とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 4-32

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匿名ユーザー

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【初出】
SSスレPart4 >>32


目を開けると一方通行はソファーに座っていた。
ここは『グループ』の隠れ家の一室。一方通行以外誰もいないようだ。
近くのテーブルには飲みかけの缶コーヒー、手に取り口元に運ぶ。

(夢にしてはハッキリと思い出せるし回想にしてはリアルすぎだなおい、オレは寝ていたのか?考えていたのか?まぁいいか。)

「・・・・・結局・・・・・・そうゆう事かよ。」

学園都市1位もしょせん人間、初めて湧いた感情に戸惑い
どう扱えばいいかの分からず、どう接しればいいのか分からず
どう向き合えばいいのか分からず、どう表現すればいいのか分からなかった
それだけだった

「結局どうゆうことなんですか?」
声の方に目を向けると海原光貴が立っていた。
「おい!テメェはいつから盗み聞きが趣味になったんだ?」
「すいません。ですがたとえその様な趣味があったとしても命のが惜しいですからね
あなたの独り言は避けることに越したことはないですよ。これからは気おつけます。」
謝罪なのか言い訳なのか分からないことを笑いながら語る海原。
一方通行はどうでも良いと結論づけ、立ち上がる。
「どちらに行くのですか?」
「缶コーヒー買いに行くんだよ。」
海原が固まる。
「・・・・・・・・・・・・冷蔵庫の中にある3ダースほどのコーヒーはどうするのですか?」
「要らないから飲んでいいぞ。」
「・・・・・・・・・・・・ありがとうございます。」
一方通行は隠れ家を出てコンビニに向かった。


一方通行はもう揺るがない
一方通行は強くなった
一方通行は闇になった

打ち止めに闇が忍び寄るならその闇を喰らってやる
あらゆる闇より強大な闇となって全てを飲み込んでやる


        一方通行は




   永久の闇に、ただ一つの誓いを持ち込み進む。


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