無章 壮絶なるドミノ倒し Preview_Edition.
学園都市を焦点として発動した、謎の大魔術『異世召喚<ランダムエントリ>』。その効果は―――
「その雑菌塗れの汚れた手を離し何処ぞへ消え去るがいい名も無き村人D」
「……………………………………………………………………………………、はい?」
「……………………………………………………………………………………、はい?」
―――異世界からの『召喚』。
「―――強者―――」
「何を言っても無駄ですか。どうします?」
「少なくとも、あっちは殺る気満々みたいだけどね」
「何を言っても無駄ですか。どうします?」
「少なくとも、あっちは殺る気満々みたいだけどね」
誰が、何時、何処で、何故、どうやって発動させた術式なのかも不明。
「いいかミリア、俺達がこの街でまずやるべきことは何だ?」
「観光地めぐりだね!」
「……、もしかしてとは思うけど。とうまの知り合い?」
「観光地めぐりだね!」
「……、もしかしてとは思うけど。とうまの知り合い?」
魔術に巻き込まれる者、それを利用する者、はたまた何も考えていない者、彼らは交差する。
「一応忠告しておくぞアレイスター。異世界の人間を利用するなど考えないことだ」
「ふむ。まあそれが普通だが、私は普通とは大きくかけ離れているのでね」
(―――前から疑問だったけど、『何に』利用する気なのかしら)
「ふむ。まあそれが普通だが、私は普通とは大きくかけ離れているのでね」
(―――前から疑問だったけど、『何に』利用する気なのかしら)
様々な者の思惑や信念を乗せて、魔術は加速していく―――――ッ!!
「断言していい。私は、アンタが気に入らない」
「『気に入らない』か、ふん。だからどうした」
「まったくお姉さまに同意します、とミサカは宣告します」
「『気に入らない』か、ふん。だからどうした」
「まったくお姉さまに同意します、とミサカは宣告します」
徐々に明かされる、魔術の真相と黒幕。事態は収束していく。
「――――逃げたいと思っているのかい?」
「随分と笑える人格してンなァ。何から逃げるってンだ?」
「随分と笑える人格してンなァ。何から逃げるってンだ?」
学園都市史上、最も騒がしい一ヶ月。
「えっと、嫌かもしれないけど―――――君の血を吸わせてくれないかな?」
「……無理。自殺の手助けは。できないから」
「……無理。自殺の手助けは。できないから」
学園都市史上、最悪と言える一ヶ月。
「私はただのしがない一般人だ。だからこそやれることがある」
「奇遇ですな。私も普通のサラリーマンだが、それを誇りに思っている」
「奇遇ですな。私も普通のサラリーマンだが、それを誇りに思っている」
科学と魔術が交差する時、上条当麻の物語は始まる―――!
「―――まずは、その幻想をぶち殺す!!」
魔術の中心、針山さん 【ジャンル≪超クロスオーバー≫ 】
Coming Soon!!
Coming Soon!!
「お前は、俺と“対等”になる資格がある。もっと強くなるがいい―――神浄討魔」
「……、不幸だ。最近の俺はこんなんばっかですかちくしょーっ!」
「……、不幸だ。最近の俺はこんなんばっかですかちくしょーっ!」