とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 3-895

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匿名ユーザー

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ばれない様、気をつけてついてきていたインデックスは今の話を聞き。
…自分が追い詰めた?

——ふっと誰かを探すように——
…とうまを傷つけたかも…。


——あの子といる資格があるのかな
…ちがう。私がとうまと居たかったの。

とうま、ごめん。でも、とうまはとうまだよ?

記憶があってもなくてもとうまは変わらないんだよ…?

今のとうまも、昔のとうまも同じとうまだよ。
だから、お願い。

どうか、私の前から消えないで。

「さあ、無駄話はここまでだ。行くぞ」

はっと気付くと、言わなくちゃならない事はもう伝えた様子の魔術師が、
とうまと一緒に三沢塾に入って行くところだった。

「む…?これは…マナが…消えている?」
三沢塾前に立ってそれを見据えたインデックスが首をかしげた。
世界にある、力——それが目の前のビルに存在しない。
これでは『魔塔』だ。

「外敵から身を守るための結界でなく、内に入り込んだ敵を逃さないための殺界。
 ——むむ、モデルケースはエジプトのピラミッドっぽいんだよ…」
彼女は自動ドアから中へとはいった。

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