とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 9-197

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
パート3

 「なンだァ!どォすンだァ!!どォやったいけるンだァ!!!」
 異常な食いつきにインデックスは寒気を覚える。
 「えっとぉ、イギリス時代に持ってきたと思われる書物なんだよ。まぁ要するに魔術なんだよ魔術」
 「…へ」
 一方通行にしては、かなり間抜けな返事だったと思う。
 「イヤァ…くかか魔術はナイナイナイナイ」
 「やっぱりとーまと同じでこの町の住人は、魔術を信じないんだね!!」
 「なんだァ?三下にも信じてもらえなかったのかァ?」
 「い、今は信じてるもん」
 「ほォ証明するもンはァ?」
 その言葉を聞いてインデックスは少し赤くなる。
 「どォーしたァ?」
 一方通行がSっ気満載の笑顔を浮かべる。
 「…うぅぅぅそのせいで素っ裸にされたんだよ!!」
 「ハァ~~~?」
 そのままインデックスはカッチンカッチン歯を鳴らしながら近づいてくる。
 「秘密を知った者に死を、秘密を知った者に死を、秘密を知った者に死を………」
 「待てェ!!自分言ったんじゃァァァ!?キャラも違うしィィィ!!」

      ガブッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
      不幸だァァァァァァァァァァァァァァァ!!!

 「いってェ…クソっ…常時反射に戻りたい。てかこーゆンは三下のポジションだろうがァ」
 「スッキリしたんだよ」
 「クッ…まァ魔術でもスタンドでも認めるからよォどンなンだァ?その魔術の書物ってェのは?」
 「うーん大賢者ユグラによって授けられたとされる『回帰の書』なんだよ。これは、魔道書の原典じゃないから危険ではないんだけど…」
 「原典?魔道書?なんだァ?いかにもバリバリ都合のいい設定じゃねーかァ?」
 「だーかーら!!気づくんだよ!!作者がそこまでうまく持ってこれる力量がないってことを!!」
 「あァ…なんかァ…すンませン…」
 「分かればいいんだよ。でその回帰の書は、私がイギリスにいた時代の同僚が届けてけれたんだよ。」
 「やっぱァ…タイミンg「ガルルルルルルr「なンでもないですゥーー」
 「ふぅ、でも本当には過去には帰れないよ?」
 「なンですか?嘘なンですか?」
 「ううん…嘘じゃないよ。これは、過去の中に自分が入り自分がやってきたこと事を見つめ直すような魔道書だよ」
 「ハッ!バーチャル体験みたいなもンかァ」
 「ばーちゃる?なんだかわかんないけど本当に過去を変えるとしたら天使クラスの魔力でもわからないんだよ」
 「まァ時間もなァ…流れているベクトルが一定方向じゃァねーしよォ操作できねェからなァ」
 二人は会話を続けない。
 自分たちの会話を自分たちのサイドで解明しようとしているからだ。
 科学で魔術を解く、魔術で科学を解くそんなことをしているのだ。
 例え、学園都市第一位の頭脳でも歩く魔道図書館でも不可能であるわけだ。
 「(だーァ、わかんねェ…まァいいかァできるっていうなら)おい!まっシスター!どこにあるんだその回帰の書ってェのは?」
 「ふぇ!?あぁえーっとね…とーまのベットの下かも」
 「ンーなンかいやな予感だなァ…まァいい後でとりにいっからよォ」
 「わ、わかったんだよ。」
 「ンじゃァなァ」
 「えっ帰っちゃうの?おいてかないでよ。とーまいないんだよ」
 「あァン?ハイハイハイ連れてけばいいんですかァ?三下の家まで?」
 「分かればいいんだよ」

 そう言って二人は平和に上条当麻の寮へ向かっていった。
 ただ白いシスターが学園都市第一位の財布の中身を食べ物でスッカラカンにしたことを除いて…

パート4
やっぱ書きだめって必要なのかなぁ?

 「ふゥン…これがねェ…」
 回帰の書を受けっとった一方通行は疑惑の目しかむけられない。こんなものが本当に?と思うばっかりである。
 「それは、一種の過去旅行みたいなものだから楽しめるといいんだよ」
 「楽しめねェよ。あんな殺し合いパレードじゃァな」ボソッ
 「ん?なんか言った?」
 「なンでもねェよ…」
 一方通行が行こうとしてるのは、妹達の実験検体番号10032号との実験のときである。
 「ンじゃちょっとばっかし借りてくぜェ」
 そう言って回帰の書を開く。回帰が始まる。
 あの時の腐った自分に会いに行く。その過ちを少しでもいいから正すため。
 そして、妹達を助け出すため…

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