とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 1-447

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匿名ユーザー

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ifという言葉がある。
(もし、もしも、あの時『別の可能性』が採られていたなら、あんな犠牲は出なかった)
そんな夢想。
過去。もはや過ぎたことを悔やみ続ける魔術師は、やがて“それ”を手にした。
(一方通行が負けなどしなければ、私は絶対の力の行く先を見られていたのに!)
そんな妄想。
かつて求めた未だ見ぬ世界へ至るため、研究者は、かつて“それ”を手にした。


『平行再現(アナザーズコール)』。
分岐から在りえたものを現実化する、『純金練成』の応用魔術。「あるはずだった」世界を確かめようと。
『残骸(レムナント)』。
天気を予言すらする演算能力を持つ科学技術の結晶、その残骸。「あるはずだった」現在を確かめようと。


その二つの交差が生み出したのは、かつて潰えたはずの、在りえなかった悪夢。
絶対能力(レベル6)、『極限移行(ホームストレート)』。
向き(ベクトル)を生み出し、消し去り、操作する『最強』の能力。
それは、魔術によって、棄てられた事象の彼方より、来る。


「―――――あァ?何だッてンだこりゃ。俺ァ何でこンな所にいンだァ?」


魔術が科学を呼び出すとき、物語は始まる――――!

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