『魔性の少女〜白井黒子〜』
上条は目の前で起きている事態に、理解するのにいくばくかの時間がかかった。
「うふふ、当麻さん。似合ってます?」
くるん、とツインテールの髪を揺らして、一回転する少女…白井黒子に、上条は見とれていた。
「その服は…?」
いつもと違う服に身を包む彼女に、上条は生唾を飲み込み、緊張しつつ、尋ねる。
「ゴシックロリータ。いわばゴスロリ服ですわ」
黒子はいつもの制服を脱ぎ、魔術師シェリー=クロムウェルが見たら芸術的と言いそうな程美しい着こなしをしている。
「き、綺麗だぞ…黒子」
「ふふ、嬉しいですわ」
上条の言葉通り、通り過ぎる男性以外にも、同性ですら今の黒子に見とれてしまっている。
黒の太ももが良く見える長さのワンピースを主体に、所々に白も入り、フリルなどでボリュームアップし、ニーハイソックス装備の黒子は無敵である。
すらりと伸びる脚、艶やかな肌。その全てに上条は目を奪われていた。
「当麻さん。これからお時間あります?」
人形のような黒子が、尋ねてくる。勿論、上条に断る理由などない。
「…今の黒のわたくしを、当麻さんが真っ白に染め上げてくださいな」
黒子が上条の耳元で甘美な言葉を囁き、下半身に力がこもる。どうやら上条の夜は長いようだ。
上条は目の前で起きている事態に、理解するのにいくばくかの時間がかかった。
「うふふ、当麻さん。似合ってます?」
くるん、とツインテールの髪を揺らして、一回転する少女…白井黒子に、上条は見とれていた。
「その服は…?」
いつもと違う服に身を包む彼女に、上条は生唾を飲み込み、緊張しつつ、尋ねる。
「ゴシックロリータ。いわばゴスロリ服ですわ」
黒子はいつもの制服を脱ぎ、魔術師シェリー=クロムウェルが見たら芸術的と言いそうな程美しい着こなしをしている。
「き、綺麗だぞ…黒子」
「ふふ、嬉しいですわ」
上条の言葉通り、通り過ぎる男性以外にも、同性ですら今の黒子に見とれてしまっている。
黒の太ももが良く見える長さのワンピースを主体に、所々に白も入り、フリルなどでボリュームアップし、ニーハイソックス装備の黒子は無敵である。
すらりと伸びる脚、艶やかな肌。その全てに上条は目を奪われていた。
「当麻さん。これからお時間あります?」
人形のような黒子が、尋ねてくる。勿論、上条に断る理由などない。
「…今の黒のわたくしを、当麻さんが真っ白に染め上げてくださいな」
黒子が上条の耳元で甘美な言葉を囁き、下半身に力がこもる。どうやら上条の夜は長いようだ。