とある打ち止めのバレンタイン
とある街中では、そっくりな少女二人が居た。
「そろそろバレンタインだねって、ミサカはミサカは上目遣いで見つめてみたり。」
一人は小さな少女。空色のキャミソールの上から男物のYシャツに腕をとうしていて、頭にはでっかいアホ毛がある。
「それがどうしたのですか?と、ミサカは上位個体の行動にひきながらも返答します。」
もう一人は中学生ぐらいの少女。名門中の名門。常盤台中学の冬服を着ていて、頭には軍用のゴーグルを付けている。
この二人は妹達(シスターズ)
学園都市の超能力者。御坂美琴の体細胞クローンだ。
「あのね。ミサカ、チョコ作ってみたいのって、ミサカはミサカはお願いしてみる。
本命チョコ。あの人にあげたいんだって、ミサカはミサカは補足説明してみたり。」
「無駄ですと、ミサカはバッサリと切り捨てます。」
居なくなろうとする御坂妹を打ち止めはしばらく見つめ、やがてブンブン両手を振り回しはじめた。
「そろそろバレンタインだねって、ミサカはミサカは上目遣いで見つめてみたり。」
一人は小さな少女。空色のキャミソールの上から男物のYシャツに腕をとうしていて、頭にはでっかいアホ毛がある。
「それがどうしたのですか?と、ミサカは上位個体の行動にひきながらも返答します。」
もう一人は中学生ぐらいの少女。名門中の名門。常盤台中学の冬服を着ていて、頭には軍用のゴーグルを付けている。
この二人は妹達(シスターズ)
学園都市の超能力者。御坂美琴の体細胞クローンだ。
「あのね。ミサカ、チョコ作ってみたいのって、ミサカはミサカはお願いしてみる。
本命チョコ。あの人にあげたいんだって、ミサカはミサカは補足説明してみたり。」
「無駄ですと、ミサカはバッサリと切り捨てます。」
居なくなろうとする御坂妹を打ち止めはしばらく見つめ、やがてブンブン両手を振り回しはじめた。
「どーうーしーてー見捨てるのーって、ミサカはミサカは貴女の行動に講義してみたりー!!」
御坂妹はふぅと息をはくと、諦めたように言う。
「貴女が作った物は、どうせ失敗します。と、ミサカは予言します。
ほら、そこでバレンタインフェアをやっているのだから、そこでチョコを買えば良いじゃないですかと、ミサカはコンビニを指差します。」
すると、打ち止めはぷぅと、頬を膨らませた。
「手作りが基本でしょーって、ミサカはミサカは呆れながら叫んでみたりー!!
良いもん良いもん。ヨミカワやヨシカワに教えて貰うもんってミサカはミサカはマンションに向かってもうダッシュしてみたり―――!!」
体型には似つかない速さで走っていく打ち止め。
御坂妹は、打ち止めの走っていった道路をしばらく眺めていた。
御坂妹はふぅと息をはくと、諦めたように言う。
「貴女が作った物は、どうせ失敗します。と、ミサカは予言します。
ほら、そこでバレンタインフェアをやっているのだから、そこでチョコを買えば良いじゃないですかと、ミサカはコンビニを指差します。」
すると、打ち止めはぷぅと、頬を膨らませた。
「手作りが基本でしょーって、ミサカはミサカは呆れながら叫んでみたりー!!
良いもん良いもん。ヨミカワやヨシカワに教えて貰うもんってミサカはミサカはマンションに向かってもうダッシュしてみたり―――!!」
体型には似つかない速さで走っていく打ち止め。
御坂妹は、打ち止めの走っていった道路をしばらく眺めていた。
そうして、黄泉川や芳川にチョコの作り方を教えてもらった打ち止めは、今まさに渡そうとしていた。
『よーし、頑張るぞーって、ミサカはミサカはミサカネットワーク内で宣言してみる。』
『というか、一方通行は甘いものが好きなのですか?ミサカ10520号は質問してみます。』
『・・・・・。』
これは、打ち止めのバレンタインのお話。
そして、一方通行は文句を言いながらも、ちゃんと食べてくれたというお話。
そして、ホワイトデーにはお返しをくれたというお話。
『よーし、頑張るぞーって、ミサカはミサカはミサカネットワーク内で宣言してみる。』
『というか、一方通行は甘いものが好きなのですか?ミサカ10520号は質問してみます。』
『・・・・・。』
これは、打ち止めのバレンタインのお話。
そして、一方通行は文句を言いながらも、ちゃんと食べてくれたというお話。
そして、ホワイトデーにはお返しをくれたというお話。
――――――糸冬――――――