とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 3-848

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匿名ユーザー

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上条当麻は隣を見てため息をついた。
こんな小さい女の子と、同棲?

(まずいよなー…)

「あ」
インデックスが前を見て短く言った。
「とうま、ネ—」
「だめ」
「ま、まだ何も言ってないんだよ!」
「飼うのはダメ」

しょぼんとインデックスが肩を落とした。
そしてペタリと地面に座り込み、のの字を書き始めた。

「…だって…昼……とうま、いなくて…さみしいし…」

(……)

「……一人って…さびしいんだよ…やなこととか…思い出しちゃうし…」

(………)

「だから…だから…」
「ああもう分かったよ!いいよ飼っていいから!」
「本当!?」
インデックスが顔をぱあっと光らせていった。
そして、猫を抱きあげる。

「スフィンクス、よかったね」

「いやまてそれ日本産の三毛猫につける名前じゃねーよ!」


「…む?」
「どうした、インデックス?」
「属性は土、色彩は緑。
この式は…地を媒介に魔力を通し、意識の介入によって…」
「どうしたんだ?」

インデックスはルーン?と呟いて、とうまを見た。

「とうま、この近くで魔術が練られてる…!」

インデックスが当麻の腕につかまった。驚いてるとうまを気にもしない。
彼女は怖かったのだ、とうまを失ったら?

調べたいけど、何より残して行って、何かあったら?

しばらくそうしていて、帰ろうぜと声がかけられた。

「う、うん…」

「久しぶりだね、上条当麻」


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