とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 4-282

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匿名ユーザー

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上条当麻と土御門元春は友人の少年を見つけて声をかける。
「お、青髪ピアスじゃねーか。何かの帰り?」
「うん、霧ヶ丘付属の研究所で研究用のサンプルとられてきたところや」
「にゃ~無能力(レベル0)と言っても学園都市に3人しかいない肉体変化(メタモルフォーゼ)。
稀少(レア)だからにゃ~」
その後彼らは何て事のないいつもの会話(バカトーク)をして別れた。
青髪ピアスは道を曲がって一瞬通行人の死角に入るとすぐに出てきた。
全く別の少女の姿となって。

月詠小萌はかつての教え子の少女を見つけて声をかける。
「あれ~誘波ちゃんですかー?久しぶりなのですよー」
「あ、小萌先生じゃないですか!お久しぶりです!!」
「パン屋での生活は慣れましたかー?」
「えぇ、まだ大変ですけど大分」
その後彼女らは近況報告をして別れた。
誘波は死角へと消してまた現れた。
彼らの知らない姿をして。

その者の能力は肉体変化(メタモルフォーゼ)。だが無能力(レベル0)などではない。
大能力(レベル4)。この学園都市で7人を除きトップの能力。
その者はこの能力を使って多くの人間になりすまし、表と裏を行き来している。

上条当麻らは知らない。
彼らの知る彼は偽りの彼だという事も、本当の彼を知らないという事すらも。

その能力者は笑う。
背に孤独を背負いながら。

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