とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 1-349

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
「はぁっ!?」
予想外の答えに驚く上条。
(…もしかして変身能力者のドッキリとかじゃないよな。ってなんかぶつぶつ言い出してるー!)
火野は『エンゼルさま、エンゼルさま』と呟きながら手に持ったメモ帳にペンで字を綴っていく。
そして書き終えると
「エンゼルさまがお前の名前知りたい。教えて。」
「はぁっ?」
(なんだ?、何が目的なんだ。ひとまず適当に時間稼いで隙を見てアンチスキルにでも連絡を…)
上条がそんなことを考えていると、トテトテと足音。
「んー、とうま深夜にうるさいかも。誰かいるの?」
(ーーインデックスさん!?)
「とうまっていうんだって、エンゼルさま。」
「インデックスひとまず寝といて!」
小声でぶつぶつ言う火野と大声で叫ぶ上条。
「とうま、エンゼルさまはお前と話したがってる。エンゼルさま恥ずかしがり屋、でも仲良くして。」
(なんだこのシチュエーション!下の名前をこれほど呼ばれたくない人はいませんね!)
「エンゼルさま…」
呟きとともにビクッと火野の体が電撃を浴びたように震え
「あの…、初めまして。私エンゼルっていうものです。あの、その…」
顔を赤らめ上条の顔を伺いながら
「とっ、とうまさんにですね。あの会いに来たのです。」
瞳を潤ませ眉を不安そうな表情で火野は話はじめ
「お話でも少ししたくてですね。あの、その、すっ、すみません。迷惑でしたよね。ごめんなさい!」勢いよく頭をふり体を180度近く曲げて謝る火野。
「その、でも、どうしても会いたくて会いたくて。自分かってなのは分かります。でも少し時間をくれませんか?」
顔をあげずに火野は泣きそうになりながらもそう告げた。

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