とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 9-544

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ryuichi

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だれでも歓迎! 編集
「幻想殺しのも・し・も」


もしも「上条さんの料理スキルがもっと上だったら」


「ふぅ~、おいしかったあ♪ごちそうさまぁ!」
「はい、おそまつさまでした、と」
「ううん!手作りバケットにバターも、たこと水菜のマリネマスタードドレッシングも、鮭のムニエル有機野菜のタルタルソース添えも、ふわっふわパンケーキにヨーグルトセーキもみーんなおいしかった!とうまの作ってくれる料理はどれもおいしいんだよ!!」
「……あくまで趣味なんだけどなぁ、でもそう言ってもらえると上条さんとしても嬉しいですよ。っと、そろそろ学校行くか」
「あ、あのね、とうま」
「弁当はキッチン、おやつは冷蔵庫、お昼とおやつの時間にどうぞ。それ以外の時間に食べた場合、上条さんは貴方のお腹の音に責任を持ちません」
「そ、そうじゃなくて…………早く、帰ってきてね?」
「インデックス…………ああ、わかってる」
「とうま…………」



だって……


「夕飯作らないと噛み殺されるからな!」
「と、とうまー!!」
「はははっ!」
「もう…………とうま!いってらっしゃーい!!」


インデックスさんの餌付け(笑)に成功。上条さん、いい主夫になれるよ。この上条さんは料理以外の趣味(あくまで趣味)が無い設定なので、元から本とか洋服とかあまり買わず、料理の研究費に追加していたようです。
姫神や五和、オルソラとも仲良くなってるかもしれません。



もしも「上条さんが執事の資格を持っていたら」


「あ~もう!!何であんたには能力が効かないのよ!」
「すみません御坂お嬢様。私にもさっぱり……」
「そこ!もの悲しそうな目線で見ない!!負けた私が哀れに見えるでしょうがぁああああああ!!」
「いえいえ、そのような視線で見てはいません……ただ」
「ただ何よ?」
「学校帰りの高校生にあしらわれていた頃を思い出すと……(ククク)」
「……あ・ん・た・ねぇ…………!!」
「たった数ヶ月で随分ご立派になられたものだな、と思いまして」
「!?…………と、当然でしょ!私を誰だと思ってるのよ!?」
「それに今この場所には我々2人しかいないように見えますが……」
「!!?な、な、な、何言ってんのよアンタわ!?い、いや別におかしな事言ってる訳じゃないんだけど、(こ、このタイミングでそんな事言わなくても」
「?……あ、ちょうど今さっき入れたアールグレイが飲み頃ですね」
「!?ちょっ!ちょっとまっ」
「要りませんか?」
「…………もらう」
「はい」


この上条さんですが、舞夏に仕える者(メイドや執事)の心得を徹底的に叩き込まれていますので、仕事上では何があろうと常に丁寧語で喋ります。逆に言えば公私のけじめが付いているので、仕事をしているとき意外は口調や言動も元に戻ります。
そもそも上条さんにそういうバイトを紹介したのが舞夏らしいです。(個人的には上条さんは執事と言うよりボディーガードの方が似合ってる気がしますが)
ちなみにあくまでも「バイト」であり、仕える日時、するべき事、などは大体決まっている上「御坂美琴の執事」ではなく「常盤台中学のお手伝いさん」的なポジションであるため、競争率が物凄く高いです(笑)



もしも「上条さんに青髪ピアスや土御門元春以上の萌えへの燃えがあったら」


「だ、か、ら!!何でわからんねんな!つっちー!」
「それはこっちの台詞だにゃー!青髪ピアス!!」
「たっく、なんなんだよ土御門も青髪も。せっかくの昼休みが無くなっちまうぞ?」
「いいや上やん!これは昼休みどころじゃなく丸1日話し合っても良いくらい重大なことなんや!!」
「と言うか良い所に来たぜよ、ぜひぜひ上やんの意見を聞かせてくれにゃ~」
「……一応聞くけど何の話なんだ?」


「「小萌先生!!」」


「……は?」
「だから小萌先生やって!いま話し合ってたんやけどな、つっちーは「小萌先生がランドセルを背負って学校に来てくれたら最高だにゃー!」って言うねん!
分かってへんわぁ、小萌せんせの魅力は学校と家でのギャップやろ!!小さなアパートで大人が飲んだり吸ったりするビールやタバコを見た目子供の小萌先生が至高至極の表情でこう「ぷは~……」ってなあ!最高やと思わへん!?」

「青ピ、あえて何で小萌先生の私生活を知っているのかについては触れとかないでやるぜよ。だが「小萌先生+ランドセル」の最強装備だけはゆずれんにゃ~。
確かに青ピの意見は正しいしそれも大きな魅力の一つだぜい。でも想像してみろよ「もしこの学校が小学校で教師にランドセルをカバンにする義務が発生していたとしたら」って事を!生徒は100%教師だなんて思わないぜよ、それどころか教師だなんて分かったら思いっ切りからかわれるだろうにゃ~。
だが涙ぐみながらも生徒の心を少しずつ掴み最後には学校のアイドル教師に!!だが見た目はやっぱりかわいい生徒……このロリ城壁が崩れる事は無いんだにゃー!!」

「んで、かみやん」
「どっちの方が……」
「……………………………………………………………………………………………………」
「か、上やん?どないしt」
「黙って聞いてりゃ馬鹿馬鹿しい自己偏見をペチャクチャペチャクチャ…………お前たち、本当に小萌先生の生徒なのかよ!?」
「な、なにを」

「学校と家でのギャップ?ランドセルでのロリ度上昇?ちげぇだろ、そんなんじゃねえ!俺たちに授業を教えてるのは誰だ?俺たちの為にプリントや教材を用意してくれるのは誰だ?そしてこのクラスで一番俺達の事を想ってくれてるのは誰だ!?他の誰でもねえ小萌先生なはずだ!!」
「「!!?」」

「お前ら小萌先生の生徒だろ!?だったらまず1番に「俺達のクラス担任「月詠小萌」」自体に萌を感じるべきだろうが!!子供っぽい見た目や言動、それに反するギャップはあくまでそれ単体の魅力、おまけでしかねぇ…………だけど「月詠小萌」は違うだろ!?俺たち生徒の事を想って、一生懸命仕事して…………学校の外だってそうだ!、生徒が困ってたり悩んでたりしたら手を優しく差し伸べてくれる、微笑んでくれる、助けてくれる、それにおまけが付くからより一層魅力が高まる!萌を感じるんだよ!!」
「あ、あああぁ…………」
「か、かみやん…………」
「それでもお前たちが小萌先生の小さい一片しか見ることが出来ない、ってんなら…………」



「まずはその妄想をぶち殺す!!」



「「か、上や~ん!!俺(僕)たちが、俺たちが馬鹿だ(や)った~~~~~(本気泣)」」
「別にいいって、それにシュチュエーションや服、他にも様々な要素があるけどさ、どれにどういった萌を感じるかは人それぞれだろ?お前たちはそれにとらわれ過ぎちまっただけだよ…………それに俺たちはデルタフォース(三馬鹿)だ、馬鹿なのは当然だろ?」
「「か、上やーん!!」」

上条当麻がデルタフォースのリーダーとなった瞬間である

「上条ちゃんが、上条ちゃん達がおかしくなってるです~~~!!」


はい、「そもふ」がやりたかっただけですorz
某Kっぽくなってしまうかと思いきや意外と違和感がありませんでした。上条さんはシュチュエーションや女性に好み等はあるようですが、それを自分の知り合いの女性に押し付けようとは決してせず(妄想話)、むしろその人の良い所や魅力をキチンと見つける事が出来る(妄想話)……そんな人だと思います。

話の対象は姫神さんや吹寄さんでも良かったんですが、やはり小萌先生で語る展開が1番やりやすかったですし、上条さんが原作で唯一(?)先生、大人として頼ってる(助けてもらってる?)のは小萌先生だと思ったので(1巻、6巻、おまけで9巻)

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