とある日。
上条当麻は不思議な幼女が誘拐されるのを発見してしまう。
幼女の顔はどこかで見たことのあるようなないような顔で、そして聞き覚えのあるようなないような口調だった。
上条当麻は不思議な幼女が誘拐されるのを発見してしまう。
幼女の顔はどこかで見たことのあるようなないような顔で、そして聞き覚えのあるようなないような口調だった。
「――みっミサカはミサカは誰か助けてー!!と叫んでみたり!! ゆーうーかーいーさーれーるー!!とじたばた暴れては疲れてぐったりしてみたり……」
そんな姿を見て上条が黙っていられる訳はなく――。
同時刻、病院から抜け出した一方通行は自分の殺し損ねた少女と再会していた。
少女が呟いた言葉は怨嗟の声でも恨み言でもなかった。
少女が呟いた言葉は怨嗟の声でも恨み言でもなかった。
「――ミサカ20001号、打ち止めが、誘拐されましたとミサカは告げます」
今、最弱と最強の運命が交差する。
たった一人の幼女を巡り、学園都市は混乱の渦に巻き込まれた――。
たった一人の幼女を巡り、学園都市は混乱の渦に巻き込まれた――。
とある幼女の打ち止め