「え?」
おそるおそる、当麻は眼を開ける。
青白い球体は力を失い、するりと床に落ちてかき消えた。訳が分からず、辺りを見渡す。
そして、当麻の眼にはいったのは、巫女服を着た少女だった。
青白い球体は力を失い、するりと床に落ちてかき消えた。訳が分からず、辺りを見渡す。
そして、当麻の眼にはいったのは、巫女服を着た少女だった。
「ふぅ……結局何だったのかな」
「これは……ちょっとひどすぎるかも」
ステイルとインデックスはあたりを見渡して顔をしかめる。
周りには血だらけの少年少女が転がっていた。
「これは……ちょっとひどすぎるかも」
ステイルとインデックスはあたりを見渡して顔をしかめる。
周りには血だらけの少年少女が転がっていた。
「……え?」
瞬間、彼らの前に緑色の髪の男が現れた。
それは空中から出現したようにも見えた。
「久しいな、禁書目録。……いや君は覚えてないか。ああ、そこの神父」
彼は、笑みを浮かべて、絶対の声を発する。
それは、何も知らない二人に対して。
「忘れろ」
瞬間、彼らの前に緑色の髪の男が現れた。
それは空中から出現したようにも見えた。
「久しいな、禁書目録。……いや君は覚えてないか。ああ、そこの神父」
彼は、笑みを浮かべて、絶対の声を発する。
それは、何も知らない二人に対して。
「忘れろ」
その言葉を告げた。