつらの連携は、兄弟だけあって相当なものだ」
「・・・はい。」
ーー後半が始まる。

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