とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

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匿名ユーザー

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8月12日月曜日

不幸な少年上条当麻は学園都市の中を純白シスターと並んで歩いていた。
純白シスターの名前はインデックス、1万3千冊もの魔導書を完全記憶能力によって覚えている魔導書図書館だ。
そんな2人がなぜ学園都市を歩いていたのかというと、

上条当麻は夏休みの間だけで記憶がぶっとんだり右腕がばっさり落とされたりしている。
その入院している期間の分夏休みの補習に出られなくなり、補習の補習を受ける事になっている。

上条当麻は補習の補習、というものを終えて帰ってくるなり、居候のシスターさんことインデックスが飛びよってこう言う。

「とうまー、スフィンクスのごはんがないから買いに行くんだよー」

「ただでさえ上条さんは疲れているんですよ? そんなの一人でいってこいよ。」

「いつも一人で出歩くなって言ってるのはとうまなんだよー」インデックスは不満そうに言う。

上条当麻は記憶がない。そしてそのことを秘密にしている。
だから以前の自分がどんな性格だったかがわからないため、インデックスにどのような対応をしていたかがわからない。
上条当麻は仕方なく上条とインデックスは夕方の学園都市の中、キャットフードを買いに行っていた。

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第一章、野良犬 Side 上条当麻

ペットショップでは大変だった。
インデックスは一番高い北海道最高級の七面鳥を使ったものをレジに持っていくし、
俺は俺でたまたまケージから出たでっかい犬に噛み付かれた。

「はぁ・・・ 不幸だ・・・・・」

「どうしたのとうま。いつもより顔色がわるいんだよ?」

もう俺はインデックスを怒る気力すらなくしていた。
そりゃあこんだけ嫌なことが立てつづけに起こるんだもの、嫌にもなるよね。
そして後5分ほどで学生寮につくころ。

「とうまー。さっきから後ろに犬がついてきているんだよ。」

確かに俺の後方2mの位置に小型の黒い犬がいた。
ポメラニアンの黒色バージョンみたいな感じだ。

「へー、またお前飼うとか言い出すんじゃないだろーな」

「失礼だよとうま。わたしも流石にそこまで迷惑をかける気はないかも。」

しかしインデックスの目は犬を飼いたいという目だ。すごくやせ我慢している。
ここで我慢させればいつかしわ寄せが来る。ここは少し妥協しておこう。

「それでもついてくるしなぁ・・・・ どうする?一日くらいなら飼ってもいいぞ。」

「とうま!ありがとう!」

インデックスはやはり飼いたかったのだろう、スフィンクスを俺に預け、すぐさま黒犬のところまで駆け寄り、抱こうとする。
しかし、黒犬はサッとインデックスを避け、俺の元まで駆け寄ってくる。どうやら俺に懐いているらしい。
インデックスは不満そうな顔しつつ俺からスフィンクスを受け取る。

俺が変わりに黒犬を抱き寄せようとするが同じようにかわされる。
どうやら俺に懐いているわけでもないらしい。
そんなこんなで俺たち2人と2匹は管理人にばれないように寮の部屋まで戻った。

夕飯も食べ終わってテレビを見ているとインデックスが俺のベットで寝だした。
俺はいつもユニットバスの中で寝ている。理由はまあ・・・・年頃の男の子の事情です。
ユニットバスの中に入るとそこには先客がいた。夕方ついてきた黒犬がころんと丸くなって寝ている。
気にしなくていいだろうと思い黒犬の横で俺は眠った。

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朝起きようとすると上に何かがのっかっていた。
あれ?俺抱き枕なんかして寝たっけ?ああ、昨日の黒犬かー と上条当麻はそのなにかを抱き寄せる
しかし黒犬のはずなのに妙につるつるしている。不審に思った上条当麻は目を覚ました。

すると

そこには裸で寝ている黒いショートヘアーの女の子がいた。

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