学園都市のビル群に、一人の男が降り立った―――。
「上条、当麻だな?」
「はい?いや、そうだけど、アンタは?」
「あぁ、いや、その、俺は―――、お前にとっての『線路の影をなぞる者』、かな」
「……?、一体何を―――ッ!?」
「はい?いや、そうだけど、アンタは?」
「あぁ、いや、その、俺は―――、お前にとっての『線路の影をなぞる者』、かな」
「……?、一体何を―――ッ!?」
不死の者さえ殺す右腕、その危うさを見逃さぬ、真っ赤な真っ赤な怪物が、葡萄酒呷りにやって来る
「何だよ!?何なんだって一体!まさか天然の能力者かよ!?」
「『能力』?違うな……『努力』、だ」
「『能力』?違うな……『努力』、だ」
神をも殺す少年と、神に愛された男。
その最悪の衝突を、窓無き塔の住人は、如何な謀りで運ぶのか ―――
その最悪の衝突を、窓無き塔の住人は、如何な謀りで運ぶのか ―――
ハイハイ無理無理。