とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 4-862

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匿名ユーザー

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「不幸だ…」
朝から雲一つない青空だったので久しぶりに布団を干して気分良く家を出た上条であったが
「まさかこんな大雨になるなんて」
買い物の帰り、絶賛雨宿り中である
「傘を買うか濡れて帰るか…」
晩飯の材料やどこぞの暴食シスターの非常食なんかを大量に買い込んだばっかりなので無駄な出費はしたくないけど
と考えていると
「こんなところで何をしているのですか とミサカは偶然の出会いに喜びつつあなたに尋ねます」
レベル5の電撃使いと同じ顔で頭にゴーグルをつけた少女が傘を差してたっていた
「御坂妹?」
「はい。それでどうしたのですかとミサカは再び尋ねます」
「いやそれが傘持ってくるの忘れちゃって」
と事情を話すと
「それなら一緒に帰りませんかとミサカはお姉様や他のシスターズに差を付けるチャンスだと不敵な笑みを浮かべつつ提案します」
「本当か!助かったぜ」
かくして御坂妹と上条は一緒に帰ることになった
「不幸中の幸い…って
少しくっつき過ぎじゃないか?」
御坂妹は上条を傘に入れるなり腕を絡めてきたのだ
「なるべく小さくなった方が雨に濡れません、とミサカは自らの正当性を強く主張します」
確かに一つの傘に入るのだから濡れないようにするならば体が近くなるのはしょうがない
「いや、それはそうだけど‥」
「そんなにミサカと腕を組むのはいやですか?とミサカは目に涙を浮かべながら上目遣いで尋ねます」
(うっ!それは反則だろう…)
見事にツボを突かれてしまった上条さんである
「べ、別に嫌じゃないけどさ
その、む、胸が…」
「当ててるんですとミサカはさらに押しつけながら強気な発言をしてみます」
(なっ‥!なんですとー!)
結局そのまま顔を真っ赤にしながら家まで帰ったのであるが
2人の様子を大勢の知り合いに見られていて翌日大騒ぎになったのは言うまでもない

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