上条当麻は隣を見てため息をついた。
こんな小さい女の子と、同棲?
こんな小さい女の子と、同棲?
(まずいよなー…)
「あ」
インデックスが前を見て短く言った。
「とうま、ネ—」
「だめ」
「ま、まだ何も言ってないんだよ!」
「飼うのはダメ」
インデックスが前を見て短く言った。
「とうま、ネ—」
「だめ」
「ま、まだ何も言ってないんだよ!」
「飼うのはダメ」
しょぼんとインデックスが肩を落とした。
そしてペタリと地面に座り込み、のの字を書き始めた。
そしてペタリと地面に座り込み、のの字を書き始めた。
「…だって…昼……とうま、いなくて…さみしいし…」
(……)
「……一人って…さびしいんだよ…やなこととか…思い出しちゃうし…」
(………)
「だから…だから…」
「ああもう分かったよ!いいよ飼っていいから!」
「本当!?」
インデックスが顔をぱあっと光らせていった。
そして、猫を抱きあげる。
「ああもう分かったよ!いいよ飼っていいから!」
「本当!?」
インデックスが顔をぱあっと光らせていった。
そして、猫を抱きあげる。
「スフィンクス、よかったね」
「いやまてそれ日本産の三毛猫につける名前じゃねーよ!」
「…む?」
「どうした、インデックス?」
「属性は土、色彩は緑。
この式は…地を媒介に魔力を通し、意識の介入によって…」
「どうしたんだ?」
「どうした、インデックス?」
「属性は土、色彩は緑。
この式は…地を媒介に魔力を通し、意識の介入によって…」
「どうしたんだ?」
インデックスはルーン?と呟いて、とうまを見た。
「とうま、この近くで魔術が練られてる…!」
インデックスが当麻の腕につかまった。驚いてるとうまを気にもしない。
彼女は怖かったのだ、とうまを失ったら?
彼女は怖かったのだ、とうまを失ったら?
調べたいけど、何より残して行って、何かあったら?
しばらくそうしていて、帰ろうぜと声がかけられた。
「う、うん…」
「久しぶりだね、上条当麻」