とある魔術の禁書目録0
第一章 突然の訪来者 change one's school.
230万人の学生を抱える超能力開発機関『学園都市』。開発の遅れてる東京の西地区を丸ごと買い取り、
そこに超能力開発機関の『街』をつくった。
その街に集められるのはほとんどが学生のため、『学園都市』はいろいろな学校が集まった『学校の街』である。
学園都市に通う学生達は、みんな血管に直接クスリを注入して耳の穴から脳に直接電極を刺せば、超能力者のなる。
かといって、誰もが超能力者になれるとは限らない。超能力に目覚めた者は、それぞれレベル1〜5までに判別される。
そして超能力に目覚めなかった者は、全員が無能力者《レベル0》という烙印が捺されてしまう。
そして今、学園都市に通う、一人の無能力者《レベル0》が、
「不幸だあああああァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
そこに超能力開発機関の『街』をつくった。
その街に集められるのはほとんどが学生のため、『学園都市』はいろいろな学校が集まった『学校の街』である。
学園都市に通う学生達は、みんな血管に直接クスリを注入して耳の穴から脳に直接電極を刺せば、超能力者のなる。
かといって、誰もが超能力者になれるとは限らない。超能力に目覚めた者は、それぞれレベル1〜5までに判別される。
そして超能力に目覚めなかった者は、全員が無能力者《レベル0》という烙印が捺されてしまう。
そして今、学園都市に通う、一人の無能力者《レベル0》が、
「不幸だあああああァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
- 走っていた。
「チクショーーーーッ!!久しぶりに目覚ましセットしたってのに、どこも問題ないハズなのになんで目覚まし作動しないんですかーーーーッ!!
しかも追い討ちかのようにインデックスがなんか寝ぼけて俺をなんか食い物だと思って頭に噛み付いてきたし上条さんはもう頭も心もボロボロになってしまいますよーーーーーーーーーッ!!!!!!!
もう一度言うぞ、ふーーーーーーーこーーーーーーーーうーーーーーーーーーだーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
走りながら叫んでいる少年、上条当麻はいくつかの不幸が重なって学校を遅刻している。
上条当麻は無能力者《レベル0》、しかし、彼の右手には、それが異能の力ならば、神様の奇跡さえ問答無用で打ち消す力、幻想殺し《イマジンブレイカー》が宿ってる。
彼は、その力をもってして、ありとあらゆる脅威をその右手を使って『殺し』てきた。
しかし、それは、同時に神のご加護や運命の赤い糸などという幸の力さえも『殺し』てしまう。そのため彼は、いつも不幸に見舞われる。
ハァハァ、と息をきらしながら走っている上条は、やっとのことで上条の通う高校に着いた。
上条は階段を上り、急いで自分のクラスに入った。
「ハァ、ハァ、フーーー、間に合ったーーーー」
すると、青髪ピアスと土御門元春が上条の下にやってきた。
「カミやん、遅刻ギリギリやったなーーーーー、もっとゆっくりきてもよかったんやでーーーー(怒)」
「は?お前、何怒ってるわけ?土御門、コイツどうした、の・・・・・・?」
「カミやーん、いつもなら完全遅刻してくるカミやんが、なーんで今日に限ってギリギリセーフなんだにゃーーー。
そのあたりのとこ、このやさしー土御門元春さんに教えてほしいんだにゃーーーー(怒)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!二人からドス黒いオーラがゾワゾワと発している。
上条は理不尽な不幸を感じたのか、とっさに右手でドス黒いオーラを消そうと思い、青髪ピアス、土御門元春の順にオーラを打ち消した。
「な、なんや、急にどうでもよくなったんや」
「くっ、カミやん、やるにゃーーーーー、次は負けないぜよ」
「一体全体何なんだよ?俺が何したってんだよ!誰かこの上条さんに説明プリーズ!」
とんとん、と誰かに肩をたたかれた。振り返ってみると、そこには姫神秋沙が上条の後ろに立っていた。
「上条くん、君、間に合ったんだね」
「?、あ、あぁ」
「そう、じゃあ、私の勝ちだね」
そういうと、姫神は教卓のとこで談話している青髪ピアス、土御門元春のとこへいった。
「賭けは、私の、勝ちだね」
「賭け?」
上条は首を斜めにたおし、わけのわからない顔をした。
「あちゃー、負けやねん、負け。この出費はイタイワー」
「にゃー、次は負けないぜよー」
二人はそれぞれ、2000円を、合計4000円を姫神に渡した。
「上条当麻、貴様遅いわよ!!」
「今ごろっ!?」
そこに、いつ見ても不機嫌な表情をした、吹寄制理があらわれた。
「あぁ、姫神さんが勝ったのね」
「吹寄さん、何か知っていらっしゃるのですか?」
「・・・・なんでここで敬語になるわけ?」
吹寄はやや引き気味の表情をした。
「姫神さんとあのバカ二人、貴様が今日遅刻する遅刻しないって賭けをしてたのよ」
「・・・・・・・、は?」
上条はそのまま3人(バカ二人)の方を見た。次は5000円で勝負だにゃー、とか、男に二言はないやな?とか聞こえた。
その言葉で、上条の怒りはピークに達した。
「お・ま・え・ら〜〜〜〜〜、何人を使って賭けなんて真似事してるんだーーーー!!!」
上条の右手が、バカ二人に炸裂した。
「イタァーーーーーーーッ!!!×2」
二人の叫びが重なった。
しかも追い討ちかのようにインデックスがなんか寝ぼけて俺をなんか食い物だと思って頭に噛み付いてきたし上条さんはもう頭も心もボロボロになってしまいますよーーーーーーーーーッ!!!!!!!
もう一度言うぞ、ふーーーーーーーこーーーーーーーーうーーーーーーーーーだーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
走りながら叫んでいる少年、上条当麻はいくつかの不幸が重なって学校を遅刻している。
上条当麻は無能力者《レベル0》、しかし、彼の右手には、それが異能の力ならば、神様の奇跡さえ問答無用で打ち消す力、幻想殺し《イマジンブレイカー》が宿ってる。
彼は、その力をもってして、ありとあらゆる脅威をその右手を使って『殺し』てきた。
しかし、それは、同時に神のご加護や運命の赤い糸などという幸の力さえも『殺し』てしまう。そのため彼は、いつも不幸に見舞われる。
ハァハァ、と息をきらしながら走っている上条は、やっとのことで上条の通う高校に着いた。
上条は階段を上り、急いで自分のクラスに入った。
「ハァ、ハァ、フーーー、間に合ったーーーー」
すると、青髪ピアスと土御門元春が上条の下にやってきた。
「カミやん、遅刻ギリギリやったなーーーーー、もっとゆっくりきてもよかったんやでーーーー(怒)」
「は?お前、何怒ってるわけ?土御門、コイツどうした、の・・・・・・?」
「カミやーん、いつもなら完全遅刻してくるカミやんが、なーんで今日に限ってギリギリセーフなんだにゃーーー。
そのあたりのとこ、このやさしー土御門元春さんに教えてほしいんだにゃーーーー(怒)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!二人からドス黒いオーラがゾワゾワと発している。
上条は理不尽な不幸を感じたのか、とっさに右手でドス黒いオーラを消そうと思い、青髪ピアス、土御門元春の順にオーラを打ち消した。
「な、なんや、急にどうでもよくなったんや」
「くっ、カミやん、やるにゃーーーーー、次は負けないぜよ」
「一体全体何なんだよ?俺が何したってんだよ!誰かこの上条さんに説明プリーズ!」
とんとん、と誰かに肩をたたかれた。振り返ってみると、そこには姫神秋沙が上条の後ろに立っていた。
「上条くん、君、間に合ったんだね」
「?、あ、あぁ」
「そう、じゃあ、私の勝ちだね」
そういうと、姫神は教卓のとこで談話している青髪ピアス、土御門元春のとこへいった。
「賭けは、私の、勝ちだね」
「賭け?」
上条は首を斜めにたおし、わけのわからない顔をした。
「あちゃー、負けやねん、負け。この出費はイタイワー」
「にゃー、次は負けないぜよー」
二人はそれぞれ、2000円を、合計4000円を姫神に渡した。
「上条当麻、貴様遅いわよ!!」
「今ごろっ!?」
そこに、いつ見ても不機嫌な表情をした、吹寄制理があらわれた。
「あぁ、姫神さんが勝ったのね」
「吹寄さん、何か知っていらっしゃるのですか?」
「・・・・なんでここで敬語になるわけ?」
吹寄はやや引き気味の表情をした。
「姫神さんとあのバカ二人、貴様が今日遅刻する遅刻しないって賭けをしてたのよ」
「・・・・・・・、は?」
上条はそのまま3人(バカ二人)の方を見た。次は5000円で勝負だにゃー、とか、男に二言はないやな?とか聞こえた。
その言葉で、上条の怒りはピークに達した。
「お・ま・え・ら〜〜〜〜〜、何人を使って賭けなんて真似事してるんだーーーー!!!」
上条の右手が、バカ二人に炸裂した。
「イタァーーーーーーーッ!!!×2」
二人の叫びが重なった。